アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

家が頑丈ならそもそもゆれないものでしょうか?
制振装置などいらない、と(1)の営業マンに言われました。
基礎が持つのか?疑問なのですが、どの工法がいいのでしょうか?

(1)住林のBF工法やセキスイハイムは堅いし丈夫なので制振装置は不要、
(2)ヘーベルハウスは制振の形状記憶合金
三洋ホームや積水ハウスやミサワホームはブリジストンのゴムで制振
(3)一条工務店ではオプションで高いはらうとべリングなどで家が動く免震装置も
あります。
(昔の石のうえに柱がのってた家がこれかな)

A 回答 (7件)

耐震工法はすべての基本です。


そのため、制震工法は「耐震工法+制震工法」、免震工法は「耐震工法+免震工法」で建築されることになります。
以下、面倒ですので「耐震工法」「制震工法」「免震工法」とさせていただきます。

この中で最も地震に対して安全性が高いのは「免震工法」です。
免震工法は地盤と建物の縁を切る工法です。
そのため、理想的には地震により地盤がどれほど揺れようとも建物には揺れが伝わらないことになります。もっとも現実的には大地震時の揺れが中地震の揺れになる程度ですが。
そのため「どれが一番」とのご質問であれば「免震工法が一番」と回答させていただきます。
しかし、免震工法には以下のようなデメリットがあります。
・狭い敷地をフルに活用することはできません。
 地震時には地盤と建物が別の動きをします。
 そのため、建物周囲にある程度の空間を残す必要があります。
・軟弱な地盤の場合、建設できないことがあります。
 建物が不等沈下をおこすと建物が基礎からずれてしまいます。(大げさな言い方ですが…)
・建築費が高くつきます。
 免震装置以外にも、水道管等、建物内外をつなぐ設備には費用が余分に必要となります。
・地盤面から1階床の高さが、耐震住宅、制震住宅よりたくさん必要です。
 基礎~建物間に免震装置を組み込みますので、どうしても1階床が高くなりがちです。
・車いす配慮のスロープ、ビルトインガレージ等の設計はかなり難しくなります。
 地盤と建物が別に動きますので、建物内外を結び付けるような設計は難しくなります。
・台風時には建物が揺れるかもしれません。
 地盤と建物の縁が切れていますので、強風時には建物が揺れる可能性があります。
 そのため、台風時には建物を固定する装置がついています。
 (一条さんの場合は、免震の機構上不要かもしれません。)
このように「免震工法」はオールマイティーではありません。
しかし、条件をクリアできれば地震時に「家具の転倒」も少なく、安全性は非常に高い工法です。

一方「制震工法」は「免震工法」ほど、劇的な効果はございません。
言葉通り「地震を制限する」工法ですので、建物の変形が小さくなる効果があります。
「地震時の建物損傷を少なくすることができる」ことが、大きなメリットです。
値段的にも「耐震工法+α」程度でハウスメーカー・工務店さんは提案されていると思います。
また「免震工法」の様ないろいろな条件もないはずです。

最初にも書きましたようにすべての基本は「耐震工法」です。
地震時の安全性を重視されるのであれば、まず「耐震」を充分に考慮してください。
仮に、性能表示制度「耐震等級」の「等級3を満足する耐震工法」と「等級1を満足する制震工法」が同価格ならば、私は「等級3を満足する耐震工法」を選びます。
「等級3を満足する耐震工法」と「等級3を満足する制震工法」であれば、「等級3を満足する制震工法」を選びます。

何にしろ「この工法が最高」はございません。
(あれば、すべてのハウスメーカー・工務店さんが採用されます。)
他の方の意見も踏まえていただき、「keikolee55」さんにとってのベストの工法を選択願います。
    • good
    • 8
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/05/27 20:40

>家が頑丈ならそもそもゆれないものでしょうか?



家を頑丈に造れば当然、揺れ幅や揺れる時間は小さくなりますので、揺れにくくなります。

>制振装置などいらない、と(1)の営業マンに言われました。

建築基準法で想定されている地震(最低限のレベル)を考えれば、耐震でも制震でも免震でも同じです。そういう意味では制震装置はいらないとも言えるでしょう。

要は想定する地震の規模や回数をどこに設定するかです。

想定外の地震や繰り返しの地震等をトータルで考えれば、建築技術者は間違いなく下記の通り答えます。

耐震構造 < 制震構造 < 免震構造

どこかの原発でも、免震棟があることが安全条件の一つにあがって、再稼動の際に議論の対象になっているでしょ?

