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自分を含めて、多くの人が人から見た自分を気にしますよね?どうして気になってしまうのでしょうか??とくに青年期だからとか理由もあったりするのでしょうか?
そして逆に気にならない人もいらっしゃると思います。気にする人と気にしないでいられる人の違いはそういったところにあるのでしょうか??
一般的意見、心理学的意見お願いします☆

A 回答 (3件)

こんにちは.質問者さんがNo.2さんの返答でコメントされている…



>そうすると、青年期における自己の確立が大切なんでしょうかね

この「自己の確立」は,将に青年期における重要な発達課題であると多くの心理学者(有名なところではエリクソン)が指摘しています.

基本的に人間いや,何らかの存在は「安定感」を持たずに存在することができません.人間の場合における「安定感」とは「自分とは○○だ」という自己概念が相当します(安定感が持てないと心理的障害が発生してしまいます).

自己概念は非常に大雑把に分類すると,身体的自己と社会的自己(身体的自己と心理的自己の中間)と心理的自己とに大別できます.子どもの頃は身体的自己(例,自分は××がという身体的行動ができる)に基づき安定感を持っています.児童期(小学生の時期)になると,社会的自己(例,自分は社会的には子どもという存在だ)を媒介として身体的→心理的自己へと移行するようになります.
この児童期までの身体的あるいは社会的自己に基づく自己概念は比較的,外的にわかりやすい情報に基づくために非常に安定したものです.しかし,青年期になると,それまで築き上げてきた自己概念が一旦崩壊してしまいます.何故青年期になると崩壊するかというと,いくつかの原因が考えられますが,

(1)中学生以上の青年は知的発達がピークに達してきて,非常に抽象的なことを考えることができるようになる.そのため,「心」という非常に抽象的なことにも関心を持つようになる.
(2)自己概念は身体的自己にも支えられているが,青年期は第二次性徴など身体が急激に変化してしまうため,その身体的自己,ひいては自己概念全体が大きく揺らいでしまう.

などが主要な原因としてあげられるでしょう.これらの原因により,青年期は自己概念を改めて再構築しなければなりません.このようなことから「自己の確立」は青年期における最重要課題と考えられているわけです.

一般的にはこのような自己の確立は多くの人が共通して通過しなければならないものですが,人によっては,素早く自己概念を再構築する人もいますし,その自己概念構築の際に他人からの情報を気にするかどうかという個人差がありますので,この自己確立がどの程度で完成するかなどは人によって個人差があります.

このような問題は発達心理学では「アイデンティティ論」として古くから議論されています.
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人の目を気にするのは人類共通の意識だと思いますが、横並び意識の強い日本人は特にその傾向があると思います。

日本には所属する社会の規範から外れた人を村八分にしたり、「出る杭は打たれる」の諺にもあるように一人抜きに出た人を疎ましく思う習性があります。
私自身成人するまでは自由奔放に育てられたせいか、あまり人の目を気にする事はありませんでした。自分の周りの世界が小さい「井の中の蛙」でしたので、周りも自分も大差無く感じていた為、コンプレックスを感じなかったのです。
ところが社会に出て自分の周りの世界が広がり、いろいろな立場の人との交流が増えるにしたがって、自分と他者との違いが浮き彫りになり、急にコンプレックスの塊になってしまいました。周りから浮いてしまう事を恐れ、人の目がやたらに気になってしまいました。
そして現在、私はまたコンプレックスを感じなくなりました。成人前は「周りとの差を感じなかったから」でしたが、今度はその全く逆で「周りとの違いを認めたから」です。「自分は人とは違う。皆それぞれ違う個人なんだから違いがあって当たり前」と考える様になりました。そうしたら周りの目をいうものが全く気になら無くなりました。

No.1の方が上げられた例でいうと芸能人は「他人と違う個性」と売り物にする商売なので、人との違いを恐れ人目を気にする事はないでしょう。また結婚についても自分という個人を認めている決まった配偶者の存在があるわけで、家庭が円満な内は自分の個性についても自信が持てるのではないでしょうか?

ちなみに海外では個人の社会へ対する従属性の意識が弱く、個人の信条や理性といったものを規範の中心に置く為「個人主義」が強く、「他人は他人、自分は自分」という意識が日本人より強い様です。

この回答への補足

回答ありがとうございます☆自分に自信が持てれば、人の目も気にならなくなるものでしょうか?自信とはどのような時に作られるのでしょう?そうすると、青年期における自己の確立が大切なんでしょうかね(・ω・*)

補足日時:2004/01/10 00:51
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ひとつは「慣れ」です。

他人から見られることの多い職業に就いていると(タレントなんか顕著でしょう。大企業の社長とかも)、他人からどう見られるのかなど気にならなくなりますし、または気にしていないように振舞うことが得意になります。

「立場」もあるでしょう。例えば、僕も結婚前は女性にどう見られているかが気になったりもしたものですが、さすがに結婚すると女性にどう見られようが知ったことじゃないという不感症になってきます。

もちろん持って生まれた個人の素質もあるでしょうけれど。
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