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 福島の原発。あれだけの被害を出したにも関わらず、他の原発再稼動を急ぐ政府の理由が分からないのですが。

A 回答 (25件中1~10件)

電力足りたじゃん、という人が多くいますが、エアコンをこまめに消したり、テレビを消したりと個々人が努力しましたよね?


まあそんな個人の努力程度ならこれからもやっていけばいいと思いますが、企業レベルでは、それこそ死にもの狂いで節電し、経営を支障をきたしたところも多かったはずです。
それらの努力の上に成り立つ「足りた」なのですから、この事実をもとに電力足りたというのは間違っているのではないかと思いますね。
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質問の回答はシンプル、「金」です。


金といっても発電コストではなく、政治家や電力会社に入るお金のことです

電気等公共物の料金や利益を決める「総括原価方式」というのがあり
それによると「生産に必要な固定資産の3%が利益になる」そうです。
つまり固定資産が高いほど利益を大きくできる仕組み。
そして発電施設の中でも固定資産を最大にできるのが原発です。
(発電所はもちろん、揚水発電施設や使用済み核燃料すら固定資産扱い)

電力会社視点原発依存の仕組みを維持するためには原発推進の政治家が必要。
政治家にとっても財界を支援し組織票確保するために電力会社の協力が必要。
両者が手を組むのは必然です。
原発をバンバン作り稼働させ、技術的に困難でも再処理の名目を作っておくことが
利益を生むうえで”最善”の選択肢なのです

理屈などすべて後付けです。
現に「原発がなければ絶対に電力不足になる」と言っておきながら
夏を越えた今では「安定供給のため」「核開発のため」などと理由をすり替えています。
新たな事故の可能性や将来の安全性など二の次なのです、彼らにとっては。
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 福島第一原発事故が起こった当時の管内閣は原発を全面停止するとは言っていませんでしたし、原発依存からの脱却を目指して段階的に廃炉にし、再生可能エネルギーへの転換を進めるという公約でした。



 原発全面停止を誰が決めたのか、マスコミが報道しないのが変ですし、全面停止の計画は無かったはずなのです。それが、いつの間にか全面停止になり、全面停止後も電力需給に大きな変化がないのが一般市民に理解され始め、原発が無くても電力不足にならないという認識が広がり、原発再稼動に反対する人が増えたのが再稼動反対運動が盛り上がっている真相ではないでしょうか。

 現在の電力需給は大量の石油を輸入し、貿易赤字を拡大させ、電力会社も莫大な赤字採算に陥りながらの状況ですから、このまま何十年も続けるとしたら、電力料金は相当高くなるでしょうし、原発に匹敵する代替発電施設が急に建設出来ないというお家の事情もあります。

 もっとも、原発全面依存の電力供給体制が終わったのは間違いないでしょう。福島第一原発事故の負債と補償だけでも莫大な額になりますし、経済への打撃が甚大です。

 全ての原発が再稼動したとしても、原発増設は不可能であり、原発政策の転換が原因で日本の経済成長率は大きな比率で落ち込みが続くのは間違いないでしょう。

 原発再稼動は止められずに終わるかもしれませんが、世界中の原発政策に大打撃を与えた福島第一原発事故の影響で、インドのように原発建設計画が反対運動で中断し、国全体に大規模停電が広がっている国もあります。原発依存が難しい時代になったようです。
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たくさんの方が、


「原発を再稼働しないと電力が足りなくなる」
と信じていらっしゃるようですが、
じつは再稼働しなくても電力は足りるそうです。

「大飯原発再稼働 電力需給」
と検索窓に入れて検索してみてください。
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政治家に限らず責任ある者は再稼働を考えます。



そんな事当たり前すぎて議論の余地はないでしょう。

原発の将来とか言い悪いとかエネルギー政策とか、そんな事とは全く別なことですよ。

きのうまであったものをいきなりなくしてはいけません。
最悪の場合大停電となり大事故になります死者も出るかもしれません。

無責任な人は再稼働反対とか言います。

いい悪いは別にして、日本の政策として長年あったものをいきなりなくしていいわけがありません。

原発の安全性とは別の話です
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ANo.18さんへの回答です。


 原発の異常は些細なものでもすぐに警報が鳴るようになっているのではないでしょうか。原発は多重安全思想が強いですから、危険を知らせる警報というより、異常を感知した警報では無いのですか、計器の故障など。原発内部は知らないのでこれは想像ですが、警報の回数がそく危険の回数とは言えないのではないでしょうか。
 あなたの原発反対は、原発、東電や政府への不信感と、下記のごとく、電力不足に対する知識不足と認識の甘さによるものかと存じます。

「電力を過剰に使っている都心部、夜間のイルミ街等を規制したり、一般家庭の最大アンペアも必要に応じて規制したりして、いくらでも原発抜きで対応できるはずです。それをせず、ただ徒に節電を煽ったりするだけなのは、それほど差し迫った緊急性がないのではないか、と思うわけです。いきなり原発再稼働というのは、少し乱暴すぎませんか。」
とありますが、問題は夜間でなく昼間の問題です。データを信用しないのは自由ですが過去のデータから電力不足は明らかです。原発再稼働を急ぐ理由も明らかです。今年の夏の昼間の電力の不足が考えられて、その時期に十分な電力を供給できるのは原発しかないからです。
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#18さんへ



では、今ある原発を止めれば、危険が全て無くなるのですか?

