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教養番組でも、バラエティ番組でも、
TV番組は、他の作品から沢山のBGMを拝借していますが、それが私の場合、皆が良く知るジャズや洋楽、クラッシック楽曲ではなく、アニメーション内のBGMも多用されていることによく気づきます。しかも結構最近やったばかりの、萌え系深夜アニメのサントラ内の一曲だったりしてびっくりすることもあるのですが…

こういうBGMはスタッフでいう、誰の判断で選ばれているものなんですか?
その人はそのアニメを観ているから、好みもあって選んでいるんですか?

(音楽家が直接その番組のためにBGMを提供する場合は例外として、)
TV番組のBGMはその人の聴いてきた曲の知識の中から選ばれるんですか?
ドキュメンタリー系のBGMなんて音響派みたいな曲ばっかりでそういう趣味のない人は殆ど聴かなそうですが、あらゆる曲を網羅した猛者がそういう仕事をされているということでしょうか…。

それとも、例えば、膨大なBGMが同列リストに並んでいて、その中の"楽しい"雰囲気の曲の中で"19 秒程度"で…なんてSEソフトの様な/ジュークボックスのような??専用のソフトで曲候補を検索しているんですか?

しょちゅう気になっている事です。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

放送だけで使う番組は「音楽著作権の包括契約(ブランケット)」が使えるので、


CD表記のレコード番号と曲順の番号をすべて記録して、局から著作権管理団体に報告
(JASRAC独占ではありませんので、随時振り分けたり、直接折衝になる場合もある)
するだけで、個別に手配契約するよりも格安に利用できる仕組みを使います。

その為ディレクターチームの個人の頭に入ってる選曲スキルや、
「音効さん」という選曲、音響効果専門の社外スタッフを頼って
(この人に頼むと、著作権フリーには無い「アタック=効果音扱いの、楽器で作ったもの」や
ビデオ化販売使用など作品単位で契約できる、独自の楽曲ライブラリも発注できます)
雰囲気が合う楽曲フレーズを、かなり自由にあてはめる事ができます。

完成品「完パケ」として(同時期一斉でなく)別のシーズンに他局で放送したり
ビデオ発売や輸出になる場合は、この権利料支払いを続けて使うことが出来ませんから、
劇映画やドラマやアニメは独自に作曲し、サウンドトラック盤として権利確保します。
ドキュメントやバラエティであれば、最初から音効さん(前述)の音源に頼ってないと
一度放送した物をMA(音の最終編集)し直しする必要が出てきます。

「音楽自体のライブラリ」は、放送局によって個別に整備されているので
タイトルに限り直接検索したり、入荷や初回使用後の注釈として細かく付くデータ
(イントロ何秒など必要なもの)は、部署設置のパソコンで見られるようですが、
デジタル試聴どまり(決めたら保管庫に走る)か送り出すための機能まであるかなど
一律ではありません。品質上、安易に圧縮音源で貯めて使うのが難しいので。
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この回答へのお礼

音効さんの存在って大きいんですね。サントラ盤には権利確保のためでもあるなんて初めて知りました。劇場版アニメのBGMが同じメロディでもオーケストラ仕様になったりするのもそういう側面があるからでしょうか?(違ってたらすみません) 音の品質チェック/管理も徹底しているのですね。プロだからだとはいえ流石です。詳しいご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/01 20:21

No2の自己フォローです。


詳しく言っても仕方ないですが、昔にMAとか映画ダビングのスタジオで
仕事しておりまして、仕組み自体は知ってるんですが、テレビ現場とも違うし。
企業の動画や大映テレビのドラマが16mm、CMのステレオ音声普及な頃の事。

すぐ前の回答者さんも触れたテレビ番組ですが、(もちろん私のほうとも全然違う所が作った)
フジテレビ深夜枠で、ズバリ「音効さん」のタイトルな番組が2クールほど有りました。
その中身が「ミニドラマで選曲間違いとか、スケール感がおかしい効果音とか」など。
やっと音効さんの意味が判ったのが、ノーヒントで「聴けば判るアタック類」の掛かるコーナー。

質問者さんは「土曜ワイド劇場の、あの音楽といえば?」何が出てきますか。
ワイドショーやコントなどで使えるのは、オープニングのバイオリン曲ですね。
モロに劇的な作りとかは良いんですけども、絶対に違いますよね。

