プロが教えるわが家の防犯対策術!

幼児にできるだけ添加物や放射能汚染の少ないパンを食べさせたいと思い、
ナショナルのホームベーカリーを購入しました。
まったくの初心者で、申し訳ありませんがよろしくお願いします。

レシピに載っていたスキムミルクとインスタントドライイーストをスーパーで探したところ、
森永のスキムミルクと、日清 スーパーカメリヤのドライイーストしか置いてありませんでした。
裏を見ると、乳化剤や、その他添加物が色々書かれており、これでは市販のパンを買うのと変わらないとがっかりしてしまい買えずに帰ってきました。

また、スキムミルクは牛乳の産地がわからないため、こちらも心配になりました。

同じ気持ちでパンを作られている方、恐れ入りますが良い材料がありましたら教えて下さい。
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

こんばんは。



まず、市販のパンに含まれている可能性のある添加物を挙げますね。

・保存料  
・香料  
・着色料
・乳化材  
・イーストフード

(1)保存料、香料、着色料はご家庭で必要ないですよね。
(2)乳化剤は本来は混ざらない、水と油を混ぜる(乳化させる)為に使います。
 なくてもパンは作れますが、水と油を乳化させる事でキメの細かいふんわりしたパンになります。
 卵には乳化作用があります。ソフト系のパン(バターロールとか)に卵が使われるのはこの為です。
(3)イーストフードはイーストとは全く別のものです。
 製造過程で生地を安定させる為のもので、一般家庭では必要ないのでスルーしてください。

皆さまもおっしゃられているように、イーストは酵母菌なので添加物ではありません。(食品に分類されます。
ただ、ドライイーストやインスタントドライイースト(スーパーなどで売っているものはほとんどこちらです)には乳化剤やビタミンCが含まれています。
市販のパンに比べればほんの微々たるものですが、それでも気になるようでしたら生イーストを使うか、自家製で天然酵母を作るしかないです。

生イーストは扱いやすく香りも素晴らしいですが、入手が難しく消費期限が短いのに量が多いです。
また自家製酵母は発酵力が弱く使用量もいまいちわかり辛いので、どちらも素人向けとは言えません。


あと、スキムミルクはご覧になったでレシピで使用されているようですが、必須ではありません。
牛乳の乳脂肪分(動物性脂肪)がイーストの働きの妨げになるので、水とスキムミルク(脱脂粉乳)を使っているのだと思います。(プロじゃないので間違ってたらすみません)
産地が気になるようでしたらそのまま牛乳をお使いになるといいですよ。
また、豆乳や野菜ジュース、100%のジュースなどもおすすめです。


ハード系のパンは小麦粉と水とイースト
ソフト系だと小麦粉、牛乳、卵、バター、イースト
これが基本材料です。
後はアレンジ次第ですので、クックパッドなどでいろいろレシピ検索なさってはいかがでしょうか?


せっかくお子様の為を思ってお作りになるのですから、メインとなる小麦粉にはこだわりたいですね。

輸入小麦はポストハーベスト(収穫後農薬散布)(日本国内では禁止されています)の問題があり、発がん性、遺伝子異常、アレルギー発症が危惧されています。
また、トランス脂肪酸の観点からマーガリン、ショートニングを使うのは避けてバターやオリーブオイルなどがいいかと思います。

ドライイーストに含まれているほんのわずかな乳化剤にさえ目をつぶれば無添加パンはそれほど難しくはないですよ。

焼きたてパンを食べさせてくれるお母さんなんてとっても素敵だと思いますので、
あんまり神経質にならずにお子様とパン作りを楽しまれてください(*^_^*)
長々と失礼しました。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすく親切に教えて頂いて本当にありがとうございました。
優しく教えて頂きとても嬉しかったです。
スキムミルクは必須ではないということで大変勉強になりました。
あまりこだわりすぎると素人には作れなくなるということがよくわかりました。
ドライイースト、豆乳、バターを使って作ってみようと思います。
教えて頂いた通り、あまり神経質にならずに頑張ってみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/26 09:41

