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日本のファンタジー漫画に出てくるような、騎士が居て領主が居て、シスターが居てというような
欧州っぽい世界観はどこの国がベースモデルになっているのでしょうか?

A 回答 (4件)

「中世ヨーロッパ」というイメージでしょうね。


個人的には、
社会システムやファッションはイギリスかフランス、
田園風景はフランス、
王城などの建築物はドイツかイタリア
街並みはフランスかスペインまたはイタリア
酒場はスペインかイタリアのような気がしますね。

いいとこ取りです。
作者によっぽど「この国を舞台にしたい!」という思いがない限りはテキトーに資料が入手しやすいものを導入していると思います。

関西弁キャラは多いけど実際には「関西弁」は存在しないのと同じですね。
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ファンタシィの本場はやはりヨーロッパ


日本でいう「スサノオのヤマタノオロチ討伐」とか「ヤマトタケル」「神武天皇の東征」などと同様に
イギリスのアーサー王伝説、北欧のサガ、現ドイツを中心にしたケルト系の神話、場合によってはローマ・ギリシアの神話など、ヨーロッパでも各地に実際に残っている伝承譚や神話が下敷きとなって、ファンタシィが語られています

例えば「黒い頭巾とマントをまとった不気味な魔法使い」とか「森に住んでいる白い魔女」なんてイメージは「ケルト系」のドルイド僧の影響と思えますし、「鍛冶屋の黒妖精」とか「エルフ」なんてのは北欧系です「ヴァルキリー」もそうですね、北欧神話に語られる半神や精霊たちです

領主制度や騎士(騎士団)は大体ヨーロッパ全土に存在していたようです
キリスト教の修道院は宗教革命(プロテスタントの台頭以前はやはりヨーロッパ全土にありました
中世ヨーロッパ全体のイメージが混沌となっている、と考えてほぼ間違いがないでしょう

しかし日本のファンタシィはアメリカの「ヒロイック・ファンタシィ」の影響も強く受けています
ご存知のとおり、現代のアメリカ文明には下敷きとなる伝承や神話がありません
つまりおとぎ話を語ろうにも、材料がないので、故郷であるヨーロッパや先住民族たちの伝承を織り交ぜ、独自のファンタシィを作り上げました、これがヒロイックファンタシィと呼ばれるものです
「コナン」や「エルリック」「ゾンガー」などの名前を聞いたことがあるかもしれませんね
これはヨーロッパのファンタシィに一見似ているようですが、本質的にかなり異なります

こういった非常に広範な背景世界の中から、ファンタジー作家は色々と拾捨して自分の作品世界を作り上げていますね

具体的に「この作品の」ということならば、既存の共通イメージから拾ってきた部分、オリジナルの部分と素性を考察することは可能でしょう
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございます。
例えばエルフがいて、シスターもいて、なんていうともうどこの地域がモデルとか言えなくなってくるわけですね。
ヨーロッパ社会全体が舞台というか、その縮図というか。
しかしそのような設定の世界観や舞台を持つ作品は漫画ゲーム問わず多いように思いますし、日本でそういう作品に触れて育った僕にはあまり違和感なく受け入れられてしまいます。
向こうの人たちから見れば、「何故エルフとシスターが同じパーティに!?」なんて驚きもあるのかもしれませんね。

お礼日時:2012/10/10 18:55

シスターがいるということから判断して「宗教改革後のプロテスタント(新教)の国」の可能性は低いと言えます。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。宗教色の強い国がモデルになっている、あるいはその特徴だけを抽出して他の文化と混ぜこにして、独自の世界観を展開している作品が多いようですね。

お礼日時:2012/10/10 18:51

ロシア含むヨーロッパ全域です。


何処の国というのではなく、中世のヨーロッパ、時代その物がモデルです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
他の人も言われているように、一つの時代としてモデルになっているようですね。

お礼日時:2012/10/10 18:36

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