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人は 「自身がどの性別に属するかという感覚、男性または女性であることの自己の認識」 を持っており、これを性同一性(性別のアイデンティティー)と呼ぶ、とのことです。男・女という言葉や男らしい(女らしい)嗜好・行動というものは社会の教育と習慣で後天的に知ったり身に付くものであって、性同一性はそれとは関係ない生まれながらの生物的意識、という解釈で良いでしょうか。そうだとすると、「どの性別に属するかという自己の認識」とは、具体的には何でしょうか? 「人間は、男・女という言葉を知らなくても、相手の外見や振る舞いがどうであろうとも、相手が自分と同じ性別かどうか本能的に感知する」 ということなのでしょうか。動物や鳥は互いに相手の性別を本能的に区別するそうなので、人間にもそのような感覚能力があっても不思議ではありませんが....。

A 回答 (5件)

わたしも性自認ということについて以前から関心がありました。


性自認っていったいなんだろう?って。
わたしは小学生に上がる手前まで女の子として育てられました。
保育園に上がるまでは自分のことを女だと思っていました。
それが崩れ始めたのが保育園での経験です。
どうも自分は女ではないらしいということに気づき始めました。
それから幼児にしてうつ傾向が現れ、
その後もうつ傾向の強い子供に育っていってしまいました。
登園拒否、登校拒否を繰り返すようになりました。
脳は生後3年間くらいでその機能ができあがると聞いたことがあります。
ですから3歳くらいまでの経験が人格形成に大きく関与しているのかなぁと思います。
周囲から女性として扱われた経験が女性の性自認を生んだように思います。
それが脳のどこかに情報?経験?記憶?として刻み込まれてしまっているように感じます。

もうひとつ気になることがあります。
mtf(男→女)レズビアンの多さです。
mtfは外見上パスできないケースが多いのでしょう。
するとどうしても周囲から女性と認識されることは少ないはずです。
性同一性障害を公言したところで周囲からは男性としか認識されないため
男性から性的対象として認識されず、当事者も男性を異性と感じられないのではないでしょうか。
言いたいことは、他者からの認識が自己の性意識の決定に大きく寄与しているのではないかと感じることです。
もちろんそれまで男性として生きてきたという経験、記憶、認知から解放されていないということもあると思います。

ほかに、自分の子供があるとき急におねぇ言葉を使い始めたという話も聞きます。
このお子さんはなぜそうなったのかはわかりません。
男を強要されすぎた反動でしょうか?あるいは先天的に女性脳が形成されていたのでしょうか?
きっとそれは問題の切り分けができないような気がします。

わたしは幼いころから女性として兄のことが好きでした。
成長するに従い、自分が男性であるということを受け入れようと努力しましたがどうしてもできませんでした。
なんとなく思うのですが、母親に女の子として育てられなかったとしてもそうなっていあ様な気がしてなりません。
先の子供の話ではありませんが、なぜそうなのか自分でもわからないのです。
なにがなんだかわけがわからないんですが、とにかく女でいないと自分が自分でなくなってしまうんです。
理由、原因はわかりません。どこからこの衝動がやってくるのか自分でも意味不明なのです。
だから誰かに理解してもらいたくてもまず自分が理解できていないのでそれが無理なんです。
すみません、まとまりのない文章になってしまいました。
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この回答へのお礼

お話を伺って、性自認と認知心理学は深く関係するという印象をますます強めました。人は幼児のうちから無意識の学習によって心の中に性認知スキーマとでも言うべき概念を形成し、それと自分自身の内なるものを比較して自分の性別を決めるのでしょう。それは児童の年齢くらいまでに完了すると思われます。その過程で周囲の大人たち(主として親)からは子供本人の性別に関する示唆が日常的に与えられるので、それも本人の性自認に影響を与えると思います。その示唆が本人の内なるものと一致していればよいのですが、そうでない場合もあるかもしれません。

