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吸光光度法において、L-アスコルビン酸を加える理由は何なんでしょうか?
Fe2+-phen錯体の水溶液が赤く見えるのはなぜなんでしょうか?
10×10-5mol dm-3 のFe2+標準溶液調整の祭に、1×10-2mol dm-3 のphen塩酸塩溶液を5立方cm加えたが、この塩酸塩の量は十分なんでしょうか?

A 回答 (2件)

 学生実習のレポ-トでしょうか。

吸光光度法による何の測定かなど,もう少し詳しく質問内容をお書きになった方が適切な回答が得られると思います。


> L-アスコルビン酸を加える理由は何なんでしょうか?

 L-アスコルビン酸は還元剤です。この性質を利用したのではないでしょうか。


> Fe2+-phen錯体の水溶液が赤く見えるのはなぜなんでしょうか?

 Fe2+ イオンの色です。それとも,Fe2+ イオンが何故赤色なのかをお尋ねですか?


> 10×10-5mol dm-3 のFe2+標準溶液調整の祭に、1×10-2mol dm-3 のphen塩酸塩溶液を5立方cm加えたが、この塩酸塩の量は十分なんでしょうか?

 Fe2+ 標準溶液は何 ml 作りましたか。それによって,お書きの量が十分かどうか変わってきます。加えた phen 塩酸塩は[1×10^(-2) (mol・dm-3) x 5 ml = 5 x 10^(-5) mol]です。今 Fe2+ 標準溶液を 1 L 作ったとすると,Fe2+ は 10^(-4) mol 存在します。これでは phen 塩酸塩 5 x 10^(-5) mol では足りませんね。しかし,作った Fe2+ 標準溶液が 1 ml とすると,Fe2+ は 10^(-7) mol しか存在しませんから,phen 塩酸塩は充分ある事になります。

この回答への補足

Fe2+標準溶液は50mlつくりました。
還元剤の性質を利用したとはつまり、Fe3+になったものをFe2+に還元するということでしょうか?

補足日時:2001/05/17 16:34
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アスコルビン酸は還元剤です。

鉄が2価から3価に酸化(ややこしい・・)
されるのを防ぐのです。

赤く見えるのは[Fe(phen)3]3+錯イオンが赤の補色の青緑の波長に
吸収をもつからです。

上の組成からわかるように、鉄1分子にphen3分子が必要なので、余分に考えて、
10倍もあれば十分だと思いますが。不安なら、鉄の標準溶液に異なる量の
phenを加えてみて、確かめてはどうでしょうか?

錯体の色についてはご希望とあれば、もっと詳しくお答えします。

学生実験ですかね?がんばってください。
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この回答へのお礼

わかりやすい解説ありがとうございます

お礼日時:2001/05/17 16:44

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