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電気自動車の普及に力を入れているようですが、原発がなくなって、火力発電で電気を作ってそれを、送電し自動車に充電。これとガソリンを車にいれて動かすのとでは、どちらが二酸化炭素を削減できるのですか。燃料を燃やして府ミスを沸騰させ電気をおこし、発電それを送電し、充電。それと運動エネルギーにかえて走ると行くことは、各工程でエネルギーロスがあるのではないのでしょう。それだったら直接ガソリンで走った方が効率がよく、二酸化炭素を削減できるのではないでしょうか。学者の人は、自動車が走っているところはクリーンですが、発電しているところはダーティとは考えないのでしょうか。

A 回答 (10件)

みなさんがいろいろおっしゃっていて、かなり言い尽くされたと思われるので、


気になったのをひとつだけ。

> 燃料を燃やして水を沸騰させ電気をおこし、発電それを送電し、充電。
> それと運動エネルギーにかえて走ると行くことは、各工程でエネルギーロスが
> あるのではないのでしょう。
> それだったら直接ガソリンで走った方が効率がよく、二酸化炭素を削減できるのではないでしょうか。

この話のなかで重要な工程が一つ抜けていませんか?
ガソリンスタンドにガソリンを輸送するという工程です。
送電によるCO2排出量を考えるのならば、ガソリン輸送によるCO2排出量も
考えなければならないのでは?
これって送電に比べると結構大きそうですけど。
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電気自動車とガソリン自動車の一番大きな違いは、回生エネルギーの回収です。


自動車はブレーキを踏む機会が大きく、踏んでいるたびにエネルギーを捨てているのです。
これを減速時にただブレーキを踏むより発電して貯めておこうというのが回生ブレーキで、ここで大きくロスを減らすことができます。また内燃機関は、定常運転をさせてこそ燃費効率が上がります。
一方モーターはまわした途端効率よく働く事が出来、変動の大きい運転に優れています。

この二つの点で、原理的に電気自動車は内燃機関をもつ自動車より圧倒的にエネルギー効率が優れるわけです。
これが充電時のエネルギーロスを上回って効率がいいため、現状ガソリン自動車より電気自動車のほうがエネルギー効率に優れるわけです。(送電ロスはガソリンの配送ロスのほうが大きいです。)

ただこの二点、プラグインハイブリッドでおおむね解決されているんですよね。
よって通常のガソリン自動車より電気自動車がエネルギー効率が優れていますが、ハイブリッドと電気自動車でそう大きな差は結局出ないわけです。
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石油は精製すると色々な石油製品になります。



コールタール、重油、軽油、灯油、ナフサ、ガソリン、揮発油等に別れますが、再生可能エネルギーの発電所が増えて重油を使う火力発電所が減って重油がだぶつけば他に転用しなくてはなりません。

転用するにしても備蓄するにしてもコストもエネルギーもかかります。

色々なバランスを考えないといけないので難しい問題だと思います。

オーランなんとかという藻から石油を作るという技術があるらしいですが、内燃機関は完全に無くならないと思います。
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原発や自然エネの話以外にも、二酸化炭素を捕集して処理しようという話がありますね。

発生量が多くても、捕まえて適切に処分できれば排出量自体は減るって理屈。液化して地下や海底で保管しようと研究されてますね。
正直望み薄と思ってますが、まぁそういった事するなら発電所なら一括で処理できますが、車レベルで走り回るものにそういった回収装置を付けることは効率面から言ってもコスト面から言っても、まず不可能でしょうね。

ちなみに電気自動車の普及を薦めてるのは二酸化炭素排出だけの話ではない。
エコなんて耳あたりの良さげな言葉で飾っちゃいるけど、買い替え需要を作ってかないと金が回らんという経済面での理由が最も大でしょう。昼夜発電量の平滑化への取り組みとしての蓄電池のバッファ利用とか、排ガス公害への配慮とか、化石燃料資源の枯渇への対応だとか、珍走族の低騒音化(笑)とかいうのは、全部おまけの理由かも(^^;


電気自動車の普及率が1ケタ上がったら、「エレ欠」の車のせいで帰省ラッシュの高速道路渋滞が伸びるかも知れん。
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http://mediamatters.org/research/2012/02/08/myth …
は英語ですが、図があるのでわかり易いと思います。米国全体とカリフォルニア州の発電所の現状(いずれも石炭が多い)が前提ですが、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド(PHEV)が普通のガソリン車に比べてかなりCO2排出量が少ないと見積もられています。石炭と比べても改善があるという事です。ガソリンエンジンは発電所に比べて大分効率が悪いようですね。ブレーキを踏んだ時の充電機能の貢献も大分あるとは思います:ハイブリッドに比べて電気自動車がメリットがあるかと言えばそれほど大きくはないようですから。

