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とりあえず残業をなくす方法を一つ提案します。
今の日本では
頑張った奴=残業した奴
という評価が多いと思います。
これを逆にします。
頑張った奴=残業してない奴
残業代はボーナスから引くとか、残業しなかった人にはボーナスアップとか、ノー残業手当をつけるとか。
サービス残業は禁止します。
仕事の持ち帰りはもちろん禁止です。(持ち出し厳禁の就業規則)
ま、こんな簡単な事は誰かが思いついていてもおかしくないと思いますが、世論では「無能な奴が残業して多くお金を貰うのが不平等だ」となります。
また、だらだら仕事を引き延ばして残業するということがなくなる上記のような方法を使えば、残業代が大幅にカットできます。

本題です。
何故残業はなくならないのでしょうか?
経営者にとって何かメリットがあると思うのですが想像できません。
よろしくお願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

こんにちは.



残業そのものが悪なのか,それとも良い残業と悪い残業があるのか,考える必要があると思いますよ.

残業本来の意味は「頑張らなきゃいけないときに頑張る」「工数の需要季節変動に柔軟に対処する」程度の
意味だと思います.

Case1. 予想外事象への対処
ソフトウェア開発会社勤務のA君.担当開発案件で当初予想しなかったデバッグ作業が
発生しそうだ.スケジュールを立て直してみると自分一人で毎日2時間,2週間の残業を
頑張れば当初の納期に間に合うはず.助っ人を頼むと状況説明やプログラムの説明で
むしろ時間を取られそうだ.
「部長!この期間は残業しますね.もちろん残業代はきっちり頂きますが(笑)」

Case2. 閑散期・繁忙期への対処
自治体の行政書類の処理を外注処理する会社勤務のBさん.
1~3月期は年度末なので多数の業務受注がある.
しかし,特殊な資格が必要と言うこともあり,季節によって派遣さんを入れることも難しい.
繁忙期の工数に合わせて正社員を増やすと費用がかかる.
(年収500万の人を維持するには,年換算約1千万の費用がかかるそうです.
保険・什器・光熱費・福祉費,それに一人前になるまでにかかった教育費用も含めるのかな?
それを考えるとBさんに残業代+200万支払った方がよい)
「忙しい時期は残業しなければ間に合わないこともあります.
それ以外だと早く帰れたりするんですけどね」


ただ,経営者としては,同じ工数が必要なとき,可能なら2人にやらせるより1人にやらせた方が
大体の場合得になるので(先に述べた維持費の問題),なるべく1人で間に合わせようとする傾向が
あります.度が過ぎるとブラック企業と呼ばれるものになるでしょう.

また,残業代が支払われない,いわゆるサービス残業はまた別の問題と考えます.

また,残業を評価するのに「時間」という軸しかないのも問題かもしれません.
本来は必要な仕事をこなすのに余分な力を使ったからそれに対する報酬を支払うのが筋なのですが,
目に見えて測れる単位が時間しかありません.なので,時計を見ながらぼけっとしている人にも
報酬が支払われてしまうのです.成果報酬制は日本にはなかなか根付かないのが悩ましいですね.

特に時間が読めない研究開発・デザイン系などは年棒制・裁量労働制(能力・成果に応じてあ
らかじめ年収を決めておく.少し残業しても,逆に1日6時間しか働かなくても成果が出ている限りは
(あらかじめ決めた残業代を含めた)報酬が支払われる)などがあります.

その他,企業として派遣制度が使いづらくなったのもポイントですね.


労働者としても,がーっと一気にやれるときに仕事を片づけたい場合も
あると思います.その辺りまで制度で縛るのは難しいと思います.
まあ,結局はバランスの問題だと思うのですがね.
この辺りは「ワークライフバランス」といった議論もされています.
http://wwwa.cao.go.jp/wlb/index.html


以上,参考になりましたら幸いです.
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>(年収500万の人を維持するには,年換算約1千万の費用がかかるそうです.
げー!まじですか。
じゃあ残業代を1.25倍ではなく、2倍ぐらいにしないと経営者は人数減らして残業させたくなっちゃいますね。
自分もケース1、ケース2のような残業ならばしょうがないと思います。
でも、「毎日残業して当たり前!」って風潮なのがおかしいなぁと思っています。

