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例えば特別な外的要因を受けてない植物の場合(特に古い炭素を含む二酸化炭素の吸収はしていない等)、光合成しなくなり、植物内の炭素量が崩壊していくスピードで年代を測定するのであれば、この測定法でわかるのはこの植物が死んだ年ということでしょうか?
また、植物に炭素が固定する際におこる同位体選別と呼ばれる種ごとの変化ですが、これは「~科」の植物ということではなく、同種のものでないと差異が発生するということでしょうか?その場合測定した種と同種の植物が現代において存在しない場合はどうなるのでしょうか?

A 回答 (1件)

>この測定法でわかるのはこの植物が死んだ年ということでしょうか?



おっしゃる通りです。
その木材を使って建物を建てた時期がわかるわけではありません。
その生物が光合成などの炭素代謝を止めた時期がわかるだけです。

>同位体選別と呼ばれる種ごとの変化ですが、これは「~科」の植物ということ
ではなく、同種のものでないと差異が発生するということでしょうか?

厳密にはそうだと思います。
しかし、種が近い生物であれば同じような選択性をもつのではないでしょうか?
そもそも、同意値選別というのは100:0になるものではなく、55:45くらいの
微妙なものです。わずかに差異があっても誤差は小さいです。

>その場合測定した種と同種の植物が現代において存在しない場合はどうなるのでしょうか?
現在、木材にオおいては「年輪年代測定法」という1年単位で正確な年代がでる方法と、
それに必要なデータが揃いつつあります。
いくつかの植物hあこれと比較すれば誤差と補正値がわかるでしょう。
対応するデータがなくても、近い系統の植物ならば大きな誤差はないでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。調べる物によって、取る方法として最適とはいえない部分もあり、いくつかの方法を合わせることで正確さを求めることもできるような感じですね。

お礼日時:2012/10/22 16:18

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