No.6ベストアンサー
- 回答日時:
”太平洋戦争開戦の責任は日米どちらのものですか”
↑
米国です。考えても下さい。
誰が米国と戦争したいと思いますか。
当時の日本人は、それほど愚かだったのですか。
イラク戦争を見て下さい。
米国は戦争をやりたかったのです。
そうなったら、
イラクがいくら戦争を回避しようとしても、ダメだった
でしょう。
当時の米国は、大不況のまっただ中でした。
GDPは半分に落ち込み、株価は1/10
に下がりました。
1200万の失業者が街に溢れ、あちこちで
暴動が発生していました。
ルーズベルトは、ニューデールをやりましたが
効果はさっぱりです。
米国は戦争をやりたかったのです。
戦争は最大の公共事業です。
それで、ハルノートなどをつきつけ、日本を戦争に
追い込んだのです。
あの戦争のお陰で、戦後、米国経済は見事な復活を
遂げています。
フーバー第31代米大統領は、ルーズベルトを、
日本を戦争に追い込んだ狂気の男と批判しています。
このフーバーは、真珠湾攻撃に関しても、
ルーズベルトが対独戦に参戦する口実を作るため、攻
撃を事前に察知しながら放置した、という
メモを残しています。
大統領経験者のこの言葉は重いです。
米国の歴史学の権威、チャールズ・A・ビーアド
元コロンビア大教授は、ルーズベルトが巧みに
日本を追い込んで戦争に導いていた過程を明らかに
した本を出版しましたが、この本は事実上発禁処分
にされてしまいました。
「ルーズベルトの責任-日米戦争はなぜ始まったか」
という本です。
じゃあ、そんな策略に乗らず、米国のいいなりに
なっていれば、戦争は回避できたんじゃないか?
そうは行きません。
米国の戦争の歴史を観て下さい。
必ず何かを仕掛けてきたと思われます。
○米西戦争 1898年 2/15 ハバナ湾で、
米国戦艦メイン号が謎の爆発沈没。
米兵266名が死亡。
スペインの仕業だ、ということになり世論が激高。
これが戦争の直接の原因となった。
○第一次大戦
ルシタニア号事件が発生。
ドイツ潜水艦が沈没させ、128名のアメリカ人が死亡。
ドイツに対する世論が急速に悪化、これが2年後の
アメリカ参戦のひとつの伏線となった。
○ベトナム戦争
トンキン湾事件
1964年8月、北ベトナムのトンキン湾で北ベトナム軍の
哨戒艇がアメリカ海軍の駆逐艦に2発の魚雷を発射した
とされる事件。
これをきっかけにアメリカは本格的にベトナム戦争に介入。
その後、ニューヨークタイムズが、米国のやらせであることを
暴露。
○湾岸戦争 1990年
アメリカの駐イラク特命全権大使のエイプリル・グラスピーは
イラクのクエート攻撃に対して
「介入するつもりはない」と発言。
これを信じたフセインがクエートを侵略したが
米国軍により撃退される。
氏は以後、公式の場には一切姿を見せなくなった。
No.10
- 回答日時:
歴史には『真相』はありません。
史実があるだけです。史実を調べれば調べるほど、より大きな視野で物事を理解しなければならないことが分かってきます。東大文学部教授で、日本の近現代史が専門の加藤陽子さんの近著『それでも日本人は戦争を選んだ』(朝日出版社2009)は、高校生を相手に行った授業の講義録です。内容は平易ですが、史実を丁寧に紹介しながら、大きな視野で明治以後の5つの戦争について検討しています。生徒との一問一答も掲載されているので、まるで講義をその場で聞いているような臨場感があります。
NHKでも、この番組は放映されました。オンデマンドでみられるはずです。
『真相』はどっちだと性急な答えを求める読者は週刊誌に任せ、訓練を受けた歴史家がどういう答えを用意したかを知り、その答えをじっくり考える読者には適切な素材になると思います。
No.9
- 回答日時:
・ハルノートはあくまで「試案」でした。
ところが、外務省が曲解して最後通牒としてしまったのです。
また、アメリカは最初がつんと要求して徐々に相手の譲歩を引き出していく習慣であり、
それを理解できなかった日本と文化の相違でもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB% …
・日本は過剰な人口という問題を抱えていました。
アメリカにも大量の移民を送っていました。
