プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お世話になります。
趣味から来た疑問です。
又お付き合いお願い致します。

最近フルスカイアクティブであるCX-5がラインナップされましたね。
そのスカイアクティブボディーは軽量化出来、その上更に高剛性と謳っていますがどの様な技術なのでしょうか?

車ファン初心者の私には軽量化と剛性は反比例します。

又、どれ程高剛性なのでしょうか?
値段的に、噂のBMWとまでは行けないでしょうが、同じ日本国産で高剛性として噂のスバルに比べるとどうでしょう?

A 回答 (5件)

一般に車の剛性と言うのは捩れ剛性を差し、衝突安全強度とはまた違った考え方になります。


スカイアクティブボディーについては主に、捩れ剛性を上げるためにいろいろなトライを行っています。
一つは材質。フレームへの高張力鋼の使用比率を上げて強度を上げている。
次に、フレームの構造。MAZDA曰く「連続フレームワーク」というアプローチを取り入れています。
これは、フレームを閉断面化、例えば、梯子のように「H」型になっているフレームの両端を繋げて「日」のような形状にすることで強度をあげると同時に、ストレスのかかる部分を他のフレームに連続して繋げることで応力を分散させる構造にしているようです。
車の捩れ剛性を上げるメリットとしては、一般に乗り心地が良くなると言いますが、それは、土台をしっかりさせることによってサスペンションが無駄な動きをしなくなる、言い換えれば、設計通りに機能するようになるため乗り心地や操縦安定性が増します。
MAZUDAの場合は、どちらかと言うと軽量化からのアプローチのように思いますが、結果双方良い方向に寄与したという事でしょう。

ちなみに、捩れ剛性についての比較データを探してみましたが見つかりませんでした(^^ゞ
いずれにしても、強度を上げるという事はコストがかかります。
素晴らしいトライだと思います。
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この回答へのお礼

evian32様、
御回答有難うございます。
本日別件で質問させて頂いた際にも回答してくださいましたね。

お時間裂いて頂きありがとうございます。

MAZDAは車ファンの心をくすぶる興味深いメーカーですよね。
海外戦略車も多く出していますし、日本人としても応援すべきメーカーでは無いでしょうか。

>>捩れ剛性についての比較データ・・
有難うございます。
調べてくださったのですね。
こちらでも探しましたが見つかりませんで・・

しかし、十分満足のいく回答を頂けました。
又の機会、宜しくお願い致します。

お礼日時:2012/07/18 18:39

マツダ技報に詳しく解説されています。



http://www.mazda.co.jp/philosophy/gihou/pdf/2011 …

youtubeでも開発者インタビューが見れますよ



http://www.youtube.com/watch?v=Txma9NW5PMU&featu …

可能な限り直線で構成する「ストレート化」 (東京タワーや鉄骨構造建築のトラス構造)
各部の骨格を協調して機能させる連続化 
衝撃を特定部分に集中させることなく、多くの部品にバランスよく分散させる「マルチロードバス」
接合部分やスポット溶接を増やす。
高張力鋼版の使用
などがスカイアクティブの基本技術です。

車体剛性は高ければ良いと言う物ではなく、柔軟な部分も必要です。
柔軟な部分が変形することで、サスの動き(ダンピング特性)を運転手は感じ取ることができます。
CX-5とBMW X5を比べるとBMWのほうが高いといわれていますが、
CX-5では柔軟な部分を設けることで足回りの動きを感じ取りやすくしてあります。

このように、軽量で剛性の高い車体を開発できるのは、マツダの生産規模が小さいためです。
VWやホンダ、日産などは、プラットフォームの共通化でコスト削減を進めています。

http://clicccar.com/2012/02/29/118661

同じプラットフォームでコンパクトカーからSUV ミニバンまで作ってしまえば、生産ラインの簡略化、共通部品、大量生産によるコストダウンができるという考え方です。
ホンダが国内販売の大半をフィットとブリードにしているのもその考え方です。
ラーメン屋がトッピングや、調味料で、醤油ラーメン、味噌味噌ラーメン チャーシュー麺、を作るのと同じです。

マツダのスカイアクティブボディは、非常に凝ったつくりをしているために、他社のように多くの車種に展開しにくい欠点はあります。
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剛性は体感しにくい物ですよ。



おそらく貴方の感じている物は「がっしり感」ですね、当方BMWを所有していますが、確かに感じます。
走行中のボディ剛性=捩れ剛性は、実際にはサスの動きで吸収されているので素人では判断付かないです。
しかしがっしり感はついて回っていまして、それを高剛性というのならば高剛性です。

軽量化と高剛性は反比例しませんよ。(比例と表現すべきでは?)
非常に単純に書くならば、開口部を小さくする、または開口部をなるべく設けない。
これで剛性をあげていけます。
ラリー車で3ドアや5ドアのハッチバックが少なく4ドアセダンが多いのは、開口部(ハッチバックがない)が小さくもともと高剛性だからです。

ロールバーを見てもわかりますでしょ、乗降できるスペースを最低確保したら、X型にドアをふさぐようにしてるでしょ。

CX-5がどのようにしているかは見てないのでわかりませんが、SUVとしての乗降性、積載性を確保しながら鉄板の袋形状の工夫による賜物だと思います。
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この回答へのお礼

tenten2048様
御回答有難うございます。

良く解りました。
BMW・・
うらやましいです^^

お礼日時:2012/07/18 18:32

衝突テストの結果はyoutubeで、検索すればわかると思います。


<例>

http://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&N …
http://www.youtube.com/watch?v=tbWq7sCoWBg

スカイアクティブボディーは軽量化出来、その上更に高剛性と謳っていますがどの様な技術なのでしょうか?
>>メーカーはいろんなタイトルをつけて宣伝します。軽量化は、素材や構造の見直しによるものかとおもわれます。
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この回答へのお礼

catwalk001様
御回答有難うございます。

URL拝見しました。
CX-5の損傷が激しい様に感じましたが如何でしょうか?

お礼日時:2012/07/18 18:27

Skyactiveに限らず、一般的なことだけを書きます



フレームは基本的に鉄板なので 強度の要らない部分の厚みや幅を減らす
鉄板そのものを高張力鋼板で性能の良いものにする
折り曲げ方を工夫して 効率よく強度を出せる形状を構成する
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この回答へのお礼

RTO様
御回答有難うございます。

なるほど、有難うございました。

お礼日時:2012/07/18 18:24

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