お礼日時:2012/04/28 11:36

いろいろな方からの回答があるようですが、残業するしないは本人の意志の問題だと思います(組織として残業させる命令がある場合を除き)。



参考になりそうな 或る方のコラムを紹介します。
インターネットで“佐々木常夫”さん 若しくは、“ワークライフバランス(or ワークライフマネージメント)”と入力すると、この方のHPにあるコラムを検索することができます。

勤め人としてだけでなく社会人としての有り様が述べられており、質問(残業...)についても述べられていますので 一読されると良いと思います。

参考URL:http://sasakitsuneo.jp/column2/2009/04/post-15.h …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
リンク先読ませていただきました。
>1つ目の理由は「私は課長として今、君がしている仕事は重要だと思っていないのでやめて帰りなさい」で終る問題であり、この点については部下の自主性などに任せず、管理職は毅然としてその権限を行使しなくてはならない。
これが結構あるとすると、仕事の指示の仕方に問題があるんでしょう。

2つ目は予想通りでした。
3つ目の人、結構いるんですかね。可哀想だと思いました。

お礼日時:2012/05/07 11:37

残業がなくならない理由の本題から脱線してますが、不良基板は手分けして修理する職場です。



有能か無能かは修理能力の違いと思ってください。
常に向上心を持った有能な社員は新しい回路も素早く勉強しますが、向上心のない社員は勉強を怠るので能力の差がますます開きます。

その差は考課によって能力給の差になり昇進にも影響しますし人事異動を行い他の職場に配置転換することで戦力のバランスを図る場合があります。

なお、量産品ラインではリペア専門の社員が定時間内に修理業務を行いますが、それでも修理業務が残ってしまった場合には残業で処理することになります。

誰も、意図的に仕事を残して残業をしたいと思ってるのではありません。
人材不足だから残業が避けられないのです。

人材不足は社員の雇用で解決しますが、既に回答した通りに人件費が嵩む理由で経営側には聞き入れてもらえないのが現状です。

従って、残業がなくならない理由は人件費節約という経営側の考えに行き着くことになります。

ここまで説明しても理解出来ないのでしょうか?
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この回答へのお礼

>ちなみに、無能な奴が残業をするというのは認識不足です。
この部分が分からなかったんです。
残業の原因を手分けして片付ける職場であれば、認識不足といわれても仕方が無いのかな?と思いました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/05/01 20:07

イイエ、基板の動作試験を定時間内に行い、異常がある基板を残業で修理する仕事です。



基板ごとの交換で済むなら誰も苦労はしません。

多層基板のパターン断線などは回路動作を充分に理解してないと突き止められません。

そして、基板の種類も多いですから修理内容も多様です。

ですから、その日によって残業時間は変動しますが、動作不良原因の究明に時間を費やしそうな基板については、修理を後回しにする場合もあります。

あくまでも、製造メーカーですから不良基板を溜める訳にはいかないのが辛いところです。

この回答への補足

ありがとうございます。
>イイエ、基板の動作試験を定時間内に行い、異常がある基板を残業で修理する仕事です。
このシステムは残業をすることが前提ですから、どう頑張っても絶対に残業がなくなる事はありませんね。

で、話がずれまくって意味が分からないのですが、
>経営者の立場になったとしたら、どちらの者に残業をして欲しいと思いますか?
の解であろう「経営者は優秀な人に多く残業して欲しい」が、あなたの会社の残業の方式で成立するとは思えないのですが。
結局「不良基板はみんなで修理しましょう」って方式なんですかね?(残業時間:有能=無能)
それとも、無能な奴は修理せずに帰り、有能な人がすべて修理するんですか?(残業時間:無能=0)

自分で検査した基板は自分で修理するのなら、無能な奴の方が残業時間長くなります。

補足日時:2012/05/01 16:58
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ANo5です。



世間の仕事内容は多様ですよ。

私は、電子機器関係の動作試験業務に長年携わってましたが、正常な動作をしない機器の原因究明及び修理をする際に機器の電子回路を充分に理解してる者は異常箇所を10分間ぐらいで突き止めてしまいますが、充分に理解してない者は異常箇所の発見に無駄なチェックを重ねるので30分ぐらいの所要時間を費やすのです。

有能な者は1時間に5~6台を修理するのに、無能な者は1時間に2~3台しか修理が出来ないのです。

経営者の立場になったとしたら、どちらの者に残業をして欲しいと思いますか?