ところが現地の職不足、日中戦争により、日本人に対する感情の悪化などにより、
移民した日本人が排斥されるようになったのです。
そのようなこともあり、
当時の外務省は開戦派が主流だったとどこかの本で読んだことがあります。
No.8
- 回答日時:
当時の状況ではアメリカから開戦する事はできませんから、いかに日本から戦争をさせるかを考えたとしても不思議ではありません。
日本はアメリカの罠にはめられたと思っています。
日本は国力において長期戦は無理とわかっていましたから、短期に戦術的勝利を重ねて有利な条件で講和に持ち込む戦略だったようです。
真珠湾を攻撃したのは、日本軍の力を見せればアメリカの世論が反戦に動く事を想定したようです。
誤算だったのは攻撃の結果アメリカ世論は戦争遂行に一気に傾いた事。
アメリカの情報操作は一流です。原爆投下でもあれだけの無差別大量虐殺をしたのに「原爆投下は戦争を終わらせ多くの人命を救ったから正しい」というのを信じて疑わないアメリカ国民は大勢います。
戦争は何をしても勝てば責任を回避できます。負けた方が全て悪いにできますから。
No.7
- 回答日時:
明治以降、日本も欧米の帝国主義を真似るようになりました。
しかし、マネやパクリというのは、オリジナルからすれば次はどうなるかと
非常に予想がしやすいです。現代韓国みたいにね。
アメリカに戦争させられたと言う者がいますが、それは日本が戦略を
誤ってしまい、開戦せざるを得ない状態になってしまったのが事実です。
情報がザル同然、補給は無し、これでは戦争に勝てるわけがありません。
更に言えば、退き時も間違えていました。ミッドウェーでの敗戦時に
講和を結べばいいものを、それを怠ったのはやはり戦略眼がないからです。
どっちが悪いというより、どっちが愚かだったのかと考えないと、
日本は戦略面で成長する事がないでしょう。戦端を開かざるを得ない状況になった
それが戦略での勝負です。戦争は始まる前に、半ば勝負がついているのです。
だからこそ繰り返しますが、誰が悪いとかではなく、戦略を考察して今後
どうすべきかという考えを保たなければいけない。
No.5
- 回答日時:
「太平洋戦争開戦の責任は日米どちらのものですか?」というご質問には、いろいろな面が含まれているように思います。
1。長期にわたる動きは、世界は白人が支配すべきで、その例外を停めよう、という世界的な動きがあったことで、これは既に優れた回答が寄せられています。
2。実際に「奇襲」だったのか、それはどちらの責任か、と言う問題では、宣戦布告の訓電の解読が遅れたためと言う外務省からの発表があったと思いますが、、、それとともにアメリカ側は事実、真珠湾攻撃を知らなかったのかという問題があります。
「奇襲」にすると誰が受益者になるか、時の大統領の infamy 「(日本の)恥ずべき行為」という言葉で、一夜にして平時から戦時に移れたことを思えば、仕掛人の見当はつきます。でも、実証も反証も(少なくとも表向きには)ありませんから、永久の謎でしょう。
結局「先に手を出した方が負け」と言うことで、ことは筋書き通りにすすんだような気がします。
No.4
- 回答日時:
第一次世界大戦で戦場となった欧州は荒廃し没落します。
ロシア帝国はロシア革命・ロシア内戦でさらに疲弊し、ソ連になります。オーストリア帝国は、サン=ジェルマン条約・トリアノン条約で解体し、チェコ・スロバキア、ハンガリーが独立します。ドイツ帝国はドイツ革命で帝政が瓦解し、ポーランドが独立します。オスマン帝国はセーヴル条約で解体し、ローザンヌ条約で現在のトルコ領が確定します。イギリス・イタリアはアメリカの参戦でかろうじて戦勝国となったもののアメリカに莫大な債務を抱えてしまいます。列強の中で無傷で済んだのは、戦場とならなかったアメリカと大日本帝国だけだった。アメリカは債務国から一躍債権国になります。日本は日清・日露・第一次世界大戦と公園デビュー以来3連勝で、勝った勝ったまた勝ったと天にも昇る舞い上がりっぷりで有頂天になってしまいます。ついには国際連盟の常任理事国にまで上り詰めてしまいます。
しかし、同時にアメリカで反日世論が巻き起こる。日本さえ叩き潰せば世界の覇権はアメリカのものだ。日本の奴、いい気になりすぎてるんじゃないのか?