免震が直下型に対してきかないとか縦揺れを考慮してないとかいうのは、免震否定派の常套文句だから気にしなくていいです。しかも素人さんの回答はかなり間違った解釈されていますので、メーカーのホームページを比較検討するしかないですが、メーカーもいいところしか書かないですからね。まっ、プロっぽい人でも適当な回答な人もいますけど。

ただ、一戸建てに対してそこまで必要かと言われれば、それは個人の判断ですのでどれが良いかは考え方次第です。費用対効果を考えたときどこがベストかです。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/05/27 20:40

我が家は震度6弱の地震に見舞われましたが、オイルダンパーの免震機構で全く無事でした



近隣は倒壊こそしなかったものの、家の中はめちゃめちゃ
我が家は座りの悪い花瓶すら倒れず、大地震だということに気づきませんでした

無論、更に大きな揺れや質の異なる揺れにどこまで効くかはわかりませんが、無いよりは全然マシだと思います
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/05/27 20:41

家が頑丈であってもゆれることには代わりがありません。


ゆれ方の幅とゆれる時間に差が出るてんの違いはありますが・・・

昨年発生した震災の被災地でも、地震による建物の倒壊は阪神のときとは違いそれほど多くありません。

むしろ液状化やよう壁の倒壊など地盤に問題があったところのほうが多いです。

これは阪神大震災が直下型だったのに対して、東日本大震災は海洋型の地震であった違いがありますね

建物そのものは制震装置がなくても、現在の基準法で行けば強度的にはかなりの地震に持ちます。ただし、建物への負荷を考えればないよりはあったほうがいいでしょうね

出来れば免震装置のほうが建物そのものがゆれないので、より負荷は減らせますが、どちらも直下型にはあまり効果が期待できません。

直下型には建物の強度を増すことが重要ですが、阪神大震災の当時は、基礎と土台の接合が甘く、浮き上がった建物が基礎にうまく納まらずに崩壊した建物が多く、そういった意味では今の基準法で立てられていればかなり被害は軽減できると思いますよ

地震での被害の多くは、建物の崩壊よりも、家具の転倒やガラスの破損などによる怪我が多いです。
特に家具の転倒は固定することでかなり防げるので、固定が出来るように下地を配置してもらうなどしたほうが効果があると思いますよ

地震のゆれ方や規模、周期によってそれぞれ対処方法が違うので完全に防ぐのはどんな方法を使っても難しいでしょうね
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/05/27 20:42

地震で怪我をしたり亡くなる原因の8割は家具の転倒です。


家がつぶれないことよりも家具が動かないことが重要です。
いくら固定具を使っても電子レンジやポットなどは無理です。
大きな地震では電子レンジが数メートル吹っ飛びます。

地震は地面が揺れるので建物も同じように揺れます。
地面の揺れから縁を切ることができる免震装置が一番です。
いいものは300万円以上かかりますがお金があれば
ぜひともつけておきたい装置です。

耐震や制振は建物だけを守るものです。家具は考えていません。
住む人の地震の被害を小さくするものではありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/05/27 20:42

ベアリング式の免振装置は横揺れにはたいへん効果があります。


しかし、直下型の縦揺れには全く効果がありません。

近年の住宅は震度6以下のゆさゆさ揺れる横揺れで倒壊することはありません。
地震で倒壊するのは殆どが震度6以上の直下型の地震で、これは強烈な縦揺れがドカンとくるそうです。
したがって、ベアリング式の免振装置はあまり意味がないのではないかと、個人的には思っています。

ゴムの制振装置の場合は、横揺れと縦揺れの両方に効果があるだろうと思います。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

震度6以上になると、ダメなんですね。
タンスなどの家財のほうが動いて壁こわしそうですね。

お礼日時:2012/05/21 06:40

>家が頑丈ならそもそもゆれないものでしょうか?


揺れます 壊れないだけで家財道具はめちゃめちゃ
中越地震で実家がそうでした
建物は大丈夫でしたけど
ゴムとかベアリングでの制振は効果がある様です
壁に入れる制振は床面の揺れには効果がありません
丈夫な家と同じで壊れないだけ
    • good
    • 3
この回答へのお礼

完全なものはないのですね。ありがとうございます

お礼日時:2012/05/21 06:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!