日本のTPP参加について

最近、日本がTPPに参加するのかどうか話題ですが、
ネットで調べると、日本が参加したら
アメリカに占領されるとか、売国行為とか、
日本が地獄絵図となるなどと検索結果でますが、

よってTPP反対派の気持ちはわかりますが、
貿易業界の方以外の方でも、賛成派がいますが、
なぜ賛成の意見になるのでしょうか？

売国行為とわかっていて、賛成してるのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： mekuriya 回答日時： 2012/05/07 14:43

>売国行為とわかっていて、賛成してるのでしょうか？

はい、その通りです。というより日本を滅ぼす為に彼らは、TPPに賛成しています。考えてみてください。輸入農産物にかける関税を廃止したいのなら、TPPなどに関係なく、勝手に廃止すれば良いだけの話です。関税自主権は日本にあります。ところが彼らは、TPPが俎上に上がるまで、これまで一度たりともそんな問題提起をしたことが無いのです。このこと一つとっても彼らの主張が詭弁の塊であり、とってつけたような詐術で国民を騙そうとしているのは明白です。

彼らの主張は余りにも子供だましでバカバカしくて話にならない。

「TPPに参加しないとバスに乗り遅れるぞ」と馬鹿げた文句で脅迫します。

馬鹿言っちゃいけない。戦前、日本は国際連盟に当初から参加して常任理事国にもなりましたが、結局孤立して戦争に至りました。逆に国際連盟に加盟しなかったアメリカが覇権を握った。
戦後しばらく日本も中華人民共和国も国連に加盟できなかった。その日本と中華人民共和国が世界第２位、第３位の経済大国になっています。

TPPの原加盟国はシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランドの4カ国です。世界でも何でもありゃしない。日本の輸出相手国の上位5カ国は、中国、アメリカ、韓国、台湾、香港です。ここ１０年ばかり、順位の変動はあっても顔ぶれは全く変わりません。

彼らが具体的な国名を挙げたことが一度でもありましたか？彼らが具体的な輸出品目、具体的な輸出金額に言及したことが一度でもありましたか？

彼らの弁は「TPPに参加しないとバスに乗り遅れるぞ」といった観念的な机上の空論ばかりです。

この回答へのお礼

そうですね
関税の撤廃目的なら、TPPでやる必要ありませんね
Tppの本音と建前に騙されるところでした

お礼日時：2012/05/10 03:37

No.2 回答者： at9_am 回答日時： 2012/05/08 00:11

私は一応反対派になるのかな？

でもTPP自体には賛成だったりします。

> 売国行為とわかっていて、賛成してるのでしょうか？

売国行為はTPP交渉をすることではなく、交渉の中身で売国行為をするのです。

TPPで予定されている「関税などの撤廃」は、色々な側面があります。その中には、日本に有利なものもあれば不利なものも当然あります。
不利なものだけを取り出してきて、その中の最も不利なシナリオだけを振りかざして「TPPは売国行為だ」と叫ぶのは、実に奇妙なことです。


有利な側面も当然あります。

例えば自動車などの工業製品についてですが、日本は既に関税その他の規制が全くありませんが、アメリカ等では、例えばアメリカで生産される車の部品の50％はアメリカで生産されなければならない、等という規制があります。トヨタ車でフロアマットが云々という事例が2年ほど前にありましたが、なぜフロアマットがアメリカ製だったかといえばそういう理由です。
この種の、日本にはないけれどもアメリカその他の諸外国には沢山ある規制や非関税障壁は、実はこの他にも結構沢山あります。
この他にも、有名なのはビデオデッキの日本→アメリカの「税関窓口の能力を極めて限定的にした」事例です。


また、関税自体、日本の関税収入は9000億円、輸入額はざっくり68兆円程度なので、実効的な税率は1.3％程度です。税率の単純平均でさえ4.9％で、EUよりも低いです。
因みに関税がかからない品目はアメリカよりも多かったりします。

したがって、日本としては関税を下げてもほとんど問題がないどころか、相手国はさらに下げることになるため相手国への輸出増によって充分にプラスにできる可能性があります。



問題は、日本にとってあまり望ましくない条項が存在しても、その危険性さえ全く弁えない人間が勝手に交渉を進めていく可能性がかなり強いという点です。

要するにまともに交渉すれば日本にとってプラスになるが、まともに交渉できない恐れが高いから危険極まりない、というところです。

この回答へのお礼

なるほどですね
交渉次第で、その内容次第で賛成か反対かという考えですね

お礼日時：2012/05/10 03:40