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手形貸付と証書貸付

役に立った:8件
  • 質問者:mgv9
  • 投稿日時:2004/02/10 15:14
  • 困り度:困ってます
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皆さんこんにちは。
最近経理業務に関わるようになった、まだまだ素人経理マンなのですが、手形貸付と証書貸付について教えて下さい。
現在、会社で1金融機関から複数の短期借り入れを行っていまして手形借入方式をとっています。借入金額は約1億円ほどになります。以前までは返済ゼロで手形の書替えを続けてきました。2年ほどまえから銀行の要請で、月10万ずつ返済をしています。
手形の書替えは3ヶ月毎に行っておりまして、そのたびに印紙代やら書替え書類の作成やらで、事務コストがばかにならないのが現状です。
いっそのこと証書貸付にしてもらえば楽なのになあと、ふと思ってしまいます。
そこで皆さんにお聞きしたいのですが、もし証書貸付になると返済が長期になるので多少金利も上がるとは思うのですが、事務コストなどを考えると得策なのではないかと思うのですが、実際のところ如何なものでしょうか。
手形貸付・証書貸付そのものの本質をあまり知らないのですが、後々になって証書貸付にしたことが裏目になるようなことだけはしたくないので、メリット・デメットも合わせてご教授頂ければ幸いと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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No.2ベストアンサー20pt

  • 回答者:ng001
  • 回答日時:2004/02/12 09:51

NO.1です。

>銀行に対しては、正直にこの二点を強調して証書貸付にして欲しいということを言っても、構わないでしょうか。一般的にこのような要望を借り手側から言うことはよくあることなのでしょうか。

会社の規模、業績見通し、売上に対する借入金の割合、銀行との付き合いの内容などいろいろなケースがありますので一概に決め付けることは出来ませんが、よくあるケースと言うことでお話しします。

まず約1億円の手形貸付(借り入れ)があるとのことですが、これは1枚ではないですよね。いくつかの目的別の借り入れの合計だと思います。

それと、証書貸付を選んだ場合には、期日までに完済することを求められます。条件は色々です。毎月10万円づつ元金を返済して期日までに終わる方法、あるいは端数については期日一括とする方法もあります。いずれにしても期日に借入額の大半が残ってしまうような条件では借り入れできません。

現在の資金繰りから考えて、3年から5年くらいの間で全額を返済できるものについて証書貸付への切り替えを申し出るべきです。現在の毎月10万円ですと年間120万円、5年たっても600万円しか元金が減りません。これですと切り替えの対象となる借入金はかなり限定されます。

また長期資金に切り替えるのであれば、切り替えた後に返済できるという資金繰り表などの提出を求められます。御社の今後の資金繰りについてそれなりのポリシーを固め、銀行を納得させることが必要です。

現在は設備あるいは長期運転資金として銀行と阿吽の呼吸で借り入れが行われているのだと思いますが、証書貸付の話を持ち出せば銀行からはこれまで以上の緻密な資金繰り表などを要求されると思います。

それは決して悪いことではなく、逆に銀行が御社に対してどのように付き合おうとしているかの試金石にもなることです。資料の提供など、ちょっと面倒かも知れませんが、お話をされる分には何ら問題ありません。ただ全額を乗り換えるとか、銀行から無理な返済条件を突きつけられないように交渉する必要があります。

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この回答へのお礼

ng001様
御礼が遅れまして大変申し訳ありませんでした。
ng001様のアドバイスを頂いて、その後いろいろ勉強しております。
まだまだ知識不足ですが、経験を積みながら少しずつスキルアップしていこうと思っています。
また質問させていただくことがあると思いますが、宜しくお願いいたします。
ご丁寧なアドバイスいただいたことに大変感謝しております。
ほんとうにありがとうございました。

  • 参考になった:2件
  • 回答者:ng001
  • 回答日時:2004/02/10 16:40

一般的な原則論から入りますと、
1年までの短期資金は手形貸付、それ以上の長期資金は証書貸付が使われます。

手形貸付のメリット:
1.手形を書くだけで、その都度保証人などの捺印が不要である。
2.状況に応じて手形の書き換えが可能である。
3.その時々の金利水準に応じて金利が決定される。

手形貸付のデメリット:
1.満期までの期間が短く、書き換えの都度、印紙、署名捺印などが必要で、面倒である。
2.手形期限に銀行が書き換えに応じてくれる保証はない。
3.書き換えの都度、新しい条件がつく可能性がある。


証書貸付のメリット:
1.長期運転資金、設備資金など返済予定に従って計画的に返済が可能である。
2.不渡りを出したり、差し押さえなどの信用不安がない限り、銀行から途中繰り上げ弁済を求められることがなく、安心して資金繰りが組める。

証書貸付のデメリット:
1.金利変動にあまり敏感ではなく、金利の下げ局面では不利になりやすい。
2.余剰金で一部の繰上げ返済をしたくても、条件変更などの面で面倒。

お尋ねのケースでは手形を転がして長期資金に回しているようですが、会社の業績は大丈夫でしょうか? 銀行から突然、経営不振を理由に手形の書き換えを断られたり、あるいは返済条件を変えられたりする懸念はありませんか?

証書貸付は手形貸付に比較して金利は高いですが、それは長期間の安定資金というアベイラビリティを確保する観点から考えれば決して高いものではありません。お金なんていつでも好きなだけ借りられるという状況なら手形の転がしも結構です。銀行との信頼関係を崩さないように気をつけましょう。

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この回答への補足

ng001様
大変詳細に且つわかりやすくご説明頂き、感謝の言葉もありません。
ほんとうにありがとうございます。
確かに、会社の業績は苦しいのですが、幸い少しずつではありますが、明るい兆しも見え始めてきました。銀行の弊社に対する評価も少しはあがってきているのではと思っています。
ご回答頂いた内容を勉強さして頂きましたが、やはり証書貸付の方が、事務コストや安定した資金繰りが組めるという点でメリットを感じます。
銀行に対しては、正直にこの二点を強調して証書貸付にして欲しいということを言っても、構わないでしょうか。
一般的にこのような要望を借り手側から言うことはよくあることなのでしょうか。
社会通念上、常識的にかなったことを考えているのかどうかすらわからないので、銀行との交渉において気をつけておくべき点がありましたら、ご教授頂けないでしょうか。
厚かましいようですが、補足アドバイスをお願い申し上げます。

  
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