お礼日時:2012/08/09 11:59

わたしは性同一性障害当事者です。

現在元の性別を伏せ望みの性別で就業しています。わたしの憶測かもしれませんが、性自認っていう考え方は性同一性障害を社会に説明、あるいは認知、許容してもらうために引き合いに出されたアイデンティティの一つのように思っています。特に日本人にとってアイデンティティという代物には馴染みが薄いようで、あなたの性自認は何ですか?と問われても、正直「考えたことがない」と感じる人が多いような気がしています。なぜ性自認っていうものが登場したかというと、不都合なことが起こり、それを他者に説明する必要がでてきたからです。その不都合なことを抱えていたのが性同一性障害の人たちでした。こころの性と身体の性が違うのでこころの性で生きることを認めて欲しいっていう主張です。社会に認めてもらうためには「先天的」である必要がどうしてもあるのです。「後天的」ではただのわがままと捉えられてしまいますから。先天的であることを否定はできませんが。。当事者の感覚としては、こころの性も否定はしませんが形がないものなので表現できません。言えることは望みの性にどうしても同化したいと願うダイヤよりも硬い意思や清水の舞台から飛び降りるより100倍強い意気込みだと思います。
実際に望みの性別で生活していて感じるのは、生殖の時期を過ぎた人、高齢になればなるほど相手の性別のジャッジ能力は下がっていくようです。40代以上の方からはほぼ間違いなくわたしは望みの性別として認識されます。相手が生殖の時期の年代にあればあるほど、若ければ若いほどそのジャッジ能力は敏感になるようです。人間の場合どちらに分類されるかは「外見」がほとんどのように感じます。外見を望みの性に近づければ近づけるほど元の性としては認識されなくなっていきます。あと、人間の場合、公的書類の性がわかるとそれをその人のパーソナリティの一部として認識に取り込まれるようです。ですので、人間の場合、本能的に、というよりも経験的に外見(身につけるものを含む)からジャッジしているように思います。書類という情報から人を判断することもあるため本能よりも理性の方が上回っている感じがします。あと、相手に対する配慮でしょうか。女性に対し男性扱いしてはとても失礼にあたりますから。それと同調の意識もあるようです。みながどの性として人を認識しているかの情報が本人のジャッジ能力に影響するようです。また、環境にも影響されます。特定の性別が圧倒的に多い環境に身を置くとその性別として認識されやすいようです。フェロモンといったものがあるかどうかはわかりません。人間って複雑ですね。難しい。。
確かなことは、相手はわたしのことを同性と認識していますが、わたしは相手を異性として認識できているということです。ちなみにわたしの性自認は間違いなく望みの性別の方です。
質問者様が意図する回答になっていなかったらすみません。参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。お話を伺うと、性別の自認は認知心理学と関係ありそうに思います。人は幼い子供のうちから自分の周囲の人々について「この人は男」とか「あの人は女」というように無意識のうちに(周囲の大人たちによって)学習させられて育ちますので、心の中には「このような性質・外観・雰囲気を持つものは男(あるいは女)」というようにカテゴリー分けされた概念(認知スキーマ)ができると思います。子供は幼いうちからその認知スキーマと自分自身の内なるものとを比較しながら自分の性別を自分で決めて行くのではないでしょうか。そうであれば、性別の自認は単なる本能ではなく、人の精神と学習が相まって生み出す高次の感情ということになります。

お礼日時:2012/08/08 15:32

動物や鳥などの他の獣は、自分が生殖できるようになって


相手が生殖できるという前提での性別の認識のように思います。

相手が子供でも性別を認識しているのであれば
ライオンは他の雄ライオンを追いだした時、雄の子供だけ区別して殺すのではないでしょうか。

鳥も、雄だから雌だからという理由で特別に育てる(餌を多く与える)など無いようです。

人間の性自認は、成長に時間がかかるためか第二次成長期の前に自認してますよね。
そこが人間と動物では違うのではないかと思います。


人間も後天的に与えられた知識ではない自認であるならば、本能に由来するのではないでしょうか。
そこに生殖という本能としての欲求が絡んでますから、性自認も本能だと思う次第です。


本能としての性自認だと、認知心理学とも発達心理学とも違いますよね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。人間の性自認と動物のそれとはかなり質が異なっているようですね。ご指摘を受けて気がつきました。
認知心理学では経験に基づいて体系化された認知スキーマが重要ですし、発達心理学は人の加齢に伴う精神活動の発達変化を扱うものなので、これらと性自認は関係ないように思います。人間の性自認は、やはり本能だと思われますが、生まれてから何年もかけて少しずつ現れてくる本能なのでしょう。

