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主観と客観の関係についての、学問の分野とか、あるいはそれらについて考えておられる方いますでしょうか?

クオリアについては多少勉強したんですが、自分の考えとは微妙に志向の軸がずれてるように思われます。

主観の世界と客観の世界を足したら、この世のすべてを網羅することになる、それの法則はつまりこの世のすべてを貫く原則になるという方針で10年ほど考えてみたんですが、同じようなことを考えてる文章や人に出会ったことがありません。
そういう人なり、学問があれば参考になると思って書いてます。

論理的思考ではあっても、科学の枠にとらわれないことで、両者を統一した視点から捉えて、その原則に近づこう、という風な趣旨のものなのですが。

似たようなこと考えてるかたおられるでしょうか?
あるいはそういう学問の分野があるでしょうか?〈文科系と理科系を論理的に統合するような見解といえば近いと思うのですが〉

上のような考えを知っておられる方がいたらぜひ教えてください。お願いします。

補足になりますが、トランスパーソナル心理学は、その論理的組み立てからみて、また違うパート、分野の学問と思われますので、それは除外してます。
脳科学、あるいは、数学の位相幾何学〈トポロジー〉からの発展系としての考えが比較的近いように思います。自分の考えのたどってきた経路を見てきた場合、参考になったもので。ただ、同じというわけではなかったです。

なにぶん一人で勝手に考えてきたもので、似たような考えをご存知の方いたらよろしくお願いします。とても人の考えを参考に〈あてに?〉したいもので。

A 回答 (2件)

質問に合っているか判らないんだけど、例えば「ニュートンがリンゴの落ちるのをみて、万有引力の法則発見した。

」となっているけど、それ以前から、地球には存在していたわけで・・・。あらゆる「法則」や「理論」はすでに在る物に「最初に気がついた人」か「最初に疑問に思った人」ということで、まだまだ人間が気がついていない事象は沢山あるんでしょうね。私は大学も出ていない一般人だけど、哲学の「唯物論」と「唯心論」の対立論争は誤りで、本来一体のものを別々に考えるからおかしくなっていると考えています。もっとも、そうなると「唯心論」を否定しているマルクス・レーニン主義者・政党は無くなっちゃうんだけどね。「文・理の統一」という学問は聞いたことがないし、それぞれの立場上、名の有る学者は自分からは絶対言えないんだろうね。あなたが立証するしかないのでは。応援しますよ。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。参考になります。
哲学の唯物論と唯心論は本来、唯一つのものを違う角度から眺めることによって見え方が違うだけで、円錐が横から見れば三角、上から見れば丸に見えるように、この2つは全く同じもののことを違う言葉で述べている、ということにすぎない、ということは全くぼくも同意見です。無意味な論争ですね。
ちょっと孤独な考えにはまってた感じなので、こういう同じ意見をおっしゃってもらえるとものすごくほっとします。とてもうれしいです。

お礼日時:2004/02/09 12:41

本来なら私よりも詳しく丁寧にかつ熱心に答えてくださり、しかも信頼できる回答を寄せる方がおられるので、「専門家」を名乗ることはやめているのですが・・



「主観と客観」については、哲学の中の認識論という分野で17世紀末ぐらいから19世紀にかけて議論されてきています。そして半分は決着のついている問題です。

なお、「唯心論」というのは認識の問題と抵触はしますが、形而上学的な見解の一つであり、結局は「(キリスト教的)神の存在」を言うものです。これに対して「唯物論」は形而上学的見解であると同時に認識論的見解でもあり、現代科学はすべてこの認識論としての唯物論の上に成立しています。

しかし、認識論的立場としての唯物論に対する別の立場があり、それは「観念論」と呼ばれています。この考え方はマルクスらによって否定されているかのように思われておりますが、マルクスらの唯物論者は形而上学的見解としての「唯心論」を否定はしたものの「観念論」については唯心論と同一視してしまい、神の存在の否定を急ぐ余り「観念論」の問題意識を良く理解せぬままに否定したものとして忘れ去っております。(このためにまだ問題が残っているわけです。)

そこで、バークリー、ヒュームおよびカントと繋がる観念論(あるいは経験論)の系譜は認識における主観と客観の問題についての有益な示唆を与えてくれると思いますので、ご一読をおすすめいたします。

*これはアドバイスであって回答ではありません。念のため。
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この回答へのお礼

興味深いお話をありがとうございます。
他の人の考えをてんで知らないもので、哲学者の人が考えてるかもな~くらいは思ってましたが、それほど議論が行われてるとはしらず、詳しい話を聞けて参考になります。
おっしゃられている、哲学者の人たちの本もそのうちにぜひ、目を通してみたいと思います〈なんだか難しそうですが〉
緻密なアドバイスをしてもらい、有り難く思います。

お礼日時:2004/02/12 14:35

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