アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

テレビの時代劇のような人情物的なストーリーが好きではありません。また、捕物帳やチャンバラ小説も好きではありません。それで日本の歴史・時代小説は食わず嫌いでいたのですが、最近、佐藤雅美さんの作品を読んで、考え方が変わりました。

私は、政治の駆け引きや国家間の攻防、あるいはその時代の風俗や社会制度がよく分かるディテールの凝った作品が好きです。中世~近世の時代で、おすすめの作品がありましたら、紹介してください。

A 回答 (4件)

■「破船」/吉村昭


http://www.amazon.co.jp/%E7%A0%B4%E8%88%B9-%E6%9 …
作者は、「史実にこだわる作家」として有名で、代表作には「記録小説」と言われる、ドキュメンタリーが数多くあります。
江戸時代の寒村でのお話です。一応フィクションですが、能登半島などでの記録や伝承が元になっているようです。
読者レビューを読みますと、この作家は、出来るだけ予備知識が無い状態で読んだほうが良いそうですので、
情報としては、上記だけにしておきます。


■「ポーツマスの旗」/吉村昭

時代背景が、すでに近代にはいっており、
少し、ご要望とは違いますが、
政治の駆け引き、国家間の攻防、ディティールの書き込まれた作品という意味では、ぴったりです。
以前、違う方にもお勧めしたのですが…。

日露戦争でロシアを破った日本の戦後処理交渉を担い、
米国ポーツマスの地で講和条約締結のために、
ロシア全権「セルゲイ・ウィッテ」と条件交渉の死闘を演じる、
外相「小村寿太郎」の物語です。

吉村昭の独特なドキュメンタリー「記録小説」。
その、数ある傑作の中の一つが「ポーツマスの旗」です。

日露戦争の歴史的な意味と影響、
北方領土問題の始まり、といった、「歴史キュメンタリー」としても
「近代日本の英雄譚」としても楽しめます。
同じ吉村昭の「海の史劇」や、司馬遼太郎の「坂の上の雲」と
セットで読めば、さらに楽しめます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
両方ともに心を惹かれる内容ですね……ぜひ読んでみたいと思います。

お礼日時:2012/11/03 20:25

司馬遼太郎さんは駄目なんですかね?



もちろん人間の心情とか男の情緒みたいなのはありますが
時代劇のチャンバラとか捕り物帖とは違うかなと思います。

個人的には井上靖の作品が好きです
「戦国無頼漢」「戦国城砦群」「おろしや国酔夢譚」
「風林火山」

なぜか彼の作品は人間をすごく描いているのに視点が冷静で淡々としてるので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
機会があれば、読んでみようと思います。

お礼日時:2012/11/03 20:24

 星新一さんの時代小説がおすすめ。

SF作家として有名な人。

http://www.amazon.co.jp/dp/4591111059/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/03 20:25

高橋克彦の時代小説『完四郎広目手控』シリーズはいかがでしょう?


http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4087473880.h …

同じく、歴史小説の『火怨』
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4062735288.h …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
『火怨』はよく評判をきくので、今度読んでみようと思います。

お礼日時:2012/11/03 20:25

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!