向かうところ敵無しのアメリカに対し、日本だけが唯一手強いライバルとして生き残ってしまっていたのです。4大国の帝政が瓦解したにもかかわらず、日本だけが無傷で生き残ってしまっていた。
ところが単純馬鹿の日本人は、アメリカ人の冷ややかな視線にも気づかず、相変わらず調子に乗っていました。
第一次世界大戦後の東日本大震災で原発が停止してしまった日本は、地球温暖化?知ったこっちゃねえやと世界中から石油を買い占めて、相変わらずパチンコに興じていました。
黄色い猿の分際で生意気すぎる。もう許しておけない。それがハルノートの背景です。
篭城したところで城内には石油が無い。座して死を待つよりは一か八か野戦に打って出て、活路を見出そう。日本は小田原評定の結果、主戦派が主導権を握ります。石油がなくなっては、もうパチンコができなくなる。そうなれば日本はおしまいです。
一方、その日米対立を影から操っていたのがソ連であった。ソ連は世界を共産化する野望を夢見て、資本主義国が同士討ちで共倒れになるように画策していた。ハルノートはアメリカ政府内の潜伏していたスパイの作文であったのです。またソ連は共産スパイである尾崎秀実を使って、日米対立が深まるように政策をねじまげていました。
ところが単純馬鹿の日本人は、ソ連の暗躍に全く気づかずに鬼畜米英と米英に対して敵愾心を露にしていました。
1940年9月19日、宮中で、三国同盟締結についての御前会議が行われた。席上、原枢密院議長は、次のような危ぐを述べた。「この条約の発表によって日本の態度が明白になれば、アメリカは日本に対して経済圧迫を加え、石油、鉄を禁輸、長期に渡って日本を疲弊せしめ、戦争に耐えられないように謀るものと思われる」。松岡は答えた「今やアメリカの対日感情は、極端に悪化していて、わずかの機嫌取りくらいでは、回復するものではない。ただ、我々の毅然とした態度だけが、戦争を避け締めうるであろう」と。松岡の勧めてきた日独伊三国同盟案は、ついに了承されたのである。
その後の歴史は、まさに原枢密院議長が危惧していた通りに推移した。ところが時の外務大臣は頓珍漢きわまる狂人松岡だったのである。狂人松岡は、あろうことか裏で日米戦を画策するソ連との同盟を夢想していたのだ。狂人松岡はドイツが日ソ同盟を仲介してくれると信じていたのである。
なんたる外交オンチか。日本人は諸外国がそれぞれの国益を追求する為に外交をしているということを知らなかったのである。日本が望めば何でも望みが叶うと信じる夢見る少女だったのである。
しかしヒトラーは既に独ソ戦を決意していた。当然、日ソ同盟など仲介するわけがない。スターリンも日露戦争敗北の屈辱は忘れていなかった。日ソ同盟は狂人松岡の妄想でしかなかったのだ。
単純馬鹿の日本人に当時の国際情勢は余りにも複雑すぎたともいえよう。
戦前日本を追い詰めたのが間違いだった。そう反省したアメリカは戦後日本に食糧支援、金融支援、技術支援を惜しまなかった。真の敵は日本でなくソ連だった。それがアメリカが太平洋戦争で学んだことなのです。
戦前軍事力を過信し、国際的に孤立した日本は、サンフランシスコ講和条約で国際社会に復帰し、日米安保条約で経済大国の道を歩んだ。
No.1
- 回答日時:
当時欧米諸国は武力を以て他国を征服し、支配権を拡張することに依って
自国を発展させる最良の手段とし、それが世界通念として認められていた時代であった。
日本も負けじと、西欧的な帝国主義にのっとる植民地獲得政策、および軍国主義的な国内政策で、東アジア・東南アジアに独自の勢力圏を設定して、その範囲内での覇権主義を唱えた。
東南アジアにおいて、植民地に成らなかったのは日本国ぐらいで有る。
欧米諸国は、日本を、あわよくば植民地にして自国の勢力圏に収めようという野望を持っていたのである。
ルーズベルト大統領は、その絶大な権力を使って遂に日本を戦争に巻き込むことに成功した。
日本は、海外に依存している物資を止められ、ハル・ノートをつきつけられ、戦争か、降伏かの選択を迫られた。
日本は、勝ち目の無い戦争であるが、奴隷に成るのなら、捨て身の国民総玉砕も辞さんと、特攻隊まで作り戦ったのである。
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