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現在、日本政府が尖閣諸島を国有化すること、都が購入すること、等の話が出ていますが、中国側世論は、尖閣諸島問題を解決するための軍事介入を肯定する世論が90%以上あるということです。これに対し、アメリカのマスコミは「傍観すべし」の論調であり、一方、アメリカ政府高官は「尖閣諸島は日米安保の対象である」と公言しています。実際、沖縄本島に攻撃が及べば米軍基地があることから日米安保条約の発動がほぼ確実にあると考えますが、尖閣諸島で小規模な紛争が起きてもアメリカ軍が介入するかどうかは不確かだと思います。勿論、中国海軍がアメリカ海軍に勝てるとは思いませんが、同時に北朝鮮の暴発等も考えられます。日中戦争の可能性および見通しはどうでしょうか?

A 回答 (16件中1~10件)

 冷静に計算できるなら、尖閣諸島をめぐって日中が戦火を交えることはありません。


 日本にとって中国は最大の輸出国であり、中国にとって日本は最大の輸入国です。この関係をぶち壊してでも手に入れたい利益など考えられません。
 煮えきらない姿勢に見えるアメリカですが、これは当然です。アメリカにとっては日本と中国が手をたずさえてアメリカに対抗することこそ悪夢と捉えていますから、南の海の無人島めぐって仲たがいをつづけてくれることこそ最善の状態と認識しています。

 ただ、偶発的な衝突までないとは言い切れないのが難しいところです。
 跳ねっ返りはどちらの国にも大勢いますから、彼らの猪突猛進がなにを産むのか即断できません。問題はそれが大規模な戦闘にまでいたるのかどうかですが、これもその時の具体的な条件しだいですからなんとも言いがたいです。日本・中国・アメリカの政府および経済界は全面衝突を回避するよう動くはずですし、世界の諸国もまちがいなくこれに協力します。しかし、それで簡単に収まるのかどうか…。

 中国では世論の90%が軍事介入に賛成しているとは知りませんでした。こういう民意をどこまで、またいつまで中国指導部が押さえていけるのか不安です。中国政府の強力な統制がきいているあいだは大丈夫でしょうが、いっぽうで民意を反映する回路がないことがこの強硬な世論にいたっているのだと思えば、中国政治のあり方が変わらないかぎりこの世論も変わらないのか、という気もします。
 まったく厄介な隣人もあったものです。

 結論としては、日中の全面戦争はありませんが局地的な衝突はあるかもしれない、というところでしょう。もし衝突が起ったら、どれだけ速やかに中国のメンツを立てる形で矛を収められるか、次第だと思います。なにしろプライドの高い人たちですから。
 もっとも、現状での最善手はそういう衝突にいたらないようにすることなのですが。

 無関係なようですが、竹島と北方領土でもめているのも、もとはといえばアメリカの政策です。理由は尖閣諸島と同じで、日本と韓国、日本とソ連がアメリカをさしおいて友好関係を結ばないようにするためでした。北方領土の場合は沖縄を領有しつづけるため(国務省の官僚はこれでごまかせると考えた)でもあったので、じつは理由の大きな部分が失われています。韓国との関係でいえば、これだけ経済・文化交流が増えている状況で、あの小さな島をめぐってもめてるほうがおかしいのです。と、他国の人には見えているでしょうね。
 ことほど左様に、領土紛争はもめるのはたやすく収めるのは難しいという好例ですね。

 個人的には、なんとかしてこの阿呆なトライアングルから抜けたいと願ってはいます。
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この回答へのお礼

貴重なご意見をありがとうございました。なるほど、ご意見には納得させられる部分が多いです。ビジネス上中国人経営者を何人か知っていますが、華僑とは違って中国本土出身者の考え方は理解に苦しみます。正直言って水と油で訳がわからないことも多いです。

お礼日時:2012/07/28 13:49

私は今の中国をみるとあると思います

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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/28 13:29

 日中戦争の可能性はないとは言いませんが、限りなく低いと思います。

中国は馬鹿じゃないですし。
 経済的な問題はさておいて、
 中国は確かに世界有数の軍事国家ですが、現時点で渡洋侵攻能力はそれほど大きくありませんし、特に艦隊防空能力が発展途上です。例えばF-2の1個飛行隊が一斉に対艦ミサイルによる攻撃を試みたとしたら、中国海軍にはこれを効果的に迎撃するシステムが整っていませんので、輸送艦ともども海の藻屑になる可能性が高いと思います。(実際にはそんなに単純じゃないでしょうけど)
 こんなことは当の中国海軍が熟知していますので、そうそう軽はずみなことはしないでしょう。

