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Ils partent en voyage.「彼らは旅に出る」 このpartentとenはリエゾンしてもしなくともよいのでしょうか? 説明が下手で大変申し訳ないのですが回答していただけたら嬉しいっす。

A 回答 (2件)

リエゾンには色々と規則があり、かつだんだんとそのルールもあやふやになってきています。



が、ここでの「 Ils partent en voyage. 」ではリエゾンを行わない方がよいでしょう。

リエゾンの規則の一つに「リズムグループを越えて、リエゾンは行わない」というのがあります。

リズムグループの説明は、またややこしくなるのでしませんが、大雑把にいえば「語または語群のFonction (機能とか役割)」ごとに分けられるものです。

ここでの「 Ils partent en voyage. 」では「Ils partent 」が主語と動詞(主語と動詞のリズムグループの切り方にはまたいくつかの規則がありますが、煩雑になるのでしません。)、「en voyage.」が副詞句(ここでは目的か様態の状況補語でしょうか)となります。したがって、「 Ils partent / en voyage. 」と二つに区切られるでしょうから、最初のリズムグループと次のリズムグループ間ではリエゾンは行わない、という規則が適用されると思います。

この文章の発音をカタカナで書けば「イル パル / タン ヴォヮイヤージュ」となります。ここでの「タン」は「~ent」の「t」がリエゾンされたのではなく、「Ils partent イル パルト」の最初の「t」(「part~」)が発音され、これがアンシェヌマンにより連結された現象です。ですから、「Tu pars en voyage.」でしたら、「テュ パー / ラン ヴォヮイヤージュ」となります。

無論、詩などの朗読ではまた別の規則が適用され、かなりの部分でリエゾンが行われます。
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まず、リエゾンというのはある程度ゆらぎというか、ルールに幅があることを理解してください。



端的に言えば、書き言葉を丁寧に朗読する際には許される限りリエゾンして読み、話し言葉で簡単に言う時には熟語を除いて一つもリエゾンしないでいい、というルールです。

その上でご質問の文章ですが、結論、リエゾンを意識して発音する必要はありません。

まず三人称複数の「-ent」は熟語的な表現を除いてほぼ発音しない(すると言っても「-t」の部分だけの)語尾です。ただし、次が「en voyage」なので、「partir en voyage」はほぼ熟語として、丁寧に発音するならリエゾンする範囲内と考えられます。

しかし、「partent」の単独での発音が [part] で最後が「-t」なので、リエゾンしても聞こえないというのが実際になります。 「tt」と重ねて [parttan] とする発音はないので、どっちにしても「-t」は一つだけということになります。

「Tu pars en voyage.」に関しては、丁寧に読むか普通に読むかで、[parzan] と聞こえる可能性はありますが、ご質問の文章では、せいぜいエリズィオンで「イル・パルタン・ヴォアヤージ」と聞こえるか、「イル・パルト・アン・ヴォアヤージ」と区切れるか、という問題になるのではないでしょうか。

長くなりました。
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