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先の質問〝日本は鴨にされているのでは?〟で
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/7774450.html
意見を募って判った事、思った事

海外のメーカーから価格を上乗せされているのではなく
日本国内のディーラーが〝高過ぎる〟価格の上乗せをしているのだという事が解りました

そこで思うのですが何とかして国内のディーラーに
高過ぎる上乗せを改めさせる事は出来ない物かと考えて行きたいと思います
何か良い方法が御座いましたら意見をお願いします(・o・)

A 回答 (6件)

えっとね。

。。質問者様の質問を前回・今回と見させてもらったんっすけど、一貫してるのが潜在的に「市場開放」を要求してるもしくは欲求してるって事なんっすよね。近代経済学的に言えば、だけどね。
なるほどアメリカやEU経済圏(例えばイタリアやフランス)ではドイツのクルマは驚くほど安いっすね。ワーゲン・ビートルなんか北米じゃ$100モービルだからね。チャック・ベリーが今時の人ならキャディとV8フォードって対比を「彼女はカマロで逃げて俺はビートルで追いかける」ってなるんだろうね、って位チープ・モービルって浸透してるっすね。それもこれも北米が比較的オープン市場で、楽市楽座的な要素が強いからなんだよね。

だけど日本は飽くまで閉鎖市場っすからね。

それも中曽根内閣当時に「保護経済」を前面に打ち出して「内需拡大」をスローガンに経済政策を行って、コレが「金利自由化」による借款が楽になって、ご存じバブル経済のきっかけになったんっすよね。雑に言うと地産地消を日本国内に拡大した感じっすわ。
クルマなんか当時の主要産業のトップにあったから特に保護の対象になってて、80年代当時は輸入車には関税をたっぷり掛けて売ってたわけっすよ。そうすりゃたいていは国産車買おうって気になるし、輸入車欲しいっつったら金融政策のおかげで借金しやすくなってるからクレジット組んでお金多めに落としてくれるでしょ?で、クルマで言えば初代ソアラの頃にバブル経済期の経済システムが完成したんっすよ。

だけど経済大国として列強に並んだ日本に対して欧米は「もっと市場を開放しろ」って言うようになるんっすよ。そこで輸入車に掛けている関税を段階的に減らして(現在はゼロ)各国の顔色を窺ってたんっすよ。だったら今の時代もっと安く売れそうな気がするでしょ?

ところが売れない事情っつーのがあるんっすわ。

まずはバブル末期にYANASEとの契約を解除してBMWとワーゲンとポルシェが独立した正規ディーラーを立ち上げちゃった。さて困った、小ベンツ以外に手頃なクルマがなくなっちゃった、で調子が悪かったいすゞから販売権利を買い取ってオペルを売り出したんっすよ。BMWとワーゲンとポルシェを失って焦ってたんだろうね、YANASEはオペルのDセグメント・ベクトラを300万円台で売りに出しちゃった。当時300万円っつったらスカイラインやコロナエクシブフルオプション、下手すりゃ2000ccのクラウンと同じかチョイ安い設定だからね?やればできるんっすよ。
だけどそれで起こったのが国内のメーカーとそのディーラーで、ある事ない事散々悪口とデマを垂れ流して、いすゞの頃までは「お医者さんのクルマ」っつーほど頑丈で壊れないでおなじみだったオペルが「すぐ壊れる」クルマとレッテル貼られちゃった。このデマは当然日本のメーカー主導で行われた事なんだけど、そのイメージは今でも閉鎖的な人達の間で生きてるからね?
結局トヨタ村や日産村やホンダ村なんかの日本のメーカー村が徹底的に排除して自分達の市場を荒らさないようにって吊るし上げて、見せしめとして輸入代理店に警告したんっすよ。喩え老舗のYANASEと言えども調子に乗ると。。。分かってんな?って事っすわ。幸いYANASEはメルセデスのA・Bクラスが出たのと、そのデマに便乗して「オペルってそういうモンです、だからその修理代を頭金にしてこのメルセデスなんかいかがです?」って売りつけちゃったんっすよ。
この手の話って、福島辺りで問題になってる例の原子力村と、似てるでしょ?バブル経済で築き上げた物って、こういう事なんっすわ。