「音効さん」で、フジテレビなのに、テレビ朝日の「あの音楽」が掛かったんです。
全部の作品で流れを遮るCM前に掛かる「〇、OOOO、〇~〇~~!」です。
つまり「ある音効さんが番組枠の企画時に提供したアタックで市販されていない」
楽曲に当たるけれど「つてを探して発注すれば、ちゃんと有る」という事情で。
他の週でも同様なのですが、自分はたまたま、それが視れてしまった。

映画やドラマで効果音を、ライブラリと生効果(絵にあわせて演技して録音)を扱う
音響効果会社と、又別にテレビや短編(プロモビデオ)選曲、提供する会社が有ります。

やはり権利関係は一番大変なので、「この有名曲が無いと伝わらない」であれば
レコード会社などに許諾や原音提供を受け、クレジット画面でもきちんと書く。
(例ですが、ちょうど今年冬のユニクロCM。軽く暖かい高機能で内外揃えて
若い世代が元気良くすごす、で一番派手な音楽として鉄腕アトムのマーチ。
映してる人の年代ではCG劇場版すら昔で、イメージなく聴ける「何かの曲」ですね)

必須でなければ「この場面あの曲の雰囲気で、テーマのメロディもなぞって」で
新作のサントラに編曲換わり何タイプも入って、巻末にタイアップ曲が唐突にあるか。
それが映画Vシネマ、テレビ国内外、ゲーム、一般公開、宣伝、企業記録用、アダルト、
全部においては出来ないので、権利料付きの有り物や権利フリー買いきり盤も使います。

「スターウォーズ風」「バックトゥ風」「仁義無き風」とか、それっぽい曲自体が
放送番組では既存サントラや単独の有り物として、毎週ペースで出たりしてしまいます。
もはや大作オリジナル作品側が「そんな逃げ方のメロディは居心地悪い」新曲制作してるほど。
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この回答へのお礼

>>「そんな逃げ方のメロディは居心地悪い」新曲制作してるほど。
へええ。生の、裏方の世界に居ないと分からない事ばかりですね!すごく面白い。補足を軽く超えていますが、個人的に非常に勉強になりました。歩くクラウドiTunesみたいというか、別次元のお仕事のように聴こえます。既存の音楽を切り貼りする行為は誰でもできますが、本物は島の大きさが違いますね。かといって既製音源に頼ってもいない…。TVを観る目(耳)が大きく変わりそうです。沢山補足して頂いてありがとうございました。

お礼日時:2012/11/03 23:38

アニメやドラマは多いですね。


特にアニメは曲数も多く、場面表現の為にわかりやすい感じの音が多いからかよく使われます。(悲しみや明るさなど)
あるアニメのOVAのサントラとか、放映から20年経った今も時折使われます。
インパクトのある曲だと、連日聞くこともある位です。

これはちょっとテレビの演出とは違いますが、最近印象に残ったのは新体操だったかな?団体の、確かオリンピック。
数年前のアニメの曲を編集して使っていました。
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この回答へのお礼

どんな曲なんでしょうか?今調べたら、「座頭市のテーマ」というものが幾つか引っ掛かりましたが…別の曲ですか??何にせよ、一昔前の曲がふとした時に流れてそれを思い出す気持ちというのは何とも言えませんよね。

お礼日時:2012/11/01 20:00

音効さんですね。

昔でいえば馬のひずめの音パカパカやっていた人たちです。
今ではサンプリング機器によってあらゆる場面であらゆる音を出せます。ドキュメンタリーのBGMにしても編集時にCDを選んで重ねるのです。
従って彼らは何でも聞きます。聞けるものはあらゆる音源を聞いてます。特にサントラは洋画、邦画、アニメすべて聞いているみたいで、印象に残ったものはかたっぱしからPCに取り込んでいるようです。
つまり彼らの財産はそのPCなんで、武器でもあり、その選び方のセンスによって仕事が来ます。
大抵はPCに取り込んだ楽曲から印象深い部分をリサンプリングして保存してあるみたいで、自分なりにカテゴリー分けをしてあります。
専用のソフトと言えばそうですが、楽曲管理ソフトは特注と言うわけでもなさそうです。そういうものは既に販売しています。
以前タモリクラブでも取り上げてましたね。
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この回答へのお礼

あらゆる曲というのは、本当にあらゆる曲なんでしょうね…。普通の人では到達出来ない、リスナーの高みのひとつのようにも思えます。凄い!そのタモリ倶楽部の回も観てみたかったです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/01 20:03

プロデューサーです



製作の全権を掌握しているので
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この回答へのお礼

絶大な権力ですね

お礼日時:2012/11/01 20:22

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