備考:過去にも OKWave で議論されていますので、検索されると良いかも知れません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます
そういえば車はガソリンを燃やした後のエネルギーはバッテリーに変えるぐらいで、あとは、放熱と二酸化炭素で
熱エネルギーは再利用されないのですね。その分効率は悪くなるということですね。よくわかりました。

お礼日時:2012/09/10 11:56

原発を廃止したい人は、ドイツや日本など経済的に豊かで際限なく石油や天然ガスを輸入できる国を中心に、総合計でも3億人ぐらいでしょう。



残りの人類は原子力でもなんでも良いから廉価で安定した電力を希望しています。
この57億人の巨大市場に注目して電気自動車を開発しなくてはいけません。

電気自動車の普及も、原子力発電の普及も、日本国内の特殊事情に目を奪われることなく、地球的スケールで考えないといけません。

最終形は、都市部や郊外など、人口稠密なところでは、走行距離が短い電気自動車で我慢し、サハラ砂漠やモンゴルやシベリアなど広大で充電インフラがそろわない地域で、液体燃料自動車を使うことになります。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございます
液体燃料はLPガスがありますが水素はどうなっているのでしょうかね。
タクシーに初めてLPガスを使ったころは、よくガス漏れや爆発がありましたが、今はそんなことは聞いたことがありません。人間は本当に困ってくるとなんかを考えだすのですね。モンゴルやシベリアではわれわれが生活できませんが、今のところ彼らだけで生活するのには困らないのでしょう。そっとしておいてやるのがいいのではないでしょうね

お礼日時:2012/09/10 11:09

電気だって二酸化炭素は出ますからね…微量ですが

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このURLが参考になりますでしょうか。



http://greenerw.exblog.jp/11610054/

原発が稼働していた2007年ベースの計算で、三菱のi-MiEVよりもトヨタプリウスの方がCO2排出量が少ないとのデータが出ています。

現時点での理想はハイブリッドということになるのでしょうか。

政府やメーカーが本気でEVを普及させようとしているかどうかは、技術的コスト的な面でちょっと怪しいと僕は思っています。
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この回答へのお礼

オイルショックの時今と同じように、地熱や風力等の研究に力を入れていました。
しかし、石油のコストが下がったら開発費よりも安いとのことで、立ち消えになっていきました。
30年ぐらい前の話ですが・・・・石油は有限であるのがわかっていてもなかなか長期展望をたてて、研究開発はしてませんね。はやぶさは何もすぐにはお金にはならないけれど、研究は必要だと思いますが、民主党には理解できないでしょう。ありがとうございました

お礼日時:2012/09/10 10:59

電気自動車は太陽光発電を動力に使うことができます。

電気自動車は自動車が行けるところであれば、既存の送電網が無いような場所でも充電ステーションさえあれば充電が可能です。ガソリンを燃焼させると二酸化炭素だけでなく窒素酸化物、硫黄酸化物、一酸化炭素、浮遊粒子状物質なども排出されます。それらは酸性雨、オゾン層破壊、喘息・肺がん・気管支炎などの健康被害、光化学スモッグなどの原因となるのです。それらは火力発電所でも同様に思えますが、大掛かりな排煙脱硝装置、排煙脱硫装置、電気集じん機の設置と熱効率の改善で燃料消費量を削減することで有害物質の排出を極小化しています。それに対して、ガソリン車といった移動発生源は大掛かりな装置を取り付けることができません。

だから電気自動車の電源が火力発電所だとしてもガソリン車よりは、はるかにクリーンといえるのです。
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この回答へのお礼

トヨタががんばっても発電所のようになかなかクリーンなガソリン車はできないのですね。
ありがとうございます

お礼日時:2012/09/10 11:04

単に二酸化炭素だけを比べるとすると、


発電⇒蓄電⇒駆動 の効率と
エンジン⇒駆動 の効率を比べることになるわけですね。
ちょっと古いですが、石炭による発電でも、かなり電気自動車のほうが少ないようです。 
発電のスケールメリットがあるというか、内燃機関による車は無駄な部分が多いというか、、、
http://rodgerswriting.blogspot.jp/2012/06/electr …


詳しく計算するためには、それぞれの車を製作するときに排出されるCO2を加えて考えなくてはいけませんね。

CO2の観点からは水力、風力、太陽光はもちろんのこと、原子力発電も効果的な発電方法であるようですね。 電気自動車に関しては、イニシャルコストと充電の時間が問題なんでしょうね。

参考URL:http://rodgerswriting.blogspot.jp/2012/06/electr …
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この回答へのお礼

よくわかりました。結局はコストが問題で、基礎研究をやっている人々がそれをしているのでしょうが、結果がなかな出ないので、難しいのでしょう

お礼日時:2012/09/10 11:01

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