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各地から入植した人が出身地を姓にしたからではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

参考
http://myouji.gozaru.jp/kixyukokumei.html

A 回答 (1件)

それはどうでしょうか。

順番が逆だと思いますけど。平民苗字必称義務令が発せられたのは明治8年のこと。屯田兵例則が定められたのは明治7年。屯田の開始は翌年の明治8年です。しかも初期の屯田兵制度は士族が原則でしたから、平民苗字必称義務令以前に元々苗字があった筈なのです。

旧国名の苗字分布から見れば、北海道に比重が大きく見えるかも知れないが、500万道民の苗字分布から見れば、旧国名の苗字の比重は決して多いわけではないのです。

歴史的に考えれば、旧国名の苗字を持つ各地の士族が北海道開拓に志願したと見るのが自然なのではありますまいか。特に親藩系・賊軍系の諸藩は、薩長土肥に支配された明治新政府に疎んじられて、旧藩士の処遇に大変苦慮したのです。諸藩?の事情というか。廃藩置県、版籍奉還で失職した親藩系・賊軍系の旧藩士が北海道開拓に志願したと考えるのが普通です。中央官僚に取り立てられる可能性が全く期待できないとなれば、新しい道を探そうとするでしょう。

北海道に多い旧国名の苗字は、どれもそうした歴史があるように思います。一族を挙げて、結束して北海道に入植した人も多かったのかも知れません。
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