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電圧計や電流計などで計測した結果に
許容差というものがつきますが、
許容差の意味がよく分かりません。
許容差は何のためについているのですか?

回答いただけたら嬉しいです。

A 回答 (2件)

 計測した結果に付くのは、「許容差」ではなく「誤差」(error)では?



 「許容差」は、「基準値に対し、許容される範囲の最大値および最小値との差」ということです。例えばネジ穴の径は、大きければガタが出るだけですが、小さいとネジが通らないので、「ネジ穴の径= 10mm +0.1mm -0mm」というように許容値を定めるようです。
   ↓ 参考ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%B7%AE

 これに対し、「誤差」は、計測に関する計測方法や計測器の不確実さ、計測結果を読み取る際の不確実さなどに起因して、真の値から生じたずれを指します。

 計測誤差は、計測器固有の不確実さである精度あるいは公差に、計測器の目盛の読み取り誤差、電源電圧の不安定さや導線の抵抗や接触抵抗といったもろもろの不確定さが加わって生じます。従って、計測器の読み値が「A」の場合、「A」を真値と考えるのではなく、「a」を誤差として、真値は「A-a ~ A+a」の範囲にある、と考えるのが妥当です。

 誤差については、例えば下記を参照ください。
    ↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AA%A4%E5%B7%AE


 ということで、「電圧計や電流計などで計測した結果」に付くのは「許容値」ではあり得ず、あくまで「誤差」でしょう。
 なぜ計測値に「誤差」が付くのかは、上記の説明でお分かりでしょう。
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一般に測定機器は本当の正確な値を測れるわけではありません.体温計にしろ,本当の体温とは限りません.



なぜなら,測定の仕方や機器の状態など誤差を伴うからです.

だからといって体温計で測ったら常に34°などでは意味がありません.そのために,機器をきちんと設計して,なるべく正確な測定値が得られるようにするのです.

それでも誤差はでます.しかし,これ以上はずれませんよという許容される範囲のことを許容差というのです.例えばこの温度計で体温測れば±1°しかずれないですよ,と保証するのです.

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E5%B7%AE
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