連日の悪夢について　(長文失礼します)

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質問者：poposyuke
質問日時：2012/06/18 18:00
回答数：2件

ここのところ、1か月くらい悪夢を見ています
毎日というわけではなく、夢を覚えていないときももちろんありますが
最初に見てから大体1か月くらいは経過しました

夢の内容は違いますが、大体いつも、私は何かに追いかけられていて
最終的に殺される瞬間、または死ぬ瞬間に目が覚めます

例を挙げますと、
暗い湿ったような森の中で、刃物を持った人に追いかけられていて
私はあの人は統合失調症だ、と確信しながらか、叫びながら走って逃げていて
最終的に追いつかれ、私がやめて、と振り向き、相手が腕を振り下ろすあたりで目が覚めました。

語弊があるといけませんので付けくわえさせていただきたく思いますが、統合失調症の方に偏見があるわけではありません。
今私は心理学を勉強し、院入試に向けて勉強をしているので、夢に出てきたのではないかと思います

また昨日は、宇宙人のような、宇宙から機械みたいなのがやってきて、町の人がお化けにされるという夢でした
お化けは、イメージは貞子みたいな感じで、簡単にお化けの絵を描くときみたいに脚はなく、手の関節が異様に動くものでした
場所は、一面田んぼのような、芝生のような感じで、その機械から、殺されてお化けになった人たち(皆同じ姿)がどんどん出てきて、さまよい、人間を探して殺すのです
私は逃げていましたがお化けに見つかり、恐怖で硬直してしまうと、ひとりのお化けに目の前をたちふさがれ、手の関節を動かし殺す準備？みたいなことをしていたのです
私はその隙に逃げ出しましたが、結局追いつかれてしまい、崖に追いやられ飛び降りました
崖の下はずっと深い森で、落ちて死ぬ瞬間にまた目が覚めました

こんな感じでとても目覚めが悪いです
なにか無意識が作用しているのでしょうか

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回答 (2件)

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No.2

回答者： ruehas
回答日時：2012/06/23 11:25

こんにちは。

そもそも夢と言いますのは、無意識の領域にあるものが寝ている間に意識に上るという現象です。そして、夢にはそのひとの心の中にある不安や願望が何らかに形を変えて象徴的に現われます。
この夢には、質問者さんの無意識（深層領域）にある「不安」が現われているわけですね。殺す殺されるなんてのは日常ではちょっと考えられない出来事ですが、このように、夢の中ではそれがしばしば大げさに表現されます。

「追い掛けられて逃げる夢」といいますのは、ほとんどの場合そのまま、心に何か不安がある、何か逃げたいことがあるということです。そして、「殺されても死なない」というパターンは、これは質問者さんが心の中で頑張ってそれに抵抗しているからです。ですが、我慢しなければならないというのは、逆に言いますならば、これは現実には質問者さんは逃げたくても逃げられない状態に追い込まれているということです。
この辺りがこの夢の最も一般的な解釈なのですが、何か身の回りに心配事など、心当たりはありませんか。

まずひとつは、それが未来に対する不安なのか、それとも今現在のストレスなのかということです。例えば試験や面接など、それがこの先の未来のことであるならば逃げたくても逃げられませんし、今幾らじたばたしても終わるまでは解決しません。ではこれとは別に、それが今現在の不安であるとしますならば、私は対人関係を含めた「社会性ストレス」の可能性が最も高いと思います。果たして、もうひとつの夢は複数のゾンビに追い掛けられるというものです。もしかしたらこれは、現在の質問者さんの対人環境に於ける不安を表しているのかも知れません。

学校や会社というのは嫌でも辞めるわけにはゆきません。このため、社会性ストレスというのは逃げたくても逃げられないというのが一番の特徴です。また、対人関係といいますのは相手のあることですから、自分ひとりの考えではどうやっても解決できないわけです。
大概の場合、世の中そのくらいのことは当たり前と、ほとんどのひとが我慢しています。ところが、我慢をするというのは即ち心に何らかの不満を抱いているということです。このため、それはしだいに蓄積し、社会性ストレスというのはしばしば本人の気付かないうちに慢性化してゆきます。

質問者さんの場合はここ一ヶ月ということですから、身の周りに何か思い当たる変化はありませんでしょうか。ただ、それは外部環境だけに限らず、質問者さんご自身の変化であることも考えられます。頑張り過ぎや痩せ我慢。あるいは、これではいけないと頑張ったために、それで返って自分を窮屈にしてしまうということだってあります。
原因が見付かれば対処のしようもあるかもしれません。ですが、述べましたように、社会性ストレスといいますのは逃げようと思ってもおいそれと逃げられるものではありません。ならばこの場合は、休日や趣味などを活用し、上手く気持ちを切り替えることが大切です。

夢といいますのは、無意識の領域から何の脈絡もなく意識に上ってくるものです。このため、そこに論理的な、何か納得のゆく理由付け必要となります。
自分は何故追い掛けられているのか、夢の中で質問者さんは、これに対して、それは相手が統合失調症だからという理由付けを行っています。
夢といいますのは大概このようにして組み立てられてゆきます。ただ、これをもうちょっと深く解釈しますと、質問者さんは相手は統合失調症なのだから自分は悪くないと、夢の中でちゃっかり言い訳をしていることになります。そして、これはしばしば、我々の無意識の領域に発生する「適応機制と同じもの」と考えて頂いて構わないです。
ご存知だと思いますが、適応機制が発動するというのは、それは果たして、無意識の領域に何か精神的に対処し難い問題が発生しているということです。ならば落ち着いて、取り敢えずその原因を見付け出すことではないでしょうか。