アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こんにちは。
デザイナー、デザイン力あげようと努力している方に質問です!
デザイン力をあげるためにどんな努力をしていますか?

デザインの仕事をしていてクライアントの返事待ちの時等
仕事中の空き時間はつきものだと思います。
(質問主は最近そういうことが多いです...)
その時間を有効に使ってデザインスキルを伸ばす為に努力がしたいです。
また、休日にできることなどあればと考えます。
これから広告業界はますます競争が激しくなるのではと考えており
いいものをつくれるように自分の力を磨きたいのです。

ちなみに私はグラフックデザイナー歴約1年半の女です。26です。
これからのこととか、自分がデザイナーとして残って行けるか非常に不安です。

ちなみに私は時間のある時何をしているかというとデザインの本を読んだり、
コンペに出品したり等しています。
休日はショッピングしたり(←これが私は大事だと思っているのです。)
たまに美術館等に行くという感じです。

努力の仕方を人に聞くのはもしかしてナンセンスかもしれませんが、
目から鱗的なことがあれば参考になることがあるかもしれないと
思い質問させて頂きます。
宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

アートディレクターにしても、コピーライターにしても一番大切な事は「自分の立ち位置 ークリエーティブのスケールー」を持つことでしょう。

例えば、NYADC、OneShow、CannesAD等世界のアイディアを知ることです。デザイン力もコピー力も互いに良い作品は、凄いアイディアの引力を持っています。消費者を引き寄せる引力です。良いものを見て吸収していれば、自分のクオリティを知ることが出来ると思います。
Ads Worldでも作品は観れます。グラフィックに限らず、テレビ、ラジオ屋外、サイバー等世界の今を知ることです。
そして一番大切な事は「アートレイアウターになるな!」アートディレクターとして生き残れるか?を考えて下さい。
汐留のアドミュージアムに行くのもいいです。先日、コピー500ランキングと言うのを購入し、その日のうちに全て観ましたが、やはり良いコピーには良いデザイン。その組み合わせです。まずは世界のクリエーティブの今を知ることです。良いアートディレクターは良いコピーライターも兼ねる。逆に良いコピーライターは良いアートディレクターを兼ねる。私はそう思っております。

参考URL:http://gyofunori.jp
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
お恥ずかしながら海外のデザインをほとんど見ていませんでした。
意識していた訳でなく、無意識に見ていませんでした。(甘過ぎますが英語が苦手だからだと思います。)
コメントいただいて本当に良かったです。
広く広く頭を柔らかくしていいものに触れることは、自分を知ることにもつながるのですね。
『消費者を引き寄せる引力』とても素敵な言葉です。
もっともっと色んなアイディアや考え方に触れて自分の血肉にしていこうとおもいます!

「アートレイアウター」という言葉にドキッとしました。
今の私はそうだと思います。(むしろレイアウターとしてもまだまだです)
あらためて良いコピー、ディレクション、デザインがそろってのいい広告なことを感じました。
コピーを考えることはかなり好きです。
コピーやテーマ、イメージを考えてからデザインに入ることもあります。
逆のこともたくさんありますが。
工程としてその方が説得力があると感じるからです。
双方を行ったり来たりしてデザインがしっくりくるようにまとようとつとめています。
ご意見を参考に素敵なアートディレクターを目指します!
新しい視野が開けました。ありがとうございます。
これを気に英語にも向き合おうと思います。
せめて図録の文字が読めるようになりたいです...。

参考URLはSandal2011様の会社のものでしょうか?
インパクトがあって分かりやすくてステキです。
広告評なども興味深いのでのぞかせて頂きます。

大変勉強になりました。
とてもご丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2012/07/26 11:20

こんにちわ



私はソフトウェアデザインという分野を仕事にしています。デザイナーとして働き始めて
から、12年ほど経ちました。最初は印刷物、装丁やパンフレット、ポスターのデザイン
業務から始めてWebデザインの分野に進み、プログラマーになって、今は両分野を扱う
仕事をしています

専門教育を受けていないので、ずっと独学を続けてきました。お役に立てるか
わかりませんが、自分が続けてきたことを少し書いてみます

仕事を続けることは、他のなによりも学ぶ機会に恵まれるものですが、
毎日同じことの繰り返しになっていたり、限られた範囲の責任や自由でしか
挑戦することができないということはよくあります。私は何度か転職をして、
そのたびに違う分野に進んでいますが、そういう閉塞感から出たいという
気持ちもあったと思います

デザインについて独学で、その方法はいろいろありますが、外に出て街を見る、
というのはとても大事なことですよね。お店を見たり商品を眺めたり、
カフェで一休みするのもいいことです。ショップカードや食器や店舗内装を見ています
それからお店でかけている曲を調べたりします

1日カメラを持って歩いたりしました。写真を撮るというのは絵を描くということと
似ている部分と違う部分があると思います。絵を描くのも好きですが、
絵を描くということはひとつの風景や姿形と向きあって、そのかたちを描く
という内向きの方法です。写真を撮るというのは、世界の広さを受け入れて、
その一部を切り抜くことでかたちづくる、そんなふうに考えていました
画家のように世界を見ながら、切り抜いた世界の一部をどう組み合わせたら、
印象をかたちにできるだろう、と思っていました

印刷物のデザイナーだったので、紙の質感はいつも気にしていました
本を手にとって手触りやインクの乗りを確認したり、自分で紙を取り寄せて
製本をしてみたこともあります

仕事でコンピュータの前にいることが多いので、あえてコンピュータを使わない
というやり方も良いと思います。最終的にコンピュータを使うにしても、
かたちを組み立てる段階では手作業で作り上げてみるという条件をつけてみたりします
シルクスクリーンTシャツプリントなどをそんな方法でやってみました