 もし可能性があるとしたら、
(1)複数の空母機動部隊が実戦配備状態になり、充分なエアカバーが見込める状態になる
(2)日本政府が防衛出動命令を出さない、という確証がある
 という条件が整ったときくらいじゃないですか。
十数年後にまだ民〇党政権だったらあぶないかも。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。戦後の国境紛争でも中国軍は買ったためしがないですし、久しく実戦経験もないので、戦闘力はそれほど高くないのかもしれません。

お礼日時:2012/07/29 13:31

「ない」という意見が多いようですが、私は可能性があると思ってます。



中国のバブルは崩壊寸前です。もし崩壊したら、中国共産党の地位が低くなり、軍部の発言力が強くなります。それは昭和初期の日本と同じです。
昭和初期の日本は、中国大陸に進出し満州国なんて国を作っちゃいましたが、現在の中国は南シナ海・東シナ海・台湾(及び、中印国境)のどこかに、または同時に、軍事的に冒険に出てくる可能性があります。そのときは、間違いなくアメリカが出動してくれるハズです。
例えば、最初に尖閣諸島を襲ってきた場合、アメリカが「これは日米安保の範囲外」とか言って静観を決め込んだら、台湾・ベトナム・フィリピンは失望し、この地域でのアメリカの地位はまったくなくなってしまいます。また、日本にあまたある米軍基地は、すべて排除されるはず。それはアメリカにとっては、最悪です。ゆえに尖閣は防衛してくれるはずです。

ただし、尖閣諸島を占領されアメリカが行動を起こそうとしても、日本政府がまったをかけるんじゃないかと危惧してます。
次期与党は自公でしょう。自民党の最大のスポンサーは経団連などの経済4団体です。こいつらは国益のことなんかちっとも考えておらず、私腹を肥やすことばかり考えています。
もし、局地的とは言え中国と交戦状態になれば、日中の経済交流は完全ストップします。今日本の最大の輸出先は中国です。中国がバブル崩壊したとしても、やはり中国は大きなお得意様でしょう。だから経済団体は事態を穏便に済まそうとするかもしれません。別の言い方をすると、裏で自民党に圧力をかけ、尖閣諸島の領有権を放棄させる可能性があります。

最後に、日中の全面戦争ですが、尖閣諸島をめぐって交戦状態になれば、次に来るのは両国民の感情のぶつかり合いです。行くところまで行くかもしれません。
第3のヒロシマ・ナガサキが日本の都市でないことを祈りましょう。
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この回答へのお礼

貴重なご意見をありがとうございました。野田総理が中国の尖閣列島進出に対しては毅然とした措置を採り自衛隊の出動もあり得ると発言していますから、全く何の紛争も起きないとは思いませんが、私見としては局地的な衝突程度と考えています。しかしながら、米軍と中国海軍が戦えば、ガミラス艦隊(?)と地球艦隊の海戦のようなもので米軍が圧倒的に勝利するというのが正直のところです。

お礼日時:2012/07/28 13:45

尖閣問題は中国にとっては外交問題と言うよりは内政施策です。


中共にとってはこの状態を維持することで利があります。
また中国の海空戦力では日本の自衛隊に抗せないことを、
人民解放軍自身が十分に分析しています。
人民解放軍の能力が不十分であることを、
自ら露呈するようなことはしません。

それと現状ではアメリカは尖閣には介入しないとしていますが、
示威行動も含め実際にはその可能性も充分にあります。

尖閣における局地的紛争の可能性はゼロではありませんが、
近未来においては限りなく低いと考えていいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。中国企業が尖閣諸島のリゾート開発を中国政府に申請していることからすれば、内政問題なのでしょう。

お礼日時:2012/07/29 13:32

北方四島、竹島につづいて、尖閣諸島も戦争にはならずに他国に乗っ取られるでしょう。



反撃に出ない国は、虐めても良いし、カツアゲしても良いというのが国際社会のルールですから。
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無人島の領有をめぐって、GDP世界第2位と第3位の国が武力衝突する、そんなシナリオがありうると考えるだけでも馬鹿げています。



 まず、国際社会からモーレツな批判を浴びます。国内でも戦争反対の大衆行動が盛り上がり、経済活動がマヒするでしょう。

 フォークランド諸島の例を引いて戦争の可能性を語る人がいますが、フォークランドには英国系移民の子孫が生活していて、それを制圧しようとアルゼンチンが軍事行動をとったわけですから事情が全く違います。

 極端な手段に訴えなくても、20年後にはアメリカ並みの経済力を持つ見込みの中国が、世界を敵に回す行動をとる必要はまったくありません。もちろん、なにかの圧力をかけ続けるのは外交上のテクニックですから、いろいろ小さな摩擦はあると思われますが、それに乗って一喜一憂するのが一番まずい対応でしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。なるほど、世界経済には致命的なダメージがありそうです。

お礼日時:2012/07/29 13:33

>日中戦争の可能性および見通しはどうでしょうか?



