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炭酸ナトリウムを塩酸で滴定する実験を行いました。
微分曲線を書いてみたのですが、本来は第2当量点の方が第1当量点より高い山になるらしいのですが、私は実験結果から第1当量点の方が高い山になってしまいました。
こうなってしまった結果として何が考えられるでしょうか?
考えてみたのですが、わかりませんでした(-_-;)
よろしくお願いいたします(..)

A 回答 (2件)

逆でしょう。

理論的には本来なら第1当量点の方が鋭敏な筈です。


第1当量点:CO3^2- + H^+ ⇔ HCO3^-
反応の平衡定数:K=1/K2=10^(10.33)

第2当量点:HCO3^- + H^+ ⇔ CO2 + H2O
反応の平衡定数:K=1/K1=10^(6.35)


第1当量点のKの方がかなり大きいから鋭敏な筈です。

そんな訳で一般には、第2当量点付近では溶液を煮沸して、弱酸であるCO2を追い出して終点を鋭敏に(pHジャンプを高く)します。
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炭酸ナトリウムと塩酸の反応は、式(1)(2)のように2段階で進行します。



Na2CO3 + HCl → NaCl + NaHCO3 (1)

NaHCO3 + HCl → NaCl + H2O + CO2 (2)

1段目の反応は溶液中での反応でスムーズに進行しますが2段目は反応によって生成する二酸化炭素の存在が反応の進行を遅くしています。二酸化炭素を気体として溶液外に放出する反応です。このことが微分曲線を描いたときにシャープな山にならない原因でしょう。
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