そういえば仕事でアイデアが欲しい、という場合を除いて、あまりデザイン本は
見ていませんでした。どちらかというと画集を見ることが多いです
江戸時代から明治時代に変わった頃の日本画が好きで、個性や文化というものが
西洋画の影響を受けて、それ以前の時代よりも際立っていることに
驚きました。画面構成や主題の提示の方法、強い印象をどう表現するか
そんなことを探していました

広告分野であれば、良い広告というものがどんなものかを考えてみるのも
いいと思います。私は広告やCMを見るとき、物語を感じるものが好きです
車ならば、性能より、その車があったらどんな生活が楽しめるだろう、と想像します
そんな気持ちを起こしてくれて、ワクワクするような広告だったらちょっと調べてみようかな
と思ったりします。ただの機械、ただの風景だったものが広告という装置を通して
人生の一部と繋がることができたら、それはとてもよい広告じゃないかと思います


デザイナーという職能は、画家とも違い、オペレータとも違います
枠組みがあり納期があり、制限が厳しい中で、美しいもの、新しいものを生産
することを求められます。自分の表現をそのままかたちにするとひとりよがりに
なってしまうけれど、大人数で話し合って作るものが良いものになるわけではない
デザイナーの主観と客観のバランスだけが、ものの美しさを保つと私は思います
デザイナーはときに傲慢でなくてはならず、ときに謙虚でなくてはいけない

自分が好きなもの、身近に置きたいもの、近い場所、大切なこと、それらを
大事に持っていてください。これからデザイナーとして仕事を続けていく上で、
あなたを支えてくれます。仕事と向き合うときはその仕事によって喜ぶ人のことを
最優先で考えるようにしてください。仕事のクライアントや作品に触れる多くの人たち
美しいもの、居心地のよいものに、人はたとえ専門知識がなくても
好意を示すものだと信じて、続けて欲しいと思います
    • good
    • 7
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
多岐にわたる媒体に携わり、独学とはとても尊敬します。

具体的なことをお教えいただいてうれしいです。
色々なことを見て感じてこういうものが心地いい、
これはこんなイメージとか考えることが楽しくて町歩きは好きです。
最近この商品よく見るな、人気あるのかな等
感性が磨かれていないかなと考えて歩きます。

写真を撮る、絵を描くの考え方がとても素敵だと思いました。
ものづくりの意味とか理由などは考えることありますが
私はふんわりしていて言葉にできません。
何かを言葉して明確に整理するということがうまいと感じました。
私もそうなりたいです。

mashazoさんはいろんなことに興味がもてて、
挑戦していっているようにお見受けしました。
そういった姿勢がデザイナーには必要なのかもしれないと感じました。

お話を聞いて広く広くいろんなことに興味をもって行動する、
いろんな人に会う、(人と話すことに苦手意識があるのでこれからもっと努力します)
自分を見つける、開拓する。まだまだありますが、たくさんの出来ることがみえてきました。

私は人がうれしくなるようなものが作れるようになっていきたいです。
甘いかもしれませんがロマンを感じることが好きなのです。
デザインもロマンを感じます。
mashazoさんの回答はロマンを感じました。

すごくモチベーションがあがってきました。
本当にありがとうございます。

また、これを私の様な新人デザイナーさんがみて
元気になるとうれしいなぁと思います。

お礼日時:2012/07/13 11:48

既にデザイナーを育成する立場の者です。



>デザイン力をあげるためにどんな努力をしていますか?

ペーペーの頃は、特に何もしていませんでした。
当時はMacがなかったので、下っ端は作業で精一杯。美術館だのショッピングだの、考える余裕すらなかったです。
アイデア出し等、何らかのインプットが必要の際に、雑誌やコマフォト、ADC年鑑を見る程度でしょうか。

センスはもともと個人に備わっている「素質」で、それが何かのきっかけで引き出され、いい作品に繋がるものと考えています。
訓練してスキルアップするにも、限界はあります。
だから、元々センスのない人は、何を作っても上手くいきません。
クリエイティブとは、そういうものだと思っています。

>これからのこととか、自分がデザイナーとして残って行けるか非常に不安です。

デザイナーは、出来上がった作品が全てですが、作品が仕上がる過程も重要です。
最後まで残っているのは、フレキシビリティのあるデザイナーですね。
大抵の仕事は時間に余裕がありません。ご存じないかもしれませんが。
その上、カメラマンを依頼するコストもないとか、色や書体の制約も加わることがあります。
そういった悪条件でも、いい作品で結果が出せるデザイナーは最後まで残れます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ベテランの方の回答非常にうれしく思っています。

私も今の会社に入りたては忙しく、仕事についていくだけで精一杯だったことを思いました。
(というよりついていけていませんでした)確かに色々考える余裕はありませんでした。
まだまだ未熟なのは承知なのですが、最近は何故か待つことが多いのです。(それも不安なことですが)
その時間を活かさない手はないと思いました。

私の上司の世代もMacがなかった世代なようで今との制作現場の違い等は多少聞いています。
今とは比べようもないくらい根気とセンスが必要なのだろうと感じました。
その時代だったなら私はデザイナーになれなかったかもしれないとさえ感じました。

確かにセンスは元の素質かもしれません。
そのセンスが自分にあるかは自信ありませんが今ないと判断してしまうのは嫌だし、
紆余曲折の今日なので色々自分の出来る限りのことをして
残れなかったらきっとそれまでなのだと思います。そう覚悟して進みたいと思っています。

フレキシビリティはとても重要なことだと思います。
社会人として必要なことだとも思います。
制約はつらいですが柔軟に要望に応えるということは
きつい課題を乗り越えて行く機会と考え
デザイナーの成長にもつながると信じていこうと思います。

今度つらいときこの板を読もうと思います。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/13 11:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!