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しょうもないことだけど、大陸でもないし、島でもないし、どうなんでしょう。
いろんな国(?)の基地もあるし、出来るだけ、どうなっているのか詳しく教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

南極条約、第四条【領土主権・請求権の凍結】 というのがあるようです.詳しくは以下のURLを参照してみてください. 条約の有効期限と、現在、本当に、各国がきちんと批准しているかどうかも入念に調べてみる価値があると思います.


 

参考URL:http://hyper3.amuser-net.ne.jp/~lawtext/1961T005 …
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自信はありませんが、南極はいずれの国にも所属しないと言う記載を見たように記憶してますが・・・?


さらに
http://duplex.tripod.co.jp/joyaku/js27-5.htm
(日本国との平和条約(昭和27年条約第5号))
このページで「第二章第二条(e)」で少なくとも「日本」は権利を放棄してます。

おそらく何らかの国際法に記載があると思いますが・・・?

ご参考まで。
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南極大陸は誰のものでもありません。



基本的には1885年のコンゴ自由国の成立時にだれもいない土地に対して
「先取権」という概念が認められ、そこに初めて到達した国が領有権を主
張できるようになり、南極にはノルウェーを初めとして領有を主張できる
国がいくつもあります。しかし、1957年~58年にかけて南極で行われた国
際科学観測をきっかけとして1959年に「南極条約」というのが結ばれて、
領土権を棚上げ・凍結することになりました。

条約の内容など詳しいことは参考URLを見てもらいたいのですが、この条
約で南極地域の平和的利用や科学的調査の自由などがとりきめられており、
この目的のために誰でも自由に立ち入って調査することができます。

また、月その他の天体についても1967年に締結された「宇宙条約」によって
領土権を主張する対象とはならないことになっています。
(参考http://homepage1.nifty.com/nils/data/space.htm

参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/jyoyaku …
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南極は氷で覆われ大陸の全体像を見ることは出来ませんが、りっぱな大陸です。



現在南極大陸に領土権を主張することは国際条約によって禁止されていますが、南極大陸にもっとも近いアルゼンチンは、自国にもっとも近い南極の半島に基地を設け、研究員を送り込んでいます。そこまでは他の国と同じですが、アルゼンチンは家族や一般市民(労働者として)まで送り込み、南極生まれの子供までいます。その子供達に対する学校まであります。またアルゼンチンの地図には法律で必ず南極の自国領土と称する地域(南極点、南緯60度、西経27-74度で形成する三角形)を含めることになっています。アルゼンチンの国土面積は、世界的に認められているのは、2,780平方キロですが、同国の発表する資料では南極の領土を加え3,761平方キロ(日本の10倍)となっています。領土問題で話し合う時は、いつから自国領土として主張し実行支配してきたかが問われるので、将来に備えて既成事実を作っていると思われますが、南極大陸ではその思惑は通らないでしょう。イギリスに既成事実(植民)を主張され、マルビナス諸島(フォークランド諸島)を失ったアルゼンチンとしては、二度と同じ轍を踏まない決意の表れかもしれません。

参考URL:http://www.surdelsur.com/pag4.htm
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ある国が南極条約に批准したことは、南極の領土権を放棄することになりません. 一時議論を凍結する、という趣旨に同意したことを意味します.



南極条約の第四条は、意外な記載方法がとられています.「領土主権を放棄する」と解してはならない、と記載されています. だいたい国際的な取り決めというのは、(1)全国家が批准したわけでないことが多いわけだからどこからから異義がでる可能性はいつもある (2)本来国益が対立するものをうまくまるく収めたようにするものだから条文にごたごたの痕跡が残ることがよくある という気がします.
------------------------------------
第四条【領土主権・請求権の凍結】

 この条約のいかなる規定も、次のことを意味するものと解してはならない。
(a)
 いずれかの締約国が、かつて主張したことがある南極地域における領土主権又は領土についての請求権を放棄すること.
---------------------------------------------------------------

宇宙(月・惑星など)・南極・海底など、全人類に所属するものの領有権については、一応国連が噛んだり、利害関連国で協定を結んだりしていることが多いです.しかし、それらの協定に含まれる条文が本当に内容のあるものか、確かに批准されて発効されているか、批准していない国の立場は一体どのようなものか、等を常に考えていく必要があります. 

条約が存在しているという事実から、国際的な安定した見解が確定していると判断して、安心してしまうのはこれからの社会では早計と思います.これからの国際社会で適確な判断力を持って生きていくには、クールに契約の条文どおりに解釈し、時には条文のもつれにかくれた裏まで読むしたたかな現状認識を期待したいところです.国際条約の前文に往々にして、意味不明な前フリ言葉がいっぱいちりばめてあるのは、そのような議論のもつれを反映しています.
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南極条約で、凍結したが、放棄もしてない、という領土権主張に関する、地図上の範囲を調べてみました.南極の一部に関して領土権(territorial claim)を主張した経緯があるのは7か国でした.領土権範囲については巧妙に重複を避けたようにも見え、フランス、ノルウエー、オーストラリア、ニュージランド各国の南極における領土権主張領域は他の他の国のそれと重複はありません. 一方、英国、アルゼンチン、チリが主張する領土権主張領域には共通領域があります. この共通領域は南アメリカの直南あたり(西経約60度付近)に存在します.このエリアには、英国、アルゼンチン、チリの南極観測基地が集中していています.アルゼンチン南端の港が極めて近く、船等がアプローチしやすいからと推察します.以前フォークランド島紛争が、英国・アルゼンチン間にあったと記憶しますが、南極の一部に関する両国間の歴史的問題意識も、両国の首脳の頭の中にはあったのかな、と思いました.



