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鍼灸整骨院に耳鳴りを治しに行って、ついでに肩もマッサージされたのですが、その時の治療が保険が適用されました。

紙みたいなのにも被保険者の名前のサインしてしまったのですが、ネットで調べると保険は適用されないとあり、不安です。しかも、医療機関にかかれないと書いてあるのですが同じ月に耳鼻科に行っています、この場合、何か問題が起きてしまうのでしょうか?
まだ、私は学生で親が被保険者なので親に迷惑をかけないか心配です。

回答よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こういうケース整骨院(接骨院もおなじ)の世界では特別珍しいものではありません。

鍼灸整骨院は鍼灸院と整骨院を併設したもので、今回は整骨院の方の問題になります。ちょっと前置きが長くなるかもしれませんが、まず整骨院問題を説明させてください。

世間では 「保険の使えるマッサージ屋さん」 と広く認識されているところがありますが、本当は全く違います。整骨院は柔道整復師という資格ですが、この柔道整復師という国家資格は、肩コリや腰痛など治療するものではありません。柔整師は 捻挫、挫傷、打撲、(脱臼、骨折) などのいわゆるケガを治療するライセンスです。しかも国から 「急性期に限る」 とお達しがあります。一週間以上経ったものは、整骨院・ 接骨院で治療はできません。
   
腰痛や肩コリの治療(要するにケガ以外の治療)は 「歯医者で眼の治療」 をするようなものです。しかし、全国の整骨院はこれを平気で犯し、慢性腰痛を 「腰のねんざ」 など嘘の受傷理由を添付したり、施術部位数・治療日数の水増しなどの手口で健康保険を偽装請求し荒稼ぎしています。どういうことかというと、症状は “ただの肩コリ” のお客さんが、請求上は “転倒により肩の捻挫、肘の打撲、腰の捻挫で月15日間通院” という重傷患者さんになってしまうのです。

全国に約4万件と整骨院はあり、不正は業界ぐるみで行われております。政府管掌系の社会保険から約400億円、老人保険系から約800億円、保険はさらに数種類あり、2007年度で約3000億円、直近の試算では4000億円かかっています。わずか数年で約1000億円という急増ぶりです。言うまでもな く、保険料は我々の毎月のお給料から払われているものです。しかしそのほとんどが、不正請求ですから、医療費、消費税が上がるのも妙に納得です。ちなみに病院から患者を追い出し、自宅で介護する制度にして浮いたお金が3000億円です。


では鍼灸の方で保険が使えるのか?と思うかもしれません。鍼灸の保険は以下のとおりなっております。

(1)神経痛 
(2)リュウマチ 
(3)頸腕症候群 
(4)五十肩 
(5)腰痛 
(6)頚椎捻挫後遺症 
(7)その他 保険者が適当と認める疾患症候群

今回の耳鳴りというものは病名としてありませんし、仮に3や6が適応されるような症状でも、鍼灸の場合は医師の同意書というものが必要になります。ですから保険が効く前に必ず病院に行かねばならないのです。このことからも今回のケースは整骨の保険ということが言えます。


>しかも、医療機関にかかれないと書いてあるのですが同じ月に耳鼻科に行っています、この場合、何か問題が起きてしまうのでしょうか?

耳鼻科は正規の病名で保険請求をし、整骨院は嘘の病名ですから整骨の保険が通らないということは無いかもしれません。ただ整骨院に疑惑がかかると通らなくなる可能性はあります。


>まだ、私は学生で親が被保険者なので親に迷惑をかけないか心配です。

貴方は学生でありながらとても周りの状況をよく見ておられていますね。感心してしまいます。もし仮に保険が通らなかった場合、実費を整骨院から請求される場合があります。その時は実費分を支払えば済むことだと思います。相場からいって5000円以下だと思います。少しごねるのであれば 「どうして耳鳴りで保険が効くのか?不正じゃないのですか?役所や保険者に聞いてみますよ」 と少し嚇かしてあげると、すんなり手を引くと思います。

仮に整骨院の不正が発覚した場合でも、貴方が逮捕されたり何か法の裁きを受けるということはありませんのでご安心してください。


それよりも早く耳鳴りが治るといいですね。長文、乱文失礼しました。ご参考になれば幸いです。お大事にどうぞ。 
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。

そのような不正が知らないうちに行われていたんですね。自分もこれからは騙されないようしっかり知識を付けていきたいと思います。

ずっと、何か大きな問題がおきるのではと心配でしたが回答者様のおかげで不安が解消されました。もうその鍼灸整骨院には絶対に行かないようにします。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/13 20:19

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