プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日テレビを流し見していたところ、オスプレイがゆっくりと傾いてゆき墜落する映像が流れました。
その映像についての詳細は番組では触れられてなかったと思います。
この映像は何度か見た記憶があるのですが、あの墜落はどのようにして発生したのでしょうか?

あれが、機体の欠陥またはパイロットのミスによって起きた墜落なのでしょうか?
そして、そのどちらも改善されていないからこそ問題視されているのでしょうか?


試作機ならば、耐久性や安定性などの限界を見極めるため、あえて壊れるまで機体に荷重をかけたり墜落するまで傾ける操縦することだって考えられるし、当然ながらその映像を記録に残すでしょう。
他の航空機でもやることだし、車でも壊したり転覆や衝突させる実験はします。
あの映像はこういうのとは違うのでしょうか?

A 回答 (4件)

wikipedia より引用


http://ja.wikipedia.org/wiki/V-22_(%E8%88%AA%E7% …

1991年6月11日に試作5号機が初飛行時に左右に揺れながら離陸後、数mの高さから大きく機体を傾けてナセルとローターが接地し、機体は転覆して地上へ落ちた。火災も起きずパイロット2名は脱出して軽傷で済んだが、機体は失われてしまった。

墜落原因は、飛行制御システム (FCS) の3つのロールレイト・ジャイロの配線の内の2つが逆に接続されていたミスと判明し、3ヵ月後に試験飛行は再開された。

この回答への補足

1さんが紹介してくださった映像はこの一回目の事故なのでしょうか?
火が出ていますが、この程度なら火災とは見なされないのでしょうか?

補足日時:2012/07/02 18:59
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航空機製造のプロが計画・設計・製造したものとは思えません。



まず、シングルローターヘリコプターの場合はローターの回転中心に機体の荷重が集中します。(多少、前後左右のアンバランスはありますが)
更に、ローターは羽根の径が大きく且つローターに重量があるため、ローターはジャイロ(地球ごま)としての動作となります。そのためヘリコプターの場合は機体が傾いてもローターの姿勢は変わらず、この変わらないローター回転面を基準にして機体の制御を行います。
ローターの姿勢を変えるのはローターの位置に応じて羽根角度を変化させ、この時の羽根に発生する揚力でローターの姿勢変更(回転面の傾斜変更)をおこないます。つまり、ローターの回転面制御はエンジン力ではなく羽根に発生する揚力で行っています。(ローターの羽根角度の制御に使用されるのがスオッシュプレートと呼ばれるスリップ円盤です)

ダブルローター(機体の前後にローターを有し、一般にはタンデムローターと呼ばれている)ヘリコプターもそれぞれのローターはシングルローターと同様な動作となります。

次に、ハリアーの様なジェット推進方式の航空機の場合は下向きのジェット噴射位置は機体の中央に近い所(重心位置)に有り、且つ3箇所の噴出口が有るため水平バランスをとることが可能となります。(制御操作は非常に難しいが)

一般に、翼を有する航空機は左右の前翼+尾翼の3点支持で機体のバランスがとれる構造になっています。
(先尾翼の機体でもデルタ翼の機体でも3点支持の機構は同じです)

上記の内容をもっと単純に説明すると機体の荷重点(又は荷重線)はプロペラ・ローター・翼が発生する揚力に点又は線上で合致していることになるので安定して飛行が出来ることとなります。

これに対して、オスプレイは左右の翼端に有るローター(と言われている?)が発生する揚力線と機体の荷重線(胴体の中心線)が直交しており、機体が空中に静止しているときは機体のピッチング変動に対してローターは制御することが出来ません。あくまでもローリング変動のみの制御となります。

更に、ローターは直径が小さくプロペラのような軽荷重なのでローター自体のジャイロ効果は期待出来ません。
つまり、翼端のローターは機体の姿勢変動と一緒に変化してしまうのでヘリコプターのようにローターを姿勢制御の基準面(基準回転面)として使用出来ないため、事故の映像のような状態になってしまうのです。
原理的にもともと無理な(無茶な)発想で作られたものです。

ここまで述べた技術内容は中学生でも理解できるはずです。
防衛大臣は中学生以下?  製造者の技術レベルも中学生以下?

防衛大臣の言う「オートローテーション」はオスプレイには無いのです。オスプレイのローターには回転の慣性力は無いのです。
防衛大臣は「オートローテーション」が何たるものなのか、判っているのか疑問です。

もう一度言います。
この機体は航空機の技術者が計画するべきものではありません。ましてや、民間機として使用するなどは問題外の外の外です。
政治的に配備がどうのこうのではなく、それ以前の失敗作です。
配備には技術的に????であることより大反対です。

どうしても実践したいのならば、機体の重心を重心直交点より少し後ろになるように設定し、尾翼部分にもう一つローター(プロペラ)をつけ、この3箇所のローターをジャイロ制御するしか解決策は有りません。
(カッコわるいだろうな)

この回答への補足

ネットをさまよっているとこのような記事を見つけました。

オスプレイのモロッコとフロリダの事故
obiekt.seesaa.net/article/280173146.html

オスプレイの風圧と排気
obiekt.seesaa.net/article/280176542.html

FAAとオートローテーション
obiekt.seesaa.net/article/280181863.html

未亡人製造機と呼ばれていないオスプレイ
obiekt.seesaa.net/article/280184121.html

オスプレイ事故映像の真相
obiekt.seesaa.net/article/280226111.html

イカロスMOOK世界の名機シリーズ「V-22オスプレイ」7月13日発売
obiekt.seesaa.net/article/280673570.html

マスコミで語られてるものとかなり食い違ってきます。
改めて、冷静に考える必要が出てきました。

補足日時:2012/07/23 17:11
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この回答へのお礼

F-117は航空力学的に無理がある構造だがフライバイワイヤの導入でどうにか飛ばしているそうです。
同じように、オスプレイも回答者様が挙げた問題をコンピュータ制御なりなんなりで克服したからこそ計画が進められたのだと思っていたのですが、そうでもなさそうですね。

沖縄のデモ行進の様子を見ると、かなりヒステリックな印象を感じました。
使用されてる垂れ幕の中には「戦闘輸送機」なる珍妙な単語までありました。
軍事や航空機に無知な人を煽って米軍を追い出すための口実にするためオスプレイを悪者に仕立て上げてるのではと懸念していたのですが、そうでもないようですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/12 23:20

#2です。



> 1さんが紹介してくださった映像はこの一回目の事故なのでしょうか?

#1さんご紹介の動画に「1991年、試作機段階での事故」とあります。
動画と#2の回答は同じ事故です。


> 火が出ていますが、この程度なら火災とは見なされないのでしょうか?

これはさすがにわかりません。
#1さんの動画とは別のサイトで同じ動画を見たことがあるので回答しました。
こまめに検索すると同じ画像がいろんなサイトで紹介されていると思います。
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この回答へのお礼

補足の回答、ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/08 19:23

>あの映像は



どの映像だか不明なので誰も何とも言えないのでは。

オスプレイ墜落[レックス・リボロ博士解説付き]V-22 Osprey crash

なら
「試作機段階」と書かれてますね。
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この回答へのお礼

よく見る映像だったんで、わかる人ならわかると思いこのような質問を立てた次第です。
この映像…だったかな?
違ったような気もするし…。
いずれにせよ、試作段階で起きた事故の原因が改善されてるかどうかを考えず、ただ事故が起きたという事実のみに目を向け騒ぐのはよくないですね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/02 18:29

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