行為 所業 仕業 の違い

行為 所業 仕業 の違いを教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： fujic-1990 回答日時： 2012/06/11 03:32

　辞典を引いてみると、みんな同じですね。

それぞれの説明に、ほかの言葉が書いてあったりします。

　所業＝行為、仕業　　仕業＝行為、所業・・・


　その言葉を使っての実感としては、「所業」も「仕業」も、「行為そのもの」か、「行為の結果」を表す言葉ですね。

　それも、好ましくない行為であったり、行為の好ましくない結果であったりしますね。

　どちらか、というなら、「これは悪魔の所業だ」、「これは弟の仕業だな」みたいな使い方をしますので、「所業」の方が「仕業」よりも「悪」です。

　悪魔の所業＝＞例えば、国民の皆殺し、遺体を切り刻んで捨てる

　弟の仕業　＝＞例えば、壁に絵を描いたり、花瓶を割ったり

　（この文例での所業、仕業は、行為そのものよりも、行為の結果を言っています）

　「行為」は、悪い場合にも良い場合にも使います。善悪のニュアンスを含まない言葉です。

　「行為」とは、「体の動き」であって、体の動きの「結果」は含みません。

－－－－余談

　「悪魔の仕業だ」ということはありそうですが、「神様の所業だ」とは言いません。

　「仕業」とは良くない結果（小さい悪ですが）を含む行為なので、「神様の仕業だ」とは普通は言いません。

　なのにあえて言ったとしたら、むこうで神様が「エヘッ」なんて笑っているシーンを思い浮かべます。

　その神様は、唯一絶対・全知全能の神様ではなく、擬人化した神様、いたずら好きの神様でしょう。

この回答へのお礼

確かに言われてみれば
そんな感じがしますね。

ありがとうございました☆

お礼日時：2012/06/11 21:12

No.2 回答者： key00001 回答日時： 2012/06/11 15:59

類義語に分類されますので、意味的な違いは有りません。

熟語の成立過程（≒語源）が異なるだけでしょうね。
ただ、故事成語などではなさそうで、語源の調査も難しいのでは？と思います。

「異なる語源で成立し、似た意味を表す熟語である」と解釈するしかないでしょう。

この回答へのお礼

なるほど。
言葉って不思議ですね。

ありがとうございました☆

お礼日時：2012/06/11 21:13