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紋付色無地 と 紋無訪問着 どちらが格が上でしょうか。

紋付色無地 と 紋付訪問着 どちらが格が上でしょうか。

紋付色無地 と 紋付小紋 どちらが格が上でしょうか。

A 回答 (5件)

お茶席に使うのなら、現代でも訪問着や付け下げにも紋を付けるのが一般的ですね。


これは、厳密には紋がなければ留袖でも礼装とはいえないからです。
逆に言えば、たいていの着物は紋を入れれば礼装にしてしまえるということ。

江戸小紋は三役と言われる柄で、細かいものなら紋付にして礼装に使えますが、それ以外では使えません。
それ以外の小紋に紋を入れるのは、あまり一般的ではないような・・・?


・紋の数が多い方が上
・紋の種類では日向紋が、陰紋より上(家の正式な紋が陰紋とかならば別)
・染め抜き紋の方が縫い紋より上

上の3つを基本にふまえて、考えると
紋無訪問着→紋付小紋→紋付色無地/紋付訪問着 でしょうか。
紋の入れ方や数にもよると思います。

訪問着と色無地の紋入れは、
縫い紋一つ(訪問着/色無地)
 ↓
染め抜き陰紋一つ(訪問着/色無地)
 ↓
無紋の訪問着
 ↓
染め抜き日向紋一つ(色無地)
 ↓
染め抜き日向紋一つ(訪問着)
 ↓
染め抜き陰紋3つ(色無地)
 ↓
染め抜き陰紋3つ(訪問着)
 ↓
染め抜き日向紋3つ(色無地)
 ↓
染め抜き日向紋3つ(訪問着)
 ↓
染め抜き陰紋5つ
 ↓
染め抜き日向紋5つ

の順番であらたまる感じがします。
これは私の子供の頃から今までの経験で感じる感覚なので、違う意見の方もいらっしゃるかもしれません。

実際は、現代では留袖以外には五つ紋は、めったにいれないと思います。
格が高すぎて着にくいから。
身近な所では、和のお稽古事の先生たちならお持ちかも。
(同じ理由で訪問着の三つ紋も敬遠されます)

初釜といってもいろいろです。
市民にも開かれた会場で、1000円ほどの会費の初釜なのか、お家元に招かれるのか。
お社中によっても、初釜は紋付の訪問着以上でと決まっているところもあれば、いつもよりきちんとおしゃれしてきてねというだけの所もあります。
ちなみに、私がおじゃまする初釜だと、縫い紋はちょっとカジュアルかな~と感じるかな。

全ての着物に紋を入れる前に、お社中の先輩か先生にお伺いをたてたほうがいいのではと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

紋付紋無の順番、ご意見伺えてすっきりしました。

紋を付けるなら一つ紋と考えています。
お社中の方が信頼できるのならよいのですが、どうも、個人的意向が強くて
自分の趣味嗜好で社中を整えてしまいそうな意図が考えられ、伺いたくないのです。

例えばお家元は持っている着物でかまわない、とおっしゃっているのに、
小紋ならこういう柄、とか帯揚げは帯は何色、とか細かく決めたがり、、、
結局初めての方は、何かと買わなければならない始末。

確かにお家元の初釜であれば、縫い紋はカジュアルなのかもしれませんね。。
薄い色無地ですが、抜き紋にできるか店舗に聞いてみようと思います。

お礼日時:2012/07/26 09:30

関西の元呉服屋の娘ですが・・。


地域によって違いもあるかもしれませんが、ざっくりと私の認識を書きます。

>紋付色無地 と 紋無訪問着 どちらが格が上でしょうか。
紋があるだけに、紋付色無地が格上でしょうか。
しかし三つ紋以上の場合とします。
一つ紋の色無地でしたら準礼装となりますので、紋無しの訪問着の方が格上との認識です。

>紋付色無地 と 紋付訪問着 どちらが格が上でしょうか。
紋付訪問着は今はあまり見られませんが、色留袖に近い意味合いとなりますので、紋付訪問着が格上でしょうか。でも用途が違うので比べることもあまりないような気がしますが。