 ちょっと本題から外れてしまうかもしれませんけれど。



<添加物について>
 まず「防腐剤」というものは食品添加物の範疇にはありませんので、問題視されるのは「保存料」のことなんでしょうね。ところが、パンというのは日が経てばどうしても生地が劣化(パサパサ)しちゃうものなので、あえて日持ちを向上させるような添加物は無駄ということで、そもそもそうしたものは歴史的に使われてきませんでした。市販のパンの表示で「保存料」とかが書いてあるのは、普通ははさんであるクリームその他に使われているもので、これは使わないと重大な食中毒につながる可能性があるということで、リスク回避の意味合いが強いです。また使われる添加物にしても、例えば最も多用される保存料のソルビン酸あたりなんかは、危険性は塩より下だったりします。
 パンの添加物で安全性で話題になったことがあるのは「イーストフード」です。これは生地を上手に発酵させるための数あるものの総称なんですが、かつてそのうちのひとつの「臭素酸カリウム」という物質の発がん性が喧伝されたことがあり、「イーストフード=発がん性」という図式が出来上がってしまったわけです。現在では「イーストフード」として使われるものはビタミンCなどが主流ですし、臭素酸カリウム自体もきちんと管理すれば安全性に問題のないことが科学的に確認されたので、使うところが出てきています。とはいえ、私が知る限りでは大手メーカーY社のごく一部の製品だけですけれど。したがって、添加物については危害うんぬんの可能性はまずないと考えていいと思います。

<残留農薬>
 輸入小麦の残留農薬の害を訴える方は多いのですが、輸入小麦にしろ国産小麦にしろ、実際に残留農薬が検出される事例自体がこの間ほとんどないんですよ。特に輸入小麦なんかは(別に消費者の安全のためではなく、国産小麦の保護のためという意味合いが強い)検疫での検査は異常に厳しくやるんですけれど、まず出ない。稀に検出されることがあっても、それこそ「よく検出できたな」と思うくらい微量です。したがって、残留農薬の害うんぬんも現実的に起こりえないことと考えていいと思います。

<放射能>
 昨年産のものをそれこそ日本中で検査していますが、被災地と関東の一部の県で微量(10Bq/kg程度)計測された以外はほとんど検出限界以下となっています。検出限界値は検査を実施した機関によって様々ですが、一桁のところが多く、かなり精密に測定しているといえるでしょう。そもそも国産パン用小麦で流通しているのは圧倒的に北海道産が多いのですけれど、こちらもほとんど検出限界以下となっています。したがって、放射能については小麦はリスクの小さい食材のひとつで、心配するなら他の食材ではないかと思います。
 これは余談ですが、現在の検出レベル(少なすぎる)から言うと、例えば市民計測所なんかで使っている機器では検出が非常に難しいレベルになってきています。したがって家庭で入手できるような計測機器で検出するのはまず無理。特にガイガーカウンタじゃ食品の測定なんてできないので、手を出しても無駄になります。安いものじゃないですしね。

<その他>
 トランス脂肪酸の害については、先ごろ(3月)に正式に「日本では特に規制する必要はないね」というのが科学的な検証の結果として発表されました。トランス脂肪酸は20年ほど前から話題になっていて、メーカーなんかもこぞってマーガリンやショートニングの切替をすすめたおかげで、一般市販品に含まれるトランス脂肪酸の量は劇的に減っているということです。ところが、逆に「飽和脂肪酸」は劇的に増加しています。これはなぜかというと、メーカーの多くが「トランス脂肪酸」からバターやパーム油に切り替えたためなんですが、実はバターやパーム油は「飽和脂肪酸」で、心臓疾患他のリスクはトランス脂肪酸と似たようなもの、ヒトへのリスクはたいして変らないということです。消費者が踊らされた例と言えるんでしょうね。

 ということで、日本で流通している何を使ってご家庭でパンを作られても、まず添加物や放射能の害を心配するようなはめにはならないんじゃないですか、というのが答えとなります。
 ご気分を害されたらおわびいたします。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2012/06/26 09:34

