水銀などの重金属および有害物質は、体に蓄積すると毒性を発揮するなどというのをみかけるんですが蓄積したら発症ではなく、蓄積してきたからだんだん症状がわかるようになるということでしょうか。
メチル水銀なども神経細胞が破壊されるまでのプロセスを調べた限りでは、
確実に少量でも反応しているんです
ましてや体に蓄積しっぱなしだと臓器の水銀濃度などがとんでもない数値になるはずなのに
資料などネット上で探している限りだと
そんなに高い数値の結果みたいなもの(そもそも少ないです)は見当たりませんでした
髪や尿、便からでていくというのがありましたがたぶん血液中のがでてきたのかな・・・・・・
脂質や脳などに溶けた重金属などは”自然”にでていくということなんでしょうか?
長文すみません。どうか回答お願いします
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
何事もそれが効果の全てという議論は出来ないのですがとりあえず。
水銀は、タンパク質に影響します。硫黄を含むアミノ酸がありますね。卵に多くて、卵黄中の鉄などに結合して緑色に見える黒ずみ原因だったり、ニンニクやタマネギの臭みや薬効の分子を構成したりする硫黄(S)。水銀は硫黄(S)と結合するので、タンパク分子のSH基と結合します。それで障害されます。
解毒と称される仕組みでよく解明されているのがグルタチオン抱合ですね。これはSを含むペプチド(グルタチオン)のSの結合力に他なりません。そしてグルタチオン抱合はある細胞が細胞内の毒を細胞外へ出したという意義でしかありません。解毒ではなくて放毒です。
ですから、結局ですね、ある金属が、組織の構造や酵素などのSに勝ってくっつくと障害され、掃除用具であるグルタチオンの方につけば解毒というだけの区別です。ウンコがズボンにつくかトイレットペーパーにつくかです。グルタチオンというとトイレットペーパーにつけば細胞外にポイっできます。細胞外とは端的には血液ですね。その後は知りません(笑)誰かが足で踏もうが。隣の細胞が食べちゃおうが。その細胞はとにかく自分外へと捨てたのです。そういう個人の自己防衛の総和が国防なのです。親切な中央軍がいて解毒して回ってくれるなんて空想です。自分の家を守ったらそれが国を守る事になるというのが真実なのです。生物が現実の真相を教えます。逆に人間社会の人文科学の論理を生物に持ち込むとすべてが空想になります。メチル水銀から国を守りたい主導者であるあなたは何も出来ないのです。個々の細胞が毒を放出してくれ、その毒が国外へ流れ出る事を祈るばかりです。
人文社会科学世界でも中央の統計局に限界がありますが、実際の生き物の営みにおいてはまったく、蓄積量を調べられないのです。血中濃度や尿中濃度を測ってそれで臓器を評価しているのでは社会統計の詭弁と同じですね。
つまり症状が出てきて発見というのが真相です。癌でも役人の横領でも、なかなかシッポをつかめずにたいていそんなもんですよ。
しばらく血液中を分布していたものが出てきたかどうかも分かりませんが、血液(液体成分)というのは、細胞外成分なのです。障害というのは細胞以内の話なのです。血をサラサラにしましょうとかやたら血が注目を集めますが、血は痛くも痒くもないわけです。血管は下水と上水を兼ねている管です。血はその中の液体にすぎません。細胞は毒を下水に出して個人的解毒終了するのです。まさに自己責任です。他の地域の人がそれを上水にしても知ったことじゃありません。人間社会の河川もそうなっていますね。
毒を個体が個体外へ排出した日に個体の解毒も終了という次第です。
”自然”に出ていくというか、カチカチの固体の塊でもない限り、物質は入れ替わっていますよね。体も細胞も大方そうですね。新陳代謝です。解毒も何事もその一環に過ぎません。池の毒が薄まるまで水や空気やドロが出入りするばかりです。その入れ替わりで、毒に注目すれば解毒、栄養に注目すれば栄養補給というだけです。
生物の体は入れ替わらなかったら逆に管理が大変だという事ですね。神経細胞も入れ替わりが激しい物ならばたぶん症状はでませんね。
以上のようにド素人が考えました。
No.2
- 回答日時:
物質にもよりますが
化学物質の生物的毒性は、蓄積濃度以外に閾値濃度が重要視します。
特に、重金属の場合は、閾値濃度による中毒が主となります。
また
生物に取り込まれた物質が、生体内で代謝されて少なくなっていく
生物的半減期は、物質により各々既定されています。
No.1
- 回答日時:
重金属も性質はさまざま重金属の中でも人にとって必須性が証明されているものと、現時点では有害あるいは必須性が証明されていないものがあります。
また、重金属には有機金属と無機金属があり、例えば体温計に入っている金属水銀は無機金属、水俣病の原因となったメチル水銀は有機金属です。この分類は毒性学上非常に重要で、メチル水銀は毒性が強く中枢神経に障害を与えますが、金属水銀は腸管からの吸収率も非常に低く、毒性も強くありません。「存在=危険」ではない重金属は、そもそも地球の地殻中に存在するものであり、通常の環境下では、人も含めてすべての動植物に微量に存在します。したがって、有害とされている重金属が人体に存在するからといってリスクがあるというものではありません。問題となるのは、鉱山などから廃滓(はいさい)が流れ出したりするなど人為的な高濃度汚染に暴露されることにより、人体影響が発生する場合です。問題は毒性を現す臓器での蓄積量。人体への健康影響は高濃度に暴露された重金属の毒性と人体に取り込まれる量に左右されます。この取り込まれる量についても、食品中に存在する重金属が食品とともに口から入り、それが毒性を現す臓器や組織に到達し、そこに蓄積された量が問題となるのです。この蓄積量は腸管から吸収された量(口から取り込まれる量×腸管吸収率)と主に尿(便、呼気、皮膚からも排泄される)から排泄される量によって決まります。また、重金属の毒性は、血液によって運ばれて、どの臓器に、どれくらい溜まれば、どんな障害を与えるのかが重要なのです。したがって、人への健康影響は、その重金属の特性をよく知り、障害を起こす蓄積量に達するには食品中の有害物質の量がどれくらいになるか、これをしっかりと見極めることが大切です。たとえ有害とされている重金属が食品中にあるからといって、即座に危険と考えると、この世で食べる物はなくなります。ありがとうございます!重金属すべてがすべて危ないわけではないんですね!!
難しい・・・・・常に考えつつ食べるものを
選んでいかなければなりませんね
なんだか周りは危険なものだらけでいい気持ちはしません・・・・・・
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