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オープンドレイン出力のリセットICについて、伺いたいことがあります。

リセットICのVDD電圧で、出力をプルアップして用いるのが一般的だと解釈しています。


検索して出てきたデータシートの8ページ目に丁度良い記述と図がありました。

http://www.rohm.co.jp/products/databook/voltage_
「電源投入時、VDDが動作限界電圧を越え、tPHL間の出力は不定です。」

VDDとプルアップ電圧が同系統の場合、リセットICが動作する電圧(動作限界電圧)までは、
プルアップ抵抗を介して、出力に立ち上がり途中のVDDの電圧が乗ってくる(=グリッチが発生する)ものと思われます。

今回、リセットICのつなぎ先のマイコンの電圧が低いため、このグリッチによって一時的にリセットが解除されないかと懸念しています。

電源投入から、リセット解除までは、リセットICの出力(=マイコンのリセット端子)ロー確定状態と
しておきたいのですが・・・

この対策として、簡単なものは何でしょうか。

電気回路はまだまだ勉強中で、説明も分かりにくいところもあるかと思いますがご教授頂けたら幸いです。

出力端にプルダウンを入れておくのが良いのかなとは思いますが、どうもプルアップとプルダウンを同時にするのはどうなんだろうと思ってしまいます。

A 回答 (1件)

結論から言うと、



>今回、リセットICのつなぎ先のマイコンの電圧が低いため、このグリッチによって
>一時的にリセットが解除されないかと懸念しています。

そのような心配はあまり意味がありません。
解除というか、マイコン電源自身も動作可能な値でないうちにリセット信号を確定させたところで
確実にリセットされ....ませんので。
ほんの数マイクロ秒後にはリセット信号がアクティブになり、それが効くでしょうから
その後はちゃんと動作します。

ついでにいえば、リセット入力はヒゲのようなノイズで効いてしまうとまずいので、
わざと「鈍く」作られてる場合もあります。
「リセット入力アクティブが3クロック連続すると受け付ける」のように書かれてれば
そういう事です。
クロックの発振が安定するのも、電源電圧が安定してから若干の時間が要ったりします。
リセット信号だけ理想的に作れてもクロックはどうなの、という話でもあります。

むしろリセットICは、0.6V程度からLow出力を保証してたりしますが、
マイコンの動作可能電圧はもっと高いのが普通です。
リセット信号だけ理想的に作れても、マイコンが理想的に動いてくれません。

そういう事情で、電源を入れた機器からノイズが出る,のはよくある事です。
些細なノイズも許されないならば、
リレーや SSR など半導体スイッチを入れ、電源OFF時はスイッチOFFしておき、
電源が(というよりマイコンシステムが)正常になってからスイッチONにする仕掛けが要ります。

ご存知でしょうか、オーディオアンプで電源投入時はスピーカーに出る「ポップノイズ」を
回避するために、スピーカ出力にリレーを入れてあり、
電源ON の瞬間はノイズが聞こえず、数秒後にリレーONする、という仕掛があります。
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この回答へのお礼

早急なご回答ありがとうございます。

なるほど、心配のしすぎでしたか。何分分からないことが多くて神経質になっていました。
そこまで厳密にローに落としに行く必要はなかったのですね。

ありがとうございます。

リレーは使ったことがないので、調査してみます。
どうしても実装面積が大きくなってしまいそうですが・・・

お礼日時:2012/06/27 23:49

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