脚などに見える赤い毛細血管について

１～２年ほど前にTV番組の「みんなの家庭の医学」（本当は怖いかも）か、「ためしてガッテン」のどちらかだったと思うのですが、医師のような人が一般の方を見て「ああ、この方は○○の傾向がありますね」というようなことを言う場面がありました。
（その時の番組のテーマと関係なさそうな状態から判断して「えっ、そんなことが関係あるの？」という、現在でもよくあるパターンです）

そのときの一般人（中年女性）の状態が「太ももの前側に、赤い1cmほどの毛細血管がいくつかある」というもので、自分も少しそういう血管が見えるので「へえ～」と思っていましたが、最近それが増えてきたので気になり始めました。
（血管は赤いボールペンでちょっと書いたような、細くて短いものです。青い静脈が透けて見えるものとは全く違います）

気になっているものの、肝心の番組のテーマを忘れてしまったので、それが何の病気や症状に関係あるものかわからない状態です。
深刻な病気ではなく、肩こりや冷えのような問題だったかもしれません。
過去の放送データを調べてもピンと来なかったので、この番組を覚えていらっしゃる方、またはこの毛細血管が見える状態が何に関係あるかご存知の方、ぜひ教えて下さい。
よろしくお願いします。

No.4 回答者： 専門家プロファイル_山田光敏 回答日時： 2017/08/10 14:00

蜘蛛の巣静脈瘤について

初めまして。
マッサージ本などを執筆している山田と申します。
ご質問に関して回答させていただきます。

この「脚などに見える赤い毛細血管」はアメリカでは「スパイダー・ベイン」と呼ばれるもので、日本では「蜘蛛の巣静脈瘤」と言います。静脈瘤とは言いますが、この段階ではまだコブ状にはなっておらず、毛細血管が拡がってしまったものですが、日本では静脈瘤の一つとして分類されています。

この蜘蛛の巣静脈瘤がよく見える場所は「皮膚の薄い場所」であり、足首や膝の裏、太もも、ふくらはぎといったところが好発部位とされています。これは肥満の方にできやすいので体重を適正にしたり、立ちっぱなしの仕事や正座なども原因となるので、こういった事を気をつけるとできにくくなります。

一旦できてしまったら、今度は心臓に向かって皮膚を軽くさするようなマッサージを非常にゆっくりと行います。これを続けると次第に薄くなっていきますよ。

あなた様のお悩みが少しでも解消されますように。

No.3 回答者： noname#172810 回答日時： 2012/09/10 15:39

こんにちは。

仰せの件について三度回答をつけます。

戦状皮膚萎縮症
[症状]
・思春期線条は乳房、背部、大腿の外側に見られます。
・妊娠線条は特に股部や乳房、腹部などに出現します。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに赤い筋が出ていますが、こちらも違いました。

この番組のテーマは太ももに赤い毛細血管が出ていることから連想されるような脚、皮膚、血管などに直接関係のあることではなく、たとえば偏頭痛のような、一見関係のなさそうなことだったのです。

これはたとえばこんな感じだったのではないかという例ですが
赤い毛細血管→血行が悪いことの現われ→冷え性（テーマ）
みたいな流れです。

何度も回答していただいて恐縮ですが、番組に登場した先生の判断が一般的なのかどうかわからないので、ちょっと難しいかもしれません。

お礼日時：2012/09/11 16:03

No.2 回答者： noname#172810 回答日時： 2012/09/08 09:15

No.1です。

お礼と補足ありがとうございます。

仰せの件は皮膚に関係があると思いました。

触ると、線の部分が少し凹んでいるように感じないですか？

「肉割れ」のように思われるのですが。

肉体が成長、肥満、妊娠などの影響で急激に膨張し、
皮膚が拡大に追いつかず、ひび割れ様のスジが出来る現象
です。

意図違いでしたらスミマセン。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「肉割れ」も気になる現象ではありますが・・・。
今回のテーマとは違っていました。

お礼日時：2012/09/11 15:52

No.1 回答者： noname#172810 回答日時： 2012/09/07 12:15

こんにちは。

突然ですが回答させてもらいます。

＞毛細血管が見える状態が何に関係あるか
「下肢静脈瘤」だったかなぁ。

下肢の静脈が拡張し血液が滞ることでおきる疾患。
こむらがえり、下肢のだるさなどの自覚症状に加え、色素沈着、
潰瘍などの皮膚病変を主症状にすることが多いです。

立ち姿勢をとっている場合、足の先まで流れてきた血液が心臓
へ戻るには、重力に逆らい1m以上の高さをのぼって行かねばな
りません。
そのためふくらはぎなどの足の筋肉をポンプのように収縮させ、
静脈のなかの血液を押し上げます。
　
一方、静脈のなかには一定の間隔で「八の字状」の逆流防止弁
が付いています。上のほうへ押し上げられた血液が、下のほうへ
戻らないようにするためです。静脈の血液は逆流防止弁によって、
梯子をのぼるように上のほうへのぼっていくのです。
　
足先の血液がスムーズに上のほうへのぼり心臓へ戻るのは、
足の筋肉のポンプ作用と、静脈の逆流防止弁の働きに負ってい
るのです」
　
しかし、静脈の逆流防止弁がうまく働かなくなったり壊れたりする
と、静脈のなかの血液は下のほうへ逆流してしまいます。
その結果、足の静脈のなかに血液がたまり、血管がコブのように
ボコボコと浮き出てきて、下肢静脈瘤を発病させてしまうのです。

下肢静脈瘤は主に外見上から、4つのタイプに分けられます。

(1)伏在(ふくざい)静脈瘤　
(2)分枝(ぶんし)静脈瘤　
(3)網目状(あみめじょう)静脈瘤
(4)クモの巣状静脈瘤

間違っていたらお許しください。

［足の血管病　その検査と治療］
参考URL：
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pam …


［足健康 下肢静脈瘤］
参考URL：
http://ashikenkou.jp/case1.html

この回答への補足

・毛細血管の様子は、脚の太もも前側に赤いボールペンでちょっと線を引いたような、1～2cmくらいの細い筋が数本集まっている感じなんです。面積は数センチ四方とかその位です。盛り上がってはいません。表面に書いたような切れ切れの線です。
（赤い筋が出始めたサトイモと言えばわかる方にはわかるかも？）

・番組のテーマは脚の病気や血管とは直接関係なかったと思います。

何かお気づきのことがありましたら、またよろしくお願いします。

補足日時：2012/09/07 16:24

この回答へのお礼

この番組に関しては「下肢静脈瘤」のことではありませんでした。
質問がわかり辛くて申し訳ありません。

でも今まで「下肢静脈瘤」というとふくらはぎの裏側に青い血管が盛り上がってくるものだと思っていましたが、いろいろな状態があるようで参考になりました。
私の気になっている血管も「下肢静脈瘤」と無関係ではないかもしれませんし、増えてきたということは気をつけていたほうが良いかもしれませんね。

丁寧な回答をありがとうございました。

お礼日時：2012/09/07 16:22