お礼日時:2012/08/06 22:50

性同一性障害とは



体 男 心 女

その逆もあります。男性でありながら 女性になりたい。女性として化粧や恋をしたい。または 女装するだけでは納得いかず、手術する方もいます。ほとんどの場合、手術代が掛かるので女装ですましてます。また自分の生殖器にとても嫌悪感がある方もいます。気持ち悪い など

その逆は 男として生きたい。強くたくましく生きたい。他の人に「弱い 女」と言われるのが屈辱的。また 女性特有の 胸の大きさ 体脂肪率の高さなどに違和感を感じ、性転換する方もいます。上記の通り金銭面で男装で済ませてます。

もう一つ性に関することを教えてあげましょ

半陰陽 または 真性半陰陽て言葉知ってる?

これも 性に関することで 特殊な性別なんだ。得に真性半陰陽は第二の性別と呼ばれる。性同一性障害は体の性別がはっきりしているが、真性半陰陽は両方の性別を持っています。というのも内生殖器女性特有の卵巣男性特有の精巣を一人の人間に両方持っています。また 性別の染色体はX だけ持ってたりXXYを持っててそれが両方の性別を造りあげるのかな?

まぁ 両方の生殖器を持ってる人間です
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この回答へのお礼

性同一性障害・同性愛・性染色体異常のことは知っていますが興味はありません。知りたいのは「生まれながらに持つ性別の自覚」 の本質は何かということです。

お礼日時:2012/08/05 18:11

>性同一性はそれとは関係ない生まれながらの生物的意識、という解釈で良いでしょうか。



それで良いと思います。
あれは脳の性別の事です。

人間生まれた時から、肉体は男か女かが決まります(世の中稀な病気があって、男女生物的に両方の特性を持つ病気があるがそれは置いておく。病名は忘れました。)

肉体だけでなく、脳も男女の性別が存在します。

もしそれが一致しない場合は性同一性障害となります。






>「どの性別に属するかという自己の認識」とは、具体的には何でしょうか?

これに関しては一言ではいえないらしいです。
それは性同一性障害の判断は、容易で無いと言う医療現場の現実が証拠です。

異性が好き。となれば、多くのものは自分は正常だと思い、性同一性障害や同性愛とは思わないでしょう。しかし、同性愛者の性同一性障害もこれに該当し、そう言う人は自分は異性が好きだからと「正常」と思いながら一生を終えるでしょう。



そして、例えば男の自分は同性である男が好きだ。

となった場合、単純に性同一性障害とはいえません。同性愛の可能性もあります。
同性愛の場合は、脳は男で同性が好きと言う病気です。

そしてこれが性同一性障害だった場合、脳と体が一致しなかったと言う病気です。この例の場合は、脳は女で体は男に生まれてしまったと言う病気です。



二つは似ていますが全く違う症例です。


そして、本人の「勘違い」と言うのもあります。正常な脳や病も無いのに、同性を好きになってしまう事もあるようです。それは脳の勘違いです。いえ、厳密に言うとあらゆる事象が脳の勘違いともいえます。恋というものが、そもそも脳の勘違いだと言う研究結果もあるくらいです。



専門分野で言えばもっと複雑でしょうが、これらの違いを分別して診断するのは容易な事ではないようです。





>動物や鳥は互いに相手の性別を本能的に区別するそうなので、人間にもそのような感覚能力があっても不思議ではありませんが....。

動物は、見た目やフェロモンで性別を判断できますが、それは人間だって出来ます。しかし性同一性障害の人や同性愛者を見た目だけで判断する事は人間には困難です。動物も恐らく困難だと思いますし、動物は同性愛者や性同一性障害者を見分けれるなど聞いた事がありません。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。同性愛や同一性障害のことではなく、性同一性 (性別の自覚) とは何かということを知りたいと思います。 「自分は男性であると自覚すること」 とは、次の (1) と (2) を本能的に知覚することと考えてよいのでしょうか?
(1) 「自分の周囲にいる人間には2種類あるらしい」 と感じる。
(2) 「自分はそのうちの1種類に属するらしい」 と感じる (その1種類が実は男性と呼ばれるもの)。
 

お礼日時:2012/08/04 22:35

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