第2に、いや、こっちのほうが深刻な問題なんっすけど、今の未曾有の大不況下にあって経済システムは根本から25年くらい前のバブル経済に構築されたまんまだって事が影響してるんっすよ。
そこんトコ根本を突き詰めていくと石原前都知事や橋下大阪市長が主張している事になるんっすわ。石原や橋下がやろうとしている事が本当に効果があるかどうかは多いに疑問符の残る所っすけど、中央集権と官僚政治、超保護市場経済っつ3本柱が未だ日本の土台にあるからバブルの頃は好循環だったのに今の時代悪循環どころか足かせになっちゃったってのは真理っすね。蛇足ながら民主党がやろうとしているTPPは超保護主義の解消が目的で、目の付けどころは悪くなかったけど始めるには国内経済の体力がなくなっちゃってんのが大問題。TPPに参加するなら中央集権を解消して地方に力をつけて「小さな政府」にして地方から経済を活性化させる新システムが必要なんだけどね。ただ段階があって急に切り替えると混乱のほうが大きくなっちゃうから旧共産圏経済的に「3カ年計画」「5カ年計画」で段階的に移行していく必要があるんっすわ。だからさっさと始めないといけないんだけどね。
そういう意味では国産自動車メーカー村をさっさと解体して市場に起爆剤を投入しないといけないんっすよ。そうすりゃマツダみたいに「ヤバい!コレはエンジン開発に力入れて、エンジンだけでも売れるようなモノ作んねえと潰れちゃう!」で素晴らしいエンジン出したりするんっすよ。とうとうアルファロメオが食いついたからね?あのエンジン。

っつー事で経済学と社会学とチョイと政治学が入ってエラい事になっちゃったっすけど、じゃあこんなちっぽけな個人に何が出来んのさ、だけど。。。肝心な所っすよね。この質問の着地点ココなんだから。


出来る事っつったらね。。。選挙の時自動車メーカー・ディーラー出身者で、なんにも実績残してない議員を落選させるように1票入れる事っすわ。各自の1票って、どの政治屋でも喉から手が出るほど欲しい奴だからね?許されるならエイバッハ1台で交換してもらえるなら喜んでエイバッハ差し出す、って位欲しがってるモノだからね?政治屋目線で見ると、ちっぽけと思ってる個人って驚くほどでっかいみたいっすよ。。。こんな事言ってる俺って、今度選挙でたら当選すんじゃね?出ちゃおうかなぁ。。。分かってるよ、絶対あり得ねえって。


なんか、経済学部の卒論的になっちゃって、なんかごめんね。。。俺、英文学科だったんだけどね?
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買う人が居るから売る人が居る。


高額外車を有り難がって買う人が居る限り不可能です。
ヒュンダイとかは撤退前は激安でしたが。

流石に全く売れなくなると北米の様に値下げするでしょう。
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例えば、並行店なら正規店で約800万するコルベットが本体600万程度で購入できます!


ただ、部費の供給に時間がかかったり、リコールの対応やコンピュータなど正規店で対応できない場合があります!

安心を金で買うか、リスクを受け入れるか?~です!
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>何か良い方法が御座いましたら意見をお願いします


適正価格になるよう、「値引き」をさせれば良いかと思います。

以前、為替の関係で新車より高い中古車が出回ってしまった時、
レンジローバーなどは希望小売価格を変えずに「350万円引き」などとセールスしていました。
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現地メーカーへ乗り込み、


日本総代理店の契約を勝ち取り
自分でディーラー網を展開する。

やってみればわかりますが
今の日本国における価格よりも遥かに高い値段を付けなければ
到底店舗の維持は出来ません。

微塵でも疑念をお持ちであれば
まずは上記実行すべしです。

実行なさった後に、改めて質問者さんのご意見を伺いたく存じます。
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ディーラーの意識とお客の意識が変わらないと無理です。


以前、ポルシェ社がPJに対して、“日本の市場だったらもっと売れていいはずだ。もっと値を下げろ”と言ったところ、“価格を下げたらポルシェの品格が落ちます。大衆車ではないのでこれでいいんです”とやり返しました。
その「品格ののりしろ」で儲けているので、利益構造を改めない限り無理です。
お客もポルシェに限らず、「見栄を張りたい=高くてもいい、高くても買う」ということもあるでしょう。
そういうお客が存在する限り、ディーラーは「のりしろ」で儲け続けます。
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