なお、無能な者も努力して必死で原因究明をしてることは言うまでもありませんが、仕事に対するセンス(感性)がない者は伸びないですね。
勿論、電子回路の知識がない者は丸1日掛けても異常箇所の原因究明は出来ないでしょうから、無能社員と決め付けるのは可哀想ですが、プロの世界は厳しいです。

この回答への補足

>経営者の立場になったとしたら、どちらの者に残業をして欲しいと思いますか?
有能な方ですよね。それは分かります。
多分、あなたの会社の仕事のやり方が「今日の仕事は120台、4人で手分けしてやりましょう」という感じなのでは無いでしょうか?
「今日の仕事は1人30台だよ。4人とも頑張って」の8時間労働だとします。
有能な人は4台/hですから残業せずに帰れます。無能な人は3台/hですから2時間残業します。

関係ないですが、1時間に5~6台って事は基板ごと交換するんですね。うらやましいです。
自分も電子回路の設計してますが、直せない物があると時々修理が回ってきたり相談されたりします。
普段から修理してる人達は経験則で修理するんですよね。だから見たことの無い壊れ方だと見当違いな対処してますね。
そのかわり、知ってる故障の場合は早いです。
だから、故障の時の症状と修理方法をデータベース化すれば、殆どが(基本的な技術があれば)誰でも修理出来るんじゃないかと思っています。

補足日時:2012/05/01 10:57
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 残念ながら、難しいと思いますよ。



 クライアント(取引先)は残業をしてるので、定時以降に連絡が来たり、作業を要求したりしてくるのです。ウチの営業は終了しましたので…と言えば、遅くまで営業してる会社に仕事をとられてしまいます。

 仕事がキレイに1本ずつ入って、継ぎ目なく次の2本目が…というタイプの仕事なら良いですが、2本重なったり、1本目の仕事にトラブルがあって延びてしまって、次の仕事とカブったりなど、どうしても定時就業ではこなせない分量が出てきてしまいます。

 その穴埋めは管理職が行う事が多いのですが、上司が残業してると部下は帰りにくいものです。

 天下のサムソンですら、上司が帰らないと部下は帰れないという噂(クーリエジャポン)なので、業績の上がらない日本の中小企業は帰れる空気ではないと思います。

 大手になると、上から残業カットの指示が降りるので、今月は残業60時間以内とか、強制的に有給消化とかあるみたいですよ。
 (知り合いがそうでした。仕事が終わらないので迷惑とか言ってましたが…)

 ------------
 いきつく所は、独立採算しかないと思います。
 社内ベンチャーで各部署を会社にしてしまえば、その部署が何やっても良いワケですし(実際、そうしてる所もあります。うまくいかないケースも多いですが)。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
> クライアント(取引先)は残業をしてるので、定時以降に連絡が来たり、作業を要求したりしてくるのです。ウチの営業は終了しましたので…と言えば、遅くまで営業してる会社に仕事をとられてしまいます。
これを言い出すと極端な話ですと年中無休24時間営業の会社しか生き残れないことになりますね。
まぁ、それならそれで3交代制でやればいいのですから、残業はなくなりますね。
つまり、これは残業をさせるための理由であって、残業がなくならない理由では無いような気がします。

> 天下のサムソンですら、上司が帰らないと部下は帰れないという噂(クーリエジャポン)なので、業績の上がらない日本の中小企業は帰れる空気ではないと思います。
これはありますね。
自分はそれをやめました。
いったいどこで「上司より先に帰ってはならない」という掟を教わったんですかね。
みんな自然とやっちゃうんですよね。
これをなくせば、残業は減るかもしれませんね。

> (知り合いがそうでした。仕事が終わらないので迷惑とか言ってましたが…)
自分はこのような考えっておかしいと思うんですよね。
歯科で予約時間5分前に行ったのに、1時間待たされて治療が始まる感じです。
仕事を詰め込みすぎて正常に回らない状態(残業)になっているのですから、本当は何か対策する必要があると思います。

お礼日時:2012/05/01 09:50

>何故残業はなくならないのでしょうか?