>紋付色無地 と 紋付小紋 どちらが格が上でしょうか。
これは江戸小紋などでしたら関東では紋付小紋、関西では紋付色無地とされることもあります。ここは難しいところで、江戸小紋は関東では色無地、またはそれ以上とされるようですが、関西ではあくまで小紋、の扱いにもなり得ます。

上から順番にするならば

五つ紋黒留/五つ紋色留(関東の方が色留袖は黒留と同等とされるそうです)
三つ紋・一つ紋訪問着
三つ紋色無地
紋無し訪問着
一つ紋色無地/一つ紋小紋※柄による(関東の方が江戸小紋は格上とされるようです)


紋の数にもよりますよね。関西では基本的に染め紋が普通ですが、紋の入れ方でも多少はあるそうですし。

しかし、基本的には紋付色無地はお茶席や法事また、もてなす側が着るもの、式典用、訪問着は結婚式やパーティなどのもう少し華やかな席となりますので、同列の格で考えられるよりもそれぞれ適した場で着られたらよろしいのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

色無地と訪問着の用途の違い。なるほど!わかりました。
ありがとうございます。

訪問着はプライベートで、客として、などに使うとなれば、紋を付けることはなさそうですね。

お礼日時:2012/07/26 09:03

色無地の紋が3つ以上ならば準礼装になり、紋なし訪問着より格が上になります。



1つ紋は略礼装になり紋無し訪問着より格下となります。

紋付(1つ)色無地は紋付小紋とほぼ同格か少し格下
ただし、小紋に紋を付ける場合江戸小紋・加賀小紋に付けるのが通常(略礼装になる)

江戸小紋でも、極小柄(極鮫・極松葉・万筋など)は紋なし訪問着や付け下げより格上になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
あられなので、江戸小紋の五役ですから、三役に比べれば同じ紋付でも格が下がるわけですよね。
訪問着も紋がなければ 格下になること。勉強になりました

お礼日時:2012/07/26 08:58

私の認識では、紋付が より格が上です。



同じ紋付でも 縫い紋より染め紋の方が上、
(当たり前ですが、紋の数が多い方が格上)

紋の付いた訪問着や小紋を 私は見た事がありません。
あったとしても それらは恐らく「縫い紋」でしょうねぇ。。。

もしやアナタが仰る「紋付訪問着」は「色留袖」では ありませんか?

余計なお世話ですが・・・
アナタの使用用途など もう少し詳しく書いて質問した方が 回答つき易いと思いますよ^^

ざっくり アナタの質問に回答してみますと ・・

    ○紋付色無地 > 紋無訪問着
    ○紋付色無地 ≧ 紋付訪問着 (※ 色柄&生地&目的により異なります )
    ○紋付色無地 > 紋付小紋
 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
用途ですか。そうですね。


主な用途は、お茶会のスタッフなどです。
お茶会といっても、初釜や美術館での茶席など格はさまざまなので、
規模によって着物の格も変えてもいいのかな、と思い、色無地、あられの小紋、図柄の少ない(蝶が二羽)訪問着
の手持ちの着物に縫い紋を付けようと思っています。

やはり、訪問着、附下については昭和初期ならいざ知らず、今は紋は付けないのが一般ですよね。
となると客と同様になってしまうので、やはりスタッフとしては避けた方がいいのかと思いました。

色無地は紋がなければカジュアルと同じとのことでしたので、紋付小紋でしたらどうなのだろうと
思い質問させていただきました。
それにしても、紋付ならば色無地の方が訪問着よりやや上という認識は勉強になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/07/25 16:53

和服でウィキペディア。



参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%9C%8D
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この回答へのお礼

コメント有難うございます。
しかし、残念ながら一般的なことしか記されておらず、私が知りたい微妙な格付けの違いについては
解決できませんでした。

お礼日時:2012/07/25 07:43

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