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今年本厄なのですが、今の今になるまで気づかず、最近良くない事が立て続きに起きるので、気分的に楽になるためにも、伊勢神宮でお祓いを受けようと思っております。

また、長年お返ししないままになっていた自宅の神棚のお札をお返しし、同日に新しい神宮大麻(天照皇大神宮)のお札を求めて来たいと思っています。

お祓いを受けた後にはお札をいただくと聞きました。これも神棚にお祭りするそうなのですが、同日に求める神宮大麻のお札と一緒に神棚にお祭りして良いのでしょうか?
お祓いを受けたお札のみを神宮大麻として神棚にお祭りしたほうが良いのでしょうか?
ちなみに私は一家の家長(主人)ではなく子に当たりますので、その点も気になっています。

お祓いのお札と神宮大麻は違うと思っているのですが、どうなのでしょう?
氏神様と崇敬様のお札も別にありますので、神宮大麻、氏神様、崇敬様、そしてお祓いを受けていただいたお札を一緒にお祭りしても良いのでしょうか?

気分的なものではありますが、後で不敬がわかり、それがために何か悪い事が起こってしまったと思ってしまうのが人間なので、ご存知の方、神道にお詳しい先輩方のアドバイスをお待ちしております。

A 回答 (1件)

神祭りには二つあって、一つは御神体を頂いて祀るやりかた。

これは主に地域の神社を勘定する方法や邸内社として祭る方法。今の神棚も基本はこれです。
ところが江戸時代辺りまでには別の方法があった。それは伊勢の「御師」と呼ばれる神官、明日以下それ以前は巫女も同じようなことをしていたらしいのです(何時代かは詳細は把握していません)
彼らが日本中を旅しながらお祓いをして廻っていました。そしてお祓いをした証として札をくれた。人々は祓ってくれた札を家内に祀ったのも家庭内の神棚のルーツの一つらしいです。
つまり神棚に祀る札のルーツは勧請と祓いによる護符の両方があるということです。つまり神棚のお札も護符もはじめは同じとも言えます。

御師の制度がなくなり、明治天皇だったかが伊勢に対し札を全国に頒布するよう指示した。そのお陰で私たちは毎年お札を祀ることができるわけです。
そして御神札(大麻)と護符は別のものとなりました。旧家においても御神札は神棚に祀り、護符は壁に貼る風習が整ったわけです。
(北関東の古民家では押板に貼っていたそうですから護符は目線より上という決まりもなかったようです。)

神社本庁の冊子などには神棚として神宮大麻、氏神社、崇敬神社の御神札の祀り方が載っています。ですから御神札は神棚に祀ってもかまいません。また起源からすれば護符もOKではありますけど、現在に至って別物になりましたから例えば神宮大麻と神宮の護符を一緒というのはおかしな事になります。護符は神棚の宮の外に飾るというのがベターだと思います。

詳細なところでは、神道は一つではなく、古来より神社ごとに解釈や祀り方がありました。神社本庁も一神道団体に他なりません。氏神社や崇敬神社では解釈も差異がありますので、神宮を含め札を頂いた際に確かめるのが一番だと考えています。

この回答への補足

お伊勢まいりに行ってきました。
お札を授かる時に私が神棚に祭る予定のお札についてお話し、重ね順をその理由を含めて大変詳しく説明していただきました。

同じ伊勢神宮で頂くお札の中でも、そして全国の神社(氏神さま)を通じて神宮から各家庭に頒布される「天照大御神」のお神札(神宮大麻)との間でも重ね順(位の上下)がありました。
何を祈願(祈祷)したお札であるか、が重ね順の上下の決め手になるようです。
何を以っても、「伊勢の神宮にお参りして、そのご神前を拝むのと同じ気持ちで、皆様方のご家庭においてもお参り出来るように」という意味が込められた全国の神社で頒布される「天照大御神」の神宮大麻が一番上に来るそうです。
その後ろに来る伊勢神宮で直接いただく剣祓、角祓の神宮大麻、神楽殿、御饌殿での祈祷後に頂くお札との重ね順についてはそのお札の祈祷内容(お札の位)に拠るという事です。

行って、聞いて、たいへんスッキリしました。ありがとうございました。

補足日時:2012/10/13 22:03
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この回答へのお礼

とても詳しい解説をありがとうございました。
神道について知らない事が多かったので大変参考になりました。
明日、実際に行って、きちんと伺って来ようと思います。

お礼日時:2012/10/12 18:20

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