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知り合いにある有名な神社の近くに住む人がいます。
その人は女性ですが、幼い頃から父親と神社にお参りに行き、
鳥居をくぐる際に生理かどうか聴かれたそうです。

生理でなければ、鳥居をくぐって良しとされ、
生理ならば、鳥居の外を通るというのです。

これはその人だけにしか聴いたことがありません。

こういったことはどのような意味合いを持つのでしょうか?
また、そもそもこんな仕来りやマナー、習わしなどあるのでしょうか?

ご存じの方、教えて下さい。

A 回答 (3件)

確かに昔は生理を忌む風習がありました。

女性は生理の間忌み屋にこもり世間と触れないようにしたのです。
でも今では男社会の神職も、むかしは女性社会だったのです。神の声を聞き託宣を下すのは女性でした。
だから昔は閉経後の女性が物忌みとして託宣を下す役をしていたのです。
しかし考えてみてください。今の世の中、境内に住まいをもつ神主も少なくありません。
となればその家の娘はどうなるでしょう。生理の間家にも帰れなくなるし、神主の奥さんは毎月境内から出ることになります。
それに女性の神主も居ます。彼女たちは毎月一週間は休業でしょうか?

確かに今でも厳しく制限しているところもありますけど、すべてではありません。
それに一般参拝と昇殿参拝では全く違います。
今でこそ参拝といえば拝殿前でのことを言いますが、本来「参拝」というのは昇殿参拝のことを良い、様々な作法は昇殿参拝のための作法です。その証拠に神社本庁サイトの参拝のページを見て御覧なさい、参拝法として正座しています。
私たちが日頃行っているのは略式の参拝というか単なる挨拶でしかありません。略式の参拝、或いは自由参拝と呼ばれるものです。従って決まった作法もありません。現在作法だと言われているのは戦後に神社本庁が、昇殿参拝を原型として示した参考例なのです。そして昇殿参拝の作法も明治時代に作られた神職の式次第を元に作られたものです。
戦中まで決まった自由参拝の作法などありませんでした。だから手を合わせるだけでも参拝は成立します。鈴も賽銭も要りません。
更に戦中戦前は各地に遥拝所があり、特に戦中は靖国のよう排除が造られ、靖国や伊勢の神宮に向かって一礼する、或いは手を合わせるだけでも参拝したのと同じことだったのです。

厳密に言えば生理中は参拝を控えるのが風習です。でも鳥居の外からでも参拝は成立します。更に昇殿参拝や祭礼の際にみこしを担ぐ参加者や接待をしないという決まりごともあります。でも街道で見るのは関係ありません。それは行き過ぎというものです。
おおらかに考えれば、神職の家族だって境内に住んでいることもあるのだから、自由参拝は関係ないということもできます。

ちなみに男性でも怪我をしたりした場合は避けますよ。地域によっては祭礼の準備期間、潔斎期間は髭すらそらないし刃物も持たないというところもあります。つまり切り傷などが治らないうちの参拝は禁忌なのです。
でも祭礼の前に酒を飲んで、祭礼でけが人や死者が出ているのに続けている愚かな祭りも多いことも確かですけれどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

皆様の回答を頂きながら、疑問に思っていたことが解消したように思えます。

仮に生理中であっても、鳥居をくぐらなければ参拝しても良いって
都合良すぎますよね。
それならば、鳥居をくぐるくぐらないに関わらず、参拝自体を自粛すべきと
考えていました。

一般参拝と昇殿参拝の差と考えれば合点がいきます。
鳥居、参道、手水舎、狛犬とあっても、参拝自体が一般参拝では違うのですね。

昇殿参拝はまだしたことがないのでとても感心があります。

神職が境内に住むのは私個人としてはそうあるべきではないと考えています。

それから話が少しそれますが、白不浄=出産とならば、いつから参拝してもいいのでしょうか? 生理がないなら良しであれば妊娠中は? 区切りが不明確のような気がします。余談ですが存じであれば教えて下さい。

お礼日時:2012/09/14 16:00

>そもそもこんな仕来りやマナー、習わしなどあるのでしょうか?



あります。
巫女さんのお勤めもその間は遠慮することになっているところもあるそうです。
が、他人がいちいち問い質すことではないと思います。

前の方がおっしゃっているように、現在では不浄という捉え方自体が
差別につながるという懸念もあるようで、
不祝儀のさいのお清め塩も全体的には廃止の方向に動いているようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

別のサイトで元巫女さんの意見が書かれているところがありました。
おつとめだったその神社では、25歳で定年らしいです。^^;
その後、事務方に回る巫女さんもいるとか。

鳥居の朱色の意味や、擬宝珠の意味合いからしても、
ケガレを嫌うというのは合点がいくところです。

お礼日時:2012/09/14 15:46

ご参考。


http://chiebukuro.travel.yahoo.co.jp/detail/1492 …

上記の「赤不浄」ってヤツですが、現代では「黒不浄」だけしか残ってないようですね。

一部には「不浄があるなら、お参りする事さえ駄目」って意見もありますが、神様はそんなに心が狭かったりはしないので、お参りしても構わないと思います。

但し、不浄の有無に関わらず、参道の真ん中を通るのは遠慮しましょう。真ん中は神様が通る場所なので。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

同じような質問があったのですね。

お礼日時:2012/09/14 15:42

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