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 性別役割分業がされている理由ってなんなんですか?社会化、母性愛イデオロギー、女性の労働、権力としての家父長性について、述べろと言う課題を出されたのですが、なんだかよく分かりません。教えてください。
 
 参考文献もあればよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

性別役割分業がされている理由は「性別役割分業がされた理由」について考えてみればよいかと思います。

(ちょっと簡単に言いすぎかもしれませんがスミマセン)

社会化…工業化による職場と住居の分離化。「男は仕事、女は家庭」という役割の発生。日本においては団地族の誕生による核家族化。
母性愛…「女性は育児に向くという神話」の存在。西欧における母性が広く知られるようになったのは18世紀以降(エリザベス・バダンテール)工業化によって中産階級の発達により育児の時間ができことによる家族意識の変化。

ここでいうイデオロギーは富国強兵に見られるような「女は家庭を守れ」のように政治的なものではなく家父長制による支配的イデオロギーのことでしょう。
ですので課題自体はフェミニズムについて語る必要がありそうです。そうすると現代資本主義は家父長制原理により編成されるが故にホワイトカラー層は男性が占め女性は周辺労働においやられるという図式になり、性別役割分業(男は仕事、女は家庭)が強化されるという理屈になります。
フェミニズムの骨子ともいえる部分ですのでそういった本を数冊はしょって読めばかなり理解出来ると思います。

参考文献:社会学小辞典

#2の回答ですがメスとオスの関係からとりあえず性交して争いを避けるチンパンジーよりもメスを占有するゴリラの方が人間に近いと考えられるのが一般的と思われますのでわざと生態の違う所を例に出したと考えられます。斎藤氏も家族問題の専門家なので参考になるかもしれません。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=763203
http://www.jca.apc.org/fem/bpfa/report.html
http://www.rui.jp/message/02/71/56_413d.html
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 大学3年で社会心理学やっている者です。


 いろいろな説があるようですが、ゼミでこんな本が取り上げられてました。
 家父長性についての話です。
 新潮文庫から出ている「斉藤学」著「家族は怖い」という本なのですが、父親という存在は実に不安定なのだそうです。

 現実的にミルクを与える母親と子どもに比べ、父親と子どものつながりは薄く、チンパンジーの父娘では娘が逃げないと近親相姦が起きるのだそうです。
 人間の父親は娘を性的対象からはずすため、赤ん坊のときから保護対象としてそばに「家族」としていようと思います。
 ところが、絆が薄いため、居場所もないんですね。
 で、居場所を作るために餌(食事、今で言うとお給料ですね)をとってきて、「俺が食わせてやっているんだから一番偉い」と父親は言った。これが「家父長制」の始まりだそうです。
 この「家父長」が強いたルールが今の「家族」の基盤になっています。

 …と、「家父長」がテーマのあたりを訳すとこんなかんじでしょうか。
 なんかずれていたらごめんなさい。
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結局、多くは習慣でしょう。



ドイツでは女性は母性保護の理由で軍務につく事ができません。でもイスラエルでは女性も徴兵義務があります。ソ連では女性の戦闘機パイロットのエースがいましたね。

もちろん性別が重要な職業があることは事実ですよ。ソープ嬢は女性じゃないとねえ。男性に乳母はできませんし。やはり身体的なものが意味をもつ職業では性別の必要性は厳然としてあるのでしょう。

最近の研究では、脳の機能など男女の差があることがだんだんとわかってきました。身体的能力というのは超えられないところもあるのでしょう。
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