日本の法律がぬるいから。

サービス残業がはびこるし

経営者がアホだから

無駄な労力が発生し

労働者がいいなりだから、

それらの実態が常態になってます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>日本の法律がぬるいから。
他の方の回答を見てそう思いました。
ぬるすぎですね。

お礼日時:2012/04/28 11:54

残業がなくならない大きな理由は最小限の人員で最大限の仕事をさせたい経営者側の思惑があるからです。



私が30歳代の頃は毎月100時間以上の残業が当たり前でしたから、人員を増やして欲しいと上司に相談しましたが、上司曰く「人件費削減のため理解してくれ」でした。

人員を増やすと1人あたり月50万円程度の人件費増になります。
この中には、給料だけでなく賞与や退職金などに充てる分が含まれますから、月給が50万円という訳ではありません。

しかし、人員不足分を残業手当を出してでも補えば50万円の人件費(残業手当)までは掛かりません。

すなわち、企業の方針を理解して残業に協力してくれる社員の方が考課査定は良いです。

なお、派遣社員でも出来る職場については、派遣会社に1人あたり月30万円程度で派遣社員を派遣してもらう場合がありますが、専門知識が必要で派遣社員では難しい職場については社員に残業で欠員補充分を頑張ってもらいたいのが企業の人件費削減方針です。

ちなみに、無能な奴が残業をするというのは認識不足です。
企業としては、無能な奴は定時でサッサと退社して欲しく「仕事の出来る有能な社員に残業して欲しい」のが本音です。

有能な社員は無能な社員より仕事の出来栄えや能率が優れてますから、4時間や5時間程度の残業で無能社員の1日分の仕事をするからです。

これ等は、経営者側の立場になってみれば簡単に理解出来ることです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>しかし、人員不足分を残業手当を出してでも補えば50万円の人件費(残業手当)までは掛かりません。
これなんですね。
てっきり残業させた方が1.25倍位余分にかかるのかと思ってました。

>ちなみに、無能な奴が残業をするというのは認識不足です。
>企業としては、無能な奴は定時でサッサと退社して欲しく「仕事の出来る有能な社員に残業して欲しい」のが本音です。
「有能な社員に残業して欲しい」というのは理解できますが、無能な奴が残業するのは認識不足なんですか?
よく理解できません。
漢字テストをやったとします。制限時間1時間です。(辞書を使ってもOK)
優秀な奴は知っている漢字ばかりだったので、何も調べずに30分でテストを終わらせました。
無能な奴は一問ずつ辞書を調べた為、2時間かかってテストを終わらせました。(残業1時間)
結果はどちらも100点でした。これが仕事だとすると同じ仕事をしたのに無能な奴が1時間の残業をする事になると思うのですが。

お礼日時:2012/04/28 11:52

サービス残業のため残業が減らないという意見がるようですが、すべての会社でそうとは言えません。


少なくとも私がこれまで経験した会社の過半数はサービス残業はありませんでした。今いる会社でもそうです。

残業が減らないのは、日本人の集団意識(自分だけ早く帰れない)とか、管理職がきちんと管理をしていないとか、確かに遅くまでいるものががんばっていると誤解する上司がいるとか、いろいろ事情があります。

ところが殆どの会社ででは残業を減らそうかというと猛烈な抵抗があります。最大の理由は収入の減少です。
残業は多いといやだけれどもそこそこにないと困ると言うのが社員の本音のように思います。
こういうことが複合的に絡んで、残業がなくならないのだと思っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
>残業は多いといやだけれどもそこそこにないと困ると言うのが社員の本音のように思います。
質問で提案した方法でこれも解決できると思います。

日本人の集団意識も”残業したら評価が下がる”という会社の方針のならば、積極的に定時帰宅しそうな気がするんです。
結局今の習慣に慣れてしまった人達の考え方を変えるのは難しいんでしょうね。

お礼日時:2012/04/28 11:28

やっぱり人件費の削減ですよね。


新しく1人雇うなら、みんなで分担して片付けた方が安い。
ちなみに新しく1人雇うと、その人に仕事を教える仕事が増えるます。


その結果、ひとりあたりで捌ける仕事量がガン増えるんですけど。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
残業は1.25倍なのに人件費が削減できるんですか。
なんだかおかしいですね。

お礼日時:2012/04/28 11:18

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