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はじめまして。高校3年生のものです。

僕は(私はですが…)、エジプト考古学が好きでいつか吉村先生みたいに発掘調査に携わりたいという夢があります。
そのために早稲田大学を目指していたのですが今の自分の実力などを見てだいぶ無理だとわかりました…。
そして先日スクールカウンセラーの方に個人的に進路相談したら、研究生や大学院はどうかといわれました。

それで大学は別のところにして、大学院は早稲田を目指すことにしたのですがやはり無理があるでしょうか…。
ちなみに大学は考古学か史学を専攻できる文学部にしようと考えてます…。


馬鹿でごめんなさい…。

A 回答 (4件)

 こんにちは。

「歴史学と歴史教育」に携わる者の一人です。その立場からお話しさせていただきます。
少なくとも「史学」と「考古学」は密接な関わり合いはあるものの相互に独立した異なる学問分野です。前者で「史料」と呼ばれるものの多くの典型は古文書と呼ばれる「人によって描かれた記録」ですが、後者では「遺物」と呼ばれる遺跡からの出土品が「拠り所」となります。このことにからそれぞれの領域での「研究方法」があることとなります。
 例えば考古学では、遺物の出土した地層から発見された植物の種子(プラントオパール)を特定するにはその植物が何であるかの種類を特定するためには植物学や生物学の成果を借りねばなりません。そこから発掘された木簡に記された文字を解読するには物理学的な測定も必要です。
 こうした「研究方法」に基づいて一つ一つの遺物や史料を解析すると同時に、それが物語る史実に関する先行研究を批判的に継承することも求められます。こうした営為を「研究史整理」と呼び、それが記されている学術論文を読むだけの語学力も求められます。
 考古学も歴史学も共に近代以後の日本ではそれ以前とは趣を全く異にし、近代科学の一領域として西洋から導入された学問ですので、研究そのものに関する「スタイル」はヨーロッパのフランスやドイツそしてイギリスの文献に目を通す事が必然的に求められます。エジプト考古学ならば、フランスのシャンポリオン(ヒエログリフの先駆的な研究に寄与したフランスの考古学者)や遺物を持ち帰った(実際には略奪した)ロンドンの大英博物館をはじめベルリンの博物館に数多くのコレクションが所蔵され、これらの研究は全て「日本語以外」で記述されている。
 つまり歴史学なり考古学を学ぶにしても語学は必須条件となります。ただ考古学といって、やみくもに穴を掘るだけが考古学の仕事ではありません。少なくとも学部の四年間は座学の形が多く、「考古学概論」にはじまり「考古学特論」「考古学方法論」「発掘方法」「実測方法」などの基礎的部分にはじまりリポートや論文の書き方などに習熟することが求められます。
 歴史学も考古学も対象は「その足跡」であり、それを元にして「人間の歩み」を如何に認識し記すかが目的です。ですから、そうした部分も含めて様々な学問領域に親しむことも大切です。それは社会学や経済学・政治学などの社会科学の分野であったり、哲学や文学をはじめとする人文学であったり時には自然科学やITを駆使しての画像解析だったりと多岐にわたります。
 東京近郊で「考古学」専攻を志望されるのであれば、何を差し置いても第一選択肢は明治大学です。そこでみっちり四年の間に基礎的学力を着け、その後国外の大学に留学することも一つの選択肢です。本質的に学問を究めるならば本場に往くことも大切です。本場に行って自らを鍛えてください。
 因みに「歴史学」や「考古学」では大学の教員や発掘を扱う地方公務員(教育委員会の社会教育課の職員)などの専門職以外では生活を維持する事が困難であることも厭わないとの話であれば、のことですが。
 東京近郊の早稲田やMARCHをはじめ数多くの大学に「歴史学専攻」のコースが設けられていますので、何処の大学にどの分野領域を専門とする研究者が在籍しているかと研究成果をお調べになることも大切です。
 東大の史料編纂所で画像解析から古文書学および歴史学に新たな境地を開いた黒田日出男氏は現在では立正大学で教育に携わっていらっしゃいますから。東大だからエライ!などとは間違ってもお考えにならないことです。
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>大学は別のところにして、大学院は早稲田を目指すことにしたのですがやはり無理があるでしょうか…。



無理か否かの二者択一だと、無理では無い。

>大学は考古学か史学を専攻できる文学部にしようと考えてます…。

まぁ、大学によって考古学・史学でも内容が異なります。
充分、授業内容を調査して大学を選択して下さい。

余談ですが・・・。
早稲田大学は、学部編入制度がりますよね?
別の大学で2年間真面目に勉強して、早稲田大学3年編入学試験を受ければ良いのです。
別の言い方をすれば、未だ2年間受験勉強が出来ます。
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 大学で考古学を専攻しないと無理ですよ。



 史学と考古学は違います。本当に進みたいならもうちょっと調べたほうがいいですよ。

 趣味程度に考えているなら文学部でもいいと思います。

 私も吉村先生のもとエジプトで発掘がしたいと思いました。
 
 エジプトにも行きましたよ。遺跡はよかったけど食べ物が食べれなかったです。

  
   
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大学院だけ早稲田も、ムリではないと思いますよ。



ただし、大学院受験も難しいものです。大学で何をやったのか(卒論など研究テーマ)、大学での成績表。英語力。それから専門分野の知識が必要になりますので、しっかり大学の勉強を怠らないこと。あなたの大学のほかの学生が適当な研究テーマを選んでいても、あなたは大学院受験という目的があるから、しっかりアピールできる研究テーマを選んでくださいね。
また、一年生からできるだけ良い成績をとるようがんばってください。英語も勉強してください。大学受験に合格したら、すぐ大学院の受験要領を調べて、英語の試験がどのように実施されるのか見ておくといいでしょう。たとえばTOEFLの点数が加算されるのであれば、その勉強を始める必要がありますよね。
同時進行で、エジプト考古学の本を読み漁る。大学の授業ではそこまで深く掘り下げないと思うので、自発的にいろんな本を読みましょう。最初はエッセイからでもいいと思います。

まあ、以上は大学に入学できたらの話なので、まずは似たようなことを勉強できる大学(研究室に、エジプト考古学の専門の先生がいるかどうか調べて!)を探して、大学受験勉強をがんばってください。考古学と一口に言っても、いろいろありますから。気になる大学があれば、「どんなことが勉強できますか? エジプト考古学はできますか?」とメールしてもいいと思いますよ。研究室のアドレスが載っていると思います。

また、発掘調査には体力が要りますから、大学に入学してからでいいので、体力もつけてください。しゃべるほうの英語(エジプトだったら現地語でもいいかもしれませんが)も必要です。大学在学中に、一度はエジプト旅行に行ったりするとイメージがつかめるかもしれませんね。がんばってください。
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