プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

私の父親は75歳で、すでに数年前に母は亡くなっていて、自宅に一人で暮らしています。
私(息子)は隣町に住んでおります。

昨年くらいから、父の耳が聞こえなくなってきました。
この為、私も心配になり週に1度くらいは様子を見にいくのですが、以前より悪化してると感じています。来客に気づかない事も多くなり、テレビの音量をいつも大きくしています。
先月障害者手帳の交付を受け、補聴器の手配をしたのですが、本人はしたがりません。

また、最近では父の自宅を訪れた業者さんなどから「何度チャイムならしても出ない」と連絡が来たりしています。父にそのことを問い詰めても「先週来たよ」といい加減な事をいいます。
耳が聞こえないというだけでなく、会話も成り立っていない時もあります。

先日は、父の自宅に行ったとき、ガスコンロのスイッチが半分空いていました。ガスは出ていなかったのですが、コンロの警報が鳴り続けていました。また、ガスの元栓も何回言っても閉めません。

こういう状態なのですが、わたしも家族で仕事をしてることもあり、いっしょに暮らすこともできませんし、休んだり頻繁に様子を見に行くこともできません。
なにかいい方法はないかと考えています。

とりあえずは「来客を知らせるもの」がほしいということと、自治体などで自宅に訪問してもらい、安否の確認や火の元のチェックなどをしてもらえるサービスはないか知りたいのです。
こういったサービスはあるものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

身体障害者手帳(聴覚障害)は何級でしょうか?


聴覚障害者単身世帯の場合、来客を光の点滅や振動で知らせる装置を「日常生活用具の給付」というしくみ(補装具というしくみで補聴器の給付を受けられますが、それと一体になるしくみです)で受けられるのですが、身体障害者手帳が2級以上でなければならないのです。

しくみの根拠
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/yogu/se …

給付される品目の例
http://www.kokoroweb.org/a-center/kyufu.html

例:アラートマスター(聴覚障害者用屋内信号装置)
http://www.hocyouki.com/freepage_9_1.html
http://hochokiten.com/tag/%E6%97%A5%E5%B8%B8%E7% …

自治体によっては緊急通報システムを貸与している所もあり、発信器のボタンを押すと、役所(障害福祉や高齢者福祉の担当課)や消防署(救急、火災)につながるシステムが構築されている所もあります。
これは確認なさいましたか?
あるいは、役所から説明を受けましたか?

一方、訪問サービスですが、これは自治体ごとにかなり差異があります。
サービスそのものは持っている自治体が多いのですが、内容や対象範囲がまちまちなので、ご面倒でも、直接、自治体にお聞きになるしかありません。
自治体で障害福祉ガイドブックを頒布していますし、窓口でお願いしていただければ入手できると思いますから、ぜひ入手なさってみて下さい。
たいてい、そのガイドブックに諸制度が細かく記されています。
その他、場合によっては、高齢者福祉または障害者福祉によるヘルパーさんの派遣をお願いできないか、役所の窓口で尋ねてみても良いと思います。

さらには、近隣の民生委員さんから定期的に訪問していただけるようにするなど、そちらからいろいろと制度を調べていただいて、積極的に利用なさっていただくと良いのではないでしょうか。
また、東日本大震災を契機に、登録制で障害者の暮らしを定期的に見守ったり、緊急避難時に声掛けをしたりするサービスを整え始めた自治体もあります。

正直申し上げて、そちらがどんなに困っていても、自分から調べた上で申し出ていただかないと、行政としては動くことができません。ひとりひとりのニーズが異なるからです。
逆に言えば、知らないままでいると、利用できるはずのサービスからどんどん取り残されてしまうことにもなりかねませんし、時には生命の危険にさえつながりかねません。
以上のようなことを踏まえていただいた上で、もう1度、じっくりと役所に相談なさってみると良いかと思います。

高齢者の難聴は、音声そのものの聴こえの能力が落ちること以上に、言葉の聴き取り能力ががくっと落ちるのが特徴です。
あたかも外国語を耳にしているようで、何を自分に向かって言われているのかを理解できません。
そのことによって誤解を招く場合も多くなりますし、また、本人の孤独も増します。
かといって、補聴器が適合しない場合も多く、これも高齢者の難聴の特徴です。音そのものを大きくしても、言葉を聴き取る能力の向上につながらないためです。
かえって聴きづらくなる(言葉が、大きくなった音声にうずもれてしまって、余計に聴き取りづらくなります)ため、補聴器の装着をいやがる例が少なくありません。
このような特性も頭に入れていただいた上で、ご本人のお気持ちも十分にくみ取りながら、できるだけ負担の少ない生活に結び付けてゆけるといいですね。
 
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