No.2ベストアンサー
- 回答日時:
ごめんなさい。
・・・どこまで何をわかっているのかよくわからないのですが…。結論から言うと、そうだとおもいます。一応他のURLで調べたんですけど、ツボクラリンは
「末梢神経と筋の接続部においてアセチルコリンと拮抗、興奮伝達を阻害して骨格筋を麻痺させる。」
のだそうです。
神経筋接合部においてアセチルコリンが分泌されているということは、軸索側の活動電位は無事、神経終末まで達し、そこにある電位依存性のCaチャネルが開口し、それによって細胞内の濃度を増したCaイオンが、通常の作用どおり、きちんと神経終末のシナプス小胞体に作用した…ということです。もし、ここまでの作用が通常通り行われていなければ、アセチルコリンはシナプス間隙に分泌されることはありません。このアセチルコリンが筋細胞の受容体に働けば筋に活動電位が伝達するのに、ツボクラリンはこの受容体をアセチルコリンが作用出来ないようふさいでしまう…。だから、筋細胞側の活動電位が抑制されるというわけです…。
調べたURLの内容から察するに、ツボクラリンが骨格筋を麻痺させるときに作用する部位は神経筋接合部のみのようなのですし、ツボクラリンが軸索側の活動電位を抑制することはないのではないかと思うのですが…。もし、調べた内容(参考URLに書かれていること)が間違いで、ツボクラリンが神経筋接合部以外にも働くとしたら、別ですけど。たぶん、それはないと思うのですが…ちょっとそれだけ不安です。
参考URL:http://kataribe.trpg.net/HR/HR_ENCY.HTM
ありがとうございます。やっぱりそうなんですよね~。筋直接刺激によって発生する活動電位の発生や運動神経刺激によって発生する筋細胞の活動電位は抑制するけれど、神経刺激によって発生する神経側の活動電位の発生は抑制できないんですよね~。
No.1
- 回答日時:
そのとおりだと思います。
一応、ネットで調べてみたのですが、「d-ツボクラリンはこのアセチルコリンの作用する受容体に競合的に働き、アセチルコリンの作用を阻害し、そのため情報は伝わらず、骨格筋は動かなくなる。」
…とのことですので間違いないと思います。
つまり、ツボクラリンは神経の終末から分泌(正しく言うと神経終末にあるシナプス小胞体からですが…)された神経伝達物質である、アセチルコリンが筋細胞側の受容体に働くのを邪魔する物質というわけです。参考URL載せておきます。
この回答への補足
ツボクラリンが骨格筋のニコチン受容体においてAChと競合的に拮抗することによって筋弛緩作用を発現することはわかっています。
問題は、運動神経刺激によって発生する活動電位の発生とツボクラリンの関係なんです。ここでいう活動電位は、軸索側で発生する活動電位とAChがニコチン受容体に結合して発生する筋細胞側の活動電位がありありますよね?ツボクラリンが抑制するのは後者だけですよね?
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 薬学 シナプス結合している神経細胞間において、信号の受け手側の神経細胞の活動を活発にするには薬がシナプスに 1 2022/10/13 11:50
- 医学 活動電位について 1 2022/10/14 13:12
- 中学校 (3)の問題について質問です!皮ふからの刺激に対する反応は、皮ふ→感覚神経→脊髄→脳→脊髄→運動神経 2 2022/11/24 20:13
- 呼吸器・消化器・循環器の病気 お酒の弱い人は心臓も弱いという仮説の信憑性はどれくらい信用できますか? 4 2022/08/16 17:57
- 物理学 大学物理 1 2023/01/28 15:15
- 哲学 「存在」の定義は? 24 2022/06/09 20:13
- 哲学 人間はカオスだ!?:国家権力の三権分立と神なる三位一体とのフラクタル構造? 56 2022/11/28 17:29
- 哲学 政治とは 共同自治であり 愛である。 2 2022/04/02 10:57
- 物理学 2つの点電荷による電位が0でも電荷の移動は起こる? 2 2023/06/29 20:15
- 発達障害・ダウン症・自閉症 ADHD持ちの30歳女です。 夫婦生活が辛いです。 同い年の旦那と結婚して3年位になるのですが、衝動 9 2023/04/20 04:44
おすすめ情報
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報