ちょっと視点を変えて、南極地図上で見出される、一国が南極に持つ観測基地の「単純な個数」を考えると、アルゼンチンの南極観測基地は9個所が最高のように見えました.それは、まあどうでも良いことですね.ただ、多い.

南極の地図上では、上記の7か国に加えて、少なくとも、米国、ロシア、ドイツ、南アフリカ、日本、がそれぞれ単数あるいは複数の南極観測基地を設置しいているのが見出されました. 日本は、瑞穂基地と、昭和基地を置いています(東経約40~東経約60度、南緯約68度のあたり(数字は概略値)の海岸近く).これらの国々の基地の配置場所については、上記の領土主張と何の関係もなくおかれているようにも見えます.まあ実際はそんなことはなく、巧妙にいろいろ考えながら置いているのでしょうが. ただ、原理的には、ここでは、南極は誰のものでもない、という発想で基地が散在していることが見て取れます.南極(に限らず宇宙もそうでしょうが)に関して、律する原理の二重構造(粗雑に二分化すれば、先発者による領土権主張原理と後発先発を問わない平等原理とでも呼ぶとわかりやすいか)があるのが、見て取れるようなきがします.

多くの基地は、海岸近くにあるようです.船等による物資補給の便宜が良いからでしょうか.一方、他に基地のない全然南極点(南緯90度)そのものに、ドーンとおかれて地図上でひときわ目立っているのは、米国のアムンゼン=スコット基地でした.

なお、1959年に12か国が署名した南極条約は、現在の署名(sign)国数は、40か国です、現在の世界の国の総数は、192ぐらいだっように記憶していますけれど、40か国というのはまずまず、最低限は大丈夫なレベルかなと思いました.(署名と批准の法律上の違いについては、気になったのですが、確認しませんでした)

(引用数値、歴史等は文献:GEOacitive 1 -stage4: Global Geography-, Susan Bliss, 1998)
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この回答へのお礼

ありがとうございました。頭脳回線がショートしそうです。ところで南極ってそんなに大事な場所なんでしょうか?(氷が溶けたら大変なのだしょうけど、それ以外でも科学的・天体的に非常に意味深い物があるのでしょうか?)お礼になっていなくてすみません。。。。。でもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/22 14:38

>それ以外でも科学的・天体的に非常に意味深い物があるのでしょうか?



これだけに絞りますね。
南極は、少なくとも19世紀まではほどんど誰も足を踏み入れていない
場所です。つまり、人が踏み荒らしていな上、大陸内部ではまず生物は
見当たらないので、昔のままがいろいろ保存されているのです。

たとえば、氷。掘ると40万年以上も前の空気が取り出せます。
当時から現在までの大気の組成、気温の変化などがわかります。
厚いところで4000m以上の氷が大陸に乗っているのですが、
南極ほど、氷が積み重なったところはありません。

そして岩石。一番古いものは、地球ができたころ、40数億年前の
岩石が発見できます。これは、人の住むところでは雨と日照りで
風化してしまいほとんど手に入りません。

隕石や宇宙の塵。地球上には宇宙空間から隕石、塵といったものが
降ってきますが、人の住む地域では生活で出る塵、ばい煙などに
まぎれ、どれがどれやら区別できません。
その点、南極では見つけやすいのです。
ちなみに、日本の観測隊が見つけた隕石は他の国よりも多いのです。
基地のある場所がよかったようですね。

そして、オーロラは極地でしか見られません。北極でも見られますが、
南極のと比較すると、北極・南極で同時に出ていることもわかっています。

ペンギンは南半球にしかいませんが、南極大陸にしかいない種類も
あり、人間の影響を受けないので観察するには最良の場所です。

あとはオゾンホール。南極上空でわれわれを紫外線から守るオゾンの
量が減っているのが顕著に表れます。

これら研究成果は各国で協力してわかったものも多くあります。
国境や国籍に関係なく、いろいろな国の人々が協力し合える
世界で唯一の場所かもしれません。そういう意味でも大切な場所でしょう。

この回答への補足

ありがとうございました。大変興味深く読ませていただきました。ところで、いま南極にはどのくらいの国の基地が存在しているのでしょうか?参考文献でもよいので教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。

補足日時:2001/05/28 19:14
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この回答へのお礼

ありがとうございます。これからの飛躍を教えていただけたら幸いに思います。
その他の文献も一般人にわかるようなのがあれば、お聞きしたいです。そして、ますます興味がわいてきました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2001/05/23 22:32

>いま南極にはどのくらいの国の基地が存在しているのでしょうか?



参考ページを下に書いておきます。
日本の観測隊の元締め、国立極地研究所にある観測隊のページです。
「世界の越冬基地」のところをご覧ください。
これは現在使っている基地であって、各国とも、使われなくなった
基地がいくつかあるはずですので、すべてを数えるともう少し
多くあります。

参考URL:http://jare.nipr.ac.jp/nan00001.html
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