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先日、ヒッグス粒子が確認されたと大々的に報道された。
ビッグバンの後、発生した粒子は質量を待たず、それぞれが衝突することもなく自由に、ただ飛び回っていた。しかし、空間が相転移しヒッグス粒子なるものが充満して、粒子の運動を妨げ、お互いが接触する機会ができ結合を始め、素粒子が発生し、現在に至る物質世界が出現したと。
他の粒子はなぜ自由に飛び回れるのに、ヒッグス粒子だけが、まるで水のように充満したのか疑問。
昔、光はなぜ媒体の無い宇宙空間を進むことができるのか、というのに対して、目に見えないエーテルが存在するからだと信じられていたことがあったらしい。現在ではこの考え方は否定されている。どうも、この類の論理展開のようにしか、ど素人には思えない。
ヒッグス粒子なるものは他の粒子に質量を与えたとあるが、その後、それは消滅したのか、現在も宇宙空間に存在しているのか、との疑問も湧く。
質量と言えば重力を思い出す、しかし、重力は空間の歪みで生じるとあり、質量と無関係かいな、なんてことも思ってしまう。
そこで思い出したのが重力はグラビトンなる粒子が与えているという話を以前、聞いたことがある。
質量=重量なら質量を与えたのはグラビトンであり、ヒッグスなんてとてつもなく多量に存在するものを考えなくたっていいじゃない、とそれこそド素人は思うのですが・・・
どなたかド素人でも分かるように解説してもらえませんか!

A 回答 (1件)

物理学カテゴリで質問したほうが有益だと思いますよ



まず、ヒッグス粒子はあなたの目の前の空間どころか体内にも存在してます。現在でも。
今までそれが見えなかった、あるいは確かめられなかったというだけ。

さて、マスコミは”質量の起源”と喧伝してますが、厳密には正しくありません。
質量には二種類ありまして、
加速の与えにくさから→慣性質量
引力による引っ張られの強さから→重力質量
このたびのヒッグス粒子は前者の起源を説明するものです。
後者の起源を説明するのはご存じ重力子。いまだに発見されていませんが”存命中”ですのでご安心を。


素人にはトンデモな理論でも、それで物理現象が説明できてしまえば”その理論は正しい”とされるのが物理学です。そこに個人的価値観(~のはずだ、~とは思えない)の入る余地はありません。
鉄球と羽は本来同時に落ちるなんて常識からするとトンデモですが、何か文句ある?

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%AA%E9%87%8F
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今もヒッグス粒子がこの世の中に存在しているのですか?
それは単に存在しているだけでこの物質世界に何らかの影響があるのか無いのか、また、疑問が湧いてきます。

「素人にはトンデモな理論でも・・・」ですよね。
でも、実際その通りになっていることが後にド素人でも分かるようになるから元々正しい理論だったとしか言いようがありません。
我々の知る宇宙には物質が、それこそ無限にあると思えるのですが、実は宇宙開闢のビッグバンでは物質と反物質が同数存在していたと・・・
その後、自発的不平衡か何かは知らないが物質と反物質のほとんどが再結合して消えてしまった、ごくわずかに残った物質がこの世を形成しているとか。
ごくわずかがこの膨大な宇宙かいなって思ってしまいます。
ド素人は知らなくていいのかもしれませんが、知らないことをそのままにはしておけないのが人間。
何でそうなったか、お前は知らなくていいの・・・かも。

お礼日時:2012/07/14 08:53

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