宮城県の被災地には、女川原発がありますが、そこから放射能物質が拡散されているのでしょうか?

現在、火力発電がフル稼働している状況で、発電コストが上昇していますが、あなたたちが負担してくれますか?

自然エネルギー利用(再生可能エネルギーとは言いたくないですね)では、発電コストが約10倍と言われていますが、このコストを負担していただけますか?
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再々度の補足です。

何度もすみません。これにて最後に致します。


「リスク」と「利益」、両者を客観的に見れば見るほど、原発再稼働はあってはならないと思います。


またいつ大きな地震が来るかわかりませんし、地震が来なくても、経年劣化や予期せぬトラブルの頻発が懸念されます。機械に完全性などありません。比較的簡単な構造の自動車ですらトラブルが付き物ですよね。そのような不完全性を抱えた機械が予期せぬトラブルに見舞われ、放射能が撒き散らされれば、どうなるかは想像に難くないと思います。


そもそも人間がコントロールできないものを使い、今回の事故のような取り返しのつかない事態が起こるリスクに目をつぶってまで、再稼働という利益を優先する選択肢もアリという考えは、傍観者の冷静を装った無責任傲慢だと思います。失礼を言うようで恐縮ですが。



話は変わりますが、私の祖母はかつて泊原発の作業員として働いていました。原子炉の異常を知らせる施設内の緊急ベルが毎日のようにして鳴っていたらしいです。当然のごとく口止めをさせられ、役場もグルになって事実を隠し続けました。国から多額の補助金を受け取っているからです。国ぐるみでこんなえげつないことをするくらいですから、たとえ事故があったとしても住民にはすぐには知らせないでしょうし、多数の住民が逃げ遅れるのがオチでしょう。原発付近の住民にとっては看過できない問題なのです。遠く離れた都会に住んで電力を貰っているだけの人には関心がないのでしょうけれども。



原発を再稼働させるということは、政府に勢いを与え原発廃止論を立ち消えさせてしまうことに等しいです。だから、たかが再稼働の話ではないのです。



電力を過剰に使っている都心部、夜間のイルミ街等を規制したり、一般家庭の最大アンペアも必要に応じて規制したりして、いくらでも原発抜きで対応できるはずです。それをせず、ただ徒に節電を煽ったりするだけなのは、それほど差し迫った緊急性がないのではないか、と思うわけです。いきなり原発再稼働というのは、少し乱暴すぎませんか。



いずれにしても、危険な選択肢を選ぶ方にこそ、その合理性を説明する義務があります。おそらく合理的な説明など出来るはずもなく、最終的には「福島の再来も、今の利益を考えれば致し方なし」と言うのでしょうけれどね。
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掲示板の様な使い方をしてすみません。


ANo.16 に対するお返事です。

「電力消費量の抑制に向けた対応がなされているはずです」とのことですが、昨年も計画停電や、電力消費削減にみんなで努力したのではないでしょうか。今年の夏も同様ではないですか。

「なぜ「原発の再稼働」なのかという確たる根拠」がない」と言われますが、例えばどの様なものがあれば確たる証拠になるのでしょうか。(おそらくどの様な証拠を出しても信用しないのではないでしょうか。)

「目に見えない放射能は、少量でも簡単に人を殺せるということです。」とのことですが、人を殺せる少量の放射線とはどの程度の事を言うのでしょうか。

もちろん最終的にはriskとbenefitの問題です。両者を客観的に評価しなければいけません。

最後に、「到底」「鬼畜」「甚大で異常」とか、あまり意味のない誇張した表現を多用するのは冷静な論議には好ましくないと思います。
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補足です、失礼致します。




「もう少し理性的に・・・」などとおっしゃる方がおりますが、原発を再稼働することが理性的というのなら、それこそ理性を欠く意見であると私は思います。


冷静に考えてみれば、本当に電力が足りないのならば、既に政府が規制をかけるなどして、電力消費量の抑制に向けた対応がなされているはずです。


それをしないということは、差し迫った緊急性が無いか、政治家が単にアホだということに他なりません。



そもそも、なぜ「原発の再稼働」なのかという確たる根拠が何も示されていません。必要最低限の規制をせずして、なぜいきなり「原発」なのでしょうか。


放射能の危険性は目に見えにくい部分もあり、その危険性が軽視されがちですが、約20年前に起きた東海JOC臨界事故で被爆し死傷した方々の状況を見れば、それを遥かに越える規模の福島原発事故が、いかに甚大で異常な事故であったかがお分かり頂けるかと思います。目に見えない放射能は、少量でも簡単に人を殺せるということです。



さらに、原発に限らず政府はこれまで数々の重大な事実を国民に隠してきました。そんな政府が今更「電力が足りない」などと言ったところで、信用できるでしょうか。



これらの事実を踏まえれば、原発の再稼働など到底許されないものであることは明らかです。私が原発再稼働推進派の政治家を「鬼畜」と表現したのも、決して誇張ではありません。



原発再稼働を理性的に見て賛成などとおっしゃる方々には、そう言える確たる根拠を示していただきたいですね。電力が足りないと言うのなら、その根拠となる資料及び資料の真実性を担保するものを示し、もし危険を承知で再稼働を容認するのなら、そうあるべき合理的な根拠を示していだきたいものです。
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