日中戦争そのものはありません。尖閣限定の海戦ならあり得ると思います。
しかし・・・
中国はバカじゃないからガンガン抗議をしたり、嫌がらせさんざんするだろうけど、そのレベルで終わる可能性が高いと思います。現地にいる日本企業が嫌がらせを受けるでしょう。

尖閣でもし中国が武力を行使すれば、日本は反撃し、勝利します。
中国の陸軍は強大ですが、海軍と空軍は日本が上です。日本軍は尖閣を実効支配しており自国の領土を守るということで士気が高い。
一方、中国は石油があると知ってから領有宣言をしました。石油欲しさに名乗り出た、欲得がらみです。石油のために死ねるかどうか? 無理でしょう。海戦で一隻沈められたら戦闘意欲を喪失し逃げ帰るでしょう。尖閣では中国の脅しに屈してはいけません。

慎太郎さんが現役のうちに灯台を作り、港を作り、気象観測所を作るべきです。
最低でも、個人名義から東京都に名義書き換え手続きはすべきです。
そのためには上陸し測量をしなくてはなりません。当然中国から強烈な圧力がかかります。慎太郎さんは跳ね返す力はありますが、腰砕けの民主党が慎太郎さんの邪魔をするかもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。中国側は自衛隊の尖閣諸島への配備は、宣戦布告とみなすと言っていますが、野田総理は、中国が尖閣諸島に進出すれば、自衛隊を出動させる場合もあり得ると言っています。噂では、中国海軍の実力はそれほどでもないらしいです。

お礼日時:2012/07/29 13:36

 アメリカが何と言おうと原子力潜水艦等の配備はもっと南の方です。

尖閣は台湾も侵略を試みてきました。以前、テロにみえる尖閣諸島沖の中国漁船が突っ込んできた事件、のあと北朝鮮が韓国の島に攻撃を仕掛け話題がそちらに流れうやむやになっていましたのでわからなくなっていますが、ますます中国の侵略の手が強硬になっていたようです。尖閣諸島も国際ルールに基づいて日本固有の領土ですので竹島と同様で、国際司法機関で正しい判決が出さえすれば日本領であることが再度明確になり、その他の国々は侵略をやめるしかない。
 売国体制の国はきっと戦争(武力衝突)を避け、惨めに国を売るのでしょうか。竹島も同様でしょうか?ってなことで戦争の可能性ゼロです。
 もし尖閣竹島などが日本領でないというなら国連に所属していても意味がなく国際貢献(経済も)してきても全く意味ないということですから、核を保有し立て籠もり暴発するのみですが、それもしないなら、もはや人類にない売国国家で、人間ではない惨めな生き物ということでしょうか?
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この回答へのお礼

ありごとうございます。野田総理は、中国が尖閣諸島に進出したら毅然とした態度を示し自衛隊を出動させる場合もあり得ると発言しています。

お礼日時:2012/07/29 13:38

小競り合い程度のものは起き、双方に死者が出たとしてもそれが全面戦争に発展するような自体にはならないでしょう。


日本にはかつてのイギリスのように、大洋の小島を巡って戦争をする覚悟はありませんし、それは中国も同じです。
加えて、日本に喧嘩を売るのはアメリカを相手にするのと同じです。核で日本を焼き尽くしても、アメリカはこれ幸いにと中国を焼き尽くすでしょう。

とはいえ、政治的に日本と対立し強い態度を出すことは中国国内の指導者争いでプラスになるため引き下がるような事もしません。
下手に妥協したが最後、ライバルや国民から突き上げを食らって失脚してしまう可能性もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。しかしながら、「核で日本を焼き尽くしても、アメリカはこれ幸いにと中国を焼き尽くすでしょう。」日本が灰燼に帰した後にアメリカが中国を灰燼に帰せしめても、日本人には何の意味も利益もないと思いますが・・・

お礼日時:2012/07/27 13:44

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