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こんにちは。

イタリアメイドの靴(ドレスシューズ)と日本メイドの靴(ドレスシューズ)の違いの特徴を教えてください。
(メンズです)

イタリアの靴の特徴は、トゥーが長いものが多く、カジュアル感があまり出ないものが多いのですが
そもそもイタリア人の足の形は、どんなものなのでしょうか?
日本人との違いはどうなのでしょうか?

私はセレクトショップで働いており、いろいろな国の靴も扱っています。
が、イタリアメイドの靴を日本人がはくことによって、生まれる特徴などが気になります。

A 回答 (3件)

ドレスシューズは、大きく分けてイギリス製、アメリカ製、イタリア製になります。


それぞれの特徴は、自動車と同じで、
ハマー、リンカーン、マスタング、のような丈夫で無骨なイメージのアメリカ靴
ロールスロイス、ミニクーパー、ジャガーのように、古いデザインをかたくなに守っているイギリス靴
フェラーリ、アロファロメオ、フィアット500のように、造形美に優れて、耐久性は?なイタリア靴

日本の靴の場合、日本独特の靴というのはありません。
どちらかといえば、イギリスの靴の影響が大きいです。
(REGALはアメリカのアイビーの影響を受けていますが)
これは、明治維新で西洋文化を取り入れたときに、イギリスの文化の影響が大きかったこと、
ビジネスシューズの場合、イギリス紳士的な雰囲気が好まれること、
比較的雨に強いこと、耐久性も高いことなどが影響していると思います。

REGALでもスコッチグレインでも、日本製のドレスシューズは、グッドイヤーウェルト製法を採用していますが、これもイギリスやアメリカの靴に多く見られる製法です。
靴底が厚く、コバの張り出しがあり、安定感と重厚さがあります。
靴底にはコルクの粉末が入れてあり、履いているうちにコルクが変形して個々人の足の形にフィットします。靴底の張替えも何度も可能です。
この製法は手間とコストがかかり、靴自体も重たくなるのですが、日本では一般的に高級靴の必要条件になっています。

対してイタリアの靴は、マッケイ製法と呼ばれる靴が多いです。
靴底を直接アッパーに縫いつけたもので、靴の中をのぞくと内側に縫い目が確認できます。
(高級な靴では、内部も外側も縫い目を隠したりしています)
この製法の靴は、デッキシューズやモカシンに多く採用されるのですが、
曲がりやすく、走ったり飛んだり活動的に動きやすい特徴があります。
靴底を薄くすることも可能で、軽い靴を作ることができます。
高級なイタリア靴は、非常に薄いソールのものが多いですね。
欠点としては、靴底から内側まで縫い目が貫通しているので、雨の日には浸水することです。
しかし、イタリアではワークブーツでもマッケイで作ったりします。
マッケイのワークブーツは、軽いので歩きやすいです。
グッドイヤーウェルトの靴もイタリアにはありますが、フレックスグッドイヤーとかいって、中敷のコルクを省略し、曲がりやすい靴にしていたりします。

デザイン的に、イギリスやアメリカ、日本の靴はオーソドックスで、大量生産が可能なものが多いです。
イタリアの靴は、立体的なデザインが微妙で、微妙な曲線美をもっています。
イギリスの金融街などでは、ビジネスマンはほぼ100%黒いひも付きの革靴を履いていますが、
イタリアでは、個性的な茶色の靴のほうが多いです。

足の形ですが、一般的に西欧人は日本人に比べ幅が狭いといわれています。
カカトの幅と爪先の幅がほとんど変わらない人も多くいます。
日本人の足は一般的に扇形ですが、西欧人には長方形の足の形の方もいます。
したがって、高級輸入靴を履いていても、カカトが全くフィットしないで浮いてしまい、
スリッパのようにペコペコ歩いている人もたまに見かけます。

日本人の足型も最近は幅が狭くなってきているようで、REGALの靴でも、昔からの定番商品(40年以上前のモデル)と最新のモデルでは木型が異なり、狭くなっています。

日本では靴を脱いだり履いたりする機会が多いのですが、外国では一日中履いています。
そのため、脱いだり履いたりしやすいデザインが好まれる傾向があります。
外国の靴では土踏ますとカカトがしっかりサポートされるようにデザインされていますが、このような靴では脱いだり、履いたりが大変です。
しかし、カカトのホールドが悪いと、歩行時の着地が不安定になり歩きにくくなります。
土踏まず部分は着地したあと内側に沈み込むのですが、この部分のサポートが不足すると歩く姿勢が崩れやすくなります。
外国製の靴で、カカトと土踏ますのサポートがしっかりしていて、自分の足にフィットした靴は最高に歩きやすいです。

靴の世界は面白いですよ。
今後、研鑽を積まれて、より良い靴を世界中から国内マーケットに紹介してください。
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こんばんは。



ちょっとイタリア人の足形までは解りかねますが、イタリア靴の形としては、
月並みな言い方ですが、やはり細身と言うことでしょうか。

昔日本靴は普通で3E、楽チンだから4Eとかが多かったですが、最近日本靴も細身です。
と言うか細身が流行です。

で同じ細身でも履いてみると違いますね、何が違うかと言うと、
土踏まずの辺りのホールド感が違います、土踏まずを下から押し上げてくれるような感じ。
この感じはあまり日本靴には無いと思います。

だから丁度体型と同じでウエストの辺りを少し絞っているような造り。
極端に言うと日本靴を寸胴としたらイタリア靴は土踏まずでキュッみたいな感じ。
どんな靴でも土踏まずの所には鉄板が入っていますがここの形も違うかも知れない。
アメリカ靴は日本靴に近いかな、中間くらいかな。

個人的にはこの感じは好きです。
長時間歩いて早く家に帰ってオシオシ(ツボ押し)したいようなことが少し軽減されるかも。
で私は小足なんで(巾も無い)余計に好ましく感じています。

――――以上
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私はイタリア製が足の形に合うので好きです。


最近の日本製は、幅広で4Eとか、あっても3Eとか、偏平足で平ぺったい幅広の靴ばかりです。
日本人にはEか2Eが合うのに、こんな幅広では靴の中で足が左右に動いて歩くと疲れます。
イタリア製は幅は広くなく、細長いので私の足に丁度都合よく合います。
スキー靴もイタリア製がフィットします。

>イタリアの靴の特徴は、トゥーが長いものが多く、カジュアル感があまり出ないものが多い

それは無いです。そういう靴ばかりしか売っていない店で見たのでしょう。
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