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物から生命へ。そのカギを解くヒントのように、宇宙で合成されたアミノ酸微粒子がが地球に降り注いでいることを、先日のNHKスペシャルでやっていました。しかし、無機物からアミノ酸を作ること自体は地上でもでき、その無生物アミノ酸から生物アミノ酸に変わる瞬間こそが今の科学ではまだ解明されない、と昔ならったような気がします。まずこの記憶が正しいか、次に正しいならなぜNHKスペシャルはまるで生命の起源を見つけたように報道していた(と思われる)のか、どなたか教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 アミノ酸から生物へは未だに謎だらけで各種仮説が検証しようとしていますね。



 そのアミノ酸もどうしてできたかも大きな問題です。もし、地球上で全て賄われたとしますと、最初の生命発生以前には、無機物から大量にアミノ酸が作られた時期があるはずということになります。

 それがどういう環境なのかが問題ですが、現在の地球環境で自然にはそれほど無機物からアミノ酸が自然に合成されないとすれば、地球の形成過程とされている歴史から、実験的に環境を作って試すしかありません。

 一方、太陽系由来のアミノ酸が豊富にあるとなれば、最初の供給源には困らないことになりますし、現在ある環境を直接調べることもできます。そういう環境ではアミノ酸がどうして作られやすいのかを調べればいいわけですし、無機物からのアミノ酸合成って、結構簡単に起こるという仮定を置くこともできます。

 もし、生命の素となり、生存にも必須のアミノ酸が太陽系由来でいいということになれば、生命研究でやるべき選択肢が格段に減り、そこに集中できるようなって、研究もはかどります。

 そういう可能性に夢を託して、「物から生命へ。そのカギを解くヒント」というような、希望的なイメージで紹介したのではないかと思います。決して、アミノ酸から生命への移行過程についてのヒントではないでしょう。
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この回答へのお礼

「無機物から大量にアミノ酸が作られた時期があるはずということになります。それがどういう環境なのかが問題ですが、現在の地球環境で自然にはそれほど無機物からアミノ酸が自然に合成されないとすれば、地球の形成過程とされている歴史から、実験的に環境を作って試すしかありません。」
高校の生物の授業で、実験でアミノ酸形成が無機物から出来た、と教わったような気がします。電気火花が関係していたと思います。古代にも雷は多かったことでしょう。
問題は、無生物のアミノ酸と、生物のアミノ酸の間には深くて暗い溝があり、まだ未解明だということだろうと認識しています。
「希望的イメージ」の紹介でしたね。

お礼日時:2012/08/17 10:43

宇宙から降ってきたアミノ酸というのが重要なんです

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この回答へのお礼

どう重要なのでしょう?

お礼日時:2012/08/17 10:44

生命すなわちアミノ酸ではないと思います。

核酸なども問題になります。むしろ核酸とアミノ酸の関係が生まれたことが大切なことではないかと思います。これらの物質が宇宙空間で生まれたか地球上で生まれたかは大した問題ではないと思います。
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この回答へのお礼

だとすると、NHKの番組はあくまで「見込みロマン」ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 10:39

まだ解明はされていませんね。


神がかり的奇跡の積み重ねによる“偶然”の解明には、まだまだ時間はかかるでしょう。

>次に正しいならなぜNHKスペシャルはまるで生命の起源を見つけたように報道していた(と思われる)のか
その問いに対する答え、ご自分で書かれているではないですか。

>そのカギを解くヒントのように
あくまでヒントです。
それが即、生命の起源の立証にたどり着くとは限りません。

アミノ酸が地球上で合成された説もありますし、DNAやRNAそのものが地球外から飛来したという説もあります。
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この回答へのお礼

まだ解明はされていない、ひとつの仮説ですね。生命のアミノ酸がみなL型に偏倚しているわけと経緯がわからないことには。ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 10:37

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