No.4さんが素晴らしい回答をされてます。



少し補足させて頂くと、輸入小麦にポストハーベストが使われているなら、国産小麦を使えばいいと思われるかもしれません。

しかし国産小麦は、たんぱく質が少なく、膨らみにくいので、ホームベーカリーで焼くと、ふっくら焼けにくいです。

また、国産小麦でも農薬を使ってありますので、無農薬の国産小麦となると、手に入れるのは、かなり困難だと思われます。

質問者様のように、かなりこだわられると、無添加パンをつくるのは難しいです。

パン屋さんで無添加などと言っているお店がありますが、ほとんどは、乳化剤や保存料、イーストフードを使ってません程度です。

天然酵母で焼いているお店なら、かなり添加物にも気を使われていると思いますが…
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2012/06/26 09:35

中国産の小麦粉は非常に危険です。


それとは別にして中国産の食べ物は、毒入り餃子に限らず危険なものがあまりにも多いです。
韓国産のキムチなども危険ですから、近頃は韓国人ですら日本産のキムチを食べるようになりました。

パンを作るときは、是非放射能汚染のない材料を使用してください。
それにはガイガーカウンターが必要ですが、安いものですと3万円ぐらいで売られています。
放射線にも色々有るので、出来たらα線とβ線とγ線の3つが測定出来るものが良いですね。
また残留農薬を測定する機械は、数百万円はしますから家庭向きではないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。中国産の食べ物は気をつけます。

お礼日時:2012/06/26 09:36

そこまで気にするならパンは止めましょう。


完全な無添加は作れません(最低限の材料で作ったとしても美味しくないです)

どうしてもパンにこだわるなら最低限の材料でできる蒸しパンですね(ドライイーストは使います)
小麦粉・砂糖・ドライイースト・水 で出来ます。
当然ですが水より牛乳や豆乳、砂糖よりココアやチョコのほうが美味しいです。きなこも美味しい。
けど無添加をこだわるならそれらすべては使えません・・・。

ちなみに国産の小麦は放射能の危険性・外国産は農薬の危険性、等々考えると全ての食品が危険領域かと思います。
デッドラインをあまり厳しくせず、正しい知識を持って食育を楽しんでください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
無添加にこだわりすぎると作れないとわかりました。大変参考になりました。

お礼日時:2012/06/26 09:42

無添加のパンは難しいです。


初心者には無理です。
作りたくても、無理です。
気持ちでパンは焼けません。

ドライイーストを添加物とはいいません。
乾燥させた菌です。発酵力の強い菌を培養して乾燥させたものです。
ドライイーストの使用がダメならパンは作れません。お好み焼きなら作れます。発酵させないので。
天然酵母なんてのもありますが、これまたドライイーストで作るよりも難しいです。

正直、無添加という言葉だけに惹かれていて、添加物とは何か、何が何でいけないのかがわかっていないように思えます。
そもそも添加物の定義を教えていただきたい。
無添加にこだわるなら、何だけで作ったパンが無添加なのか。

別に、小麦粉と塩とドライイーストだけでもパンは作れますよ。
フランスパンは、基本的にはそれだけです。(本当はもうちょっとあるけど)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。
添加物について勉強不足で申し訳ありません。

お礼日時:2012/06/26 09:42

添加物の害や放射性物質汚染を気にするというのは「杞憂」の最たるものの一つです。


そもそも「添加物」などと言って全てを同じもの扱いすることが間違いのもとです。
添加物に限らず食品に含まれるそれぞれの成分ごとにリスク管理する必要があります。

なお、食物繊維の一つ「セルロース」は細胞壁をつくる物質ですから野菜には多量に含まれます。
しかし、このセルロースもほんのわずかな量であっても、あえて混ぜれば「添加物」と呼ばれます。
「添加物」と言うくくりでリスクを管理しようとする愚かさがおわかりいただけますでしょうか?

家庭で作られたパンは食中毒という危険がつきまといます。
これは家庭と工場の清潔さの違いに起因します。
そんな雑菌まみれのパンを幼児に食べさせるくらいなら、
私は無菌の工場製のパンや衛生管理の行き届いたパン屋のパンを選びます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変参考になりました。

お礼日時:2012/06/26 09:43

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