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年長の子どもが「今日の話、聞かなきゃ良かった。ちょっと怖かった」と帰って来てから言いました。
聞くと、園長先生が本の中の軍艦の写真や、本の中の銃で撃たれる瞬間ののけぞった兵士の写真、園長先生の父親(元海軍・傷痍軍人)の遺影を見せながら、「昔、この国で戦争があって、軍艦が爆発して、たくさんの人が死んだの。」という話を、年長児全員に話したそうです。

我が子は、プードルサイズのおとなしい犬でも触るのを怖がりますし、教育テレビ以外はほとんど見たことがありません。
なので他の子より怖がったのだと思うのですが、【そもそも、幼稚園児に戦争の話は不要だと思いました。】
まだ話だけなら、殺すと言っても蟻をつぶすという自分の頭にある知識だけで考えるでしょうが、ビジュアルは自分の想像を超えるものも多々あってショックはより大きいと思います。
話の中で命の大切さを説いても、話やビジュアルが怖ければ、耳に入るか分かりませんし、子どもの記憶はより断片的になると思います。
実際園長先生は「たくさんの人が死んだ」としか言っていないのに、我が子は「たくさんの子どもも死んだんだって。」「今でも戦争はあるの?」と聞いてきました。
子どもがこの戦争の話をしたのはこの1度きりです。

園長先生に子どもが怖がったことを話し、「やめてほしいと思うけれど、園長先生なりのお考えがあってのことだと思うので、それを聞かせてほしい」と言ったら、「過去に日本人が良くないことをした負のことを、今は記憶に残らなくてもいいから、将来ふと思い返してもらえればと思って話すことにした。」「怖くない口調で話し、最後は命の大切さを言って終わりにした」とのことですが、しばらく話したら「もう話しません、約束します」と言われました。
「子どもが恐怖を感じるとは思いませんでしたか?」と聞いたら無言でした。

今のところ、この話をしてもらって感謝している保護者は2人いるそうで、やめてほしいと言った保護者は私一人だそうです。
命の大切さや、平和を望む子に育てるために、恐怖は必要でしょうか?
学校で歴史を学ぶまでは、愛情たっぷりで、あなたは大切で大事な子よ。というだけではいけないのでしょうか?
平和には冷静さが必要で、恐怖には恐怖を跳ね返すための力が出てしまうイメージがあります。
子どもの心の強さと、話や写真のショックによってはトラウマにもなると思うのですが。

いろんな考えがあると思うし、私も子どもを育てる視野が狭くなりすぎては嫌なので、【幼稚園で戦争映画の本を見せながらの戦争の話を年長の子どもに聞かせること】をどう思われるかお聞きしたいです。
長文すみません。是非、ご意見をお聞かせください。

A 回答 (6件)

私の意見としては、前もって一言あれば、親と一緒に聞かせれば、良い事だったと思います。



うちの子供が小学校1年生の時に、学校での交通指導の時間ですが、地元の警察署から婦警と交通指導員が来て、実際に人形を乗用車ではねる事をやって、子供に見せましたよ。
親の私でも、恐ろしく思うほどの衝撃でしたね。

数日前に学校から、参観の連絡があり、そのやる事を書かれており、保護者の意思で、見せないと言う選択も選べる、その後もちゃんと学校カウンセラーなどが入っていたのですが…。

同じ様な物ですよね。実際に、見てみないと、感じられない事ってあると思います。

引っ越した先では、そう言った事はやっていませんでしたが…。
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園長先生の戦争という恐ろしいことが本当にあったのだということを知っておいてほしいという考え方には賛同します。



ただ、難しいところですね。文化の問題ということでしょうか。
例えば「3匹の子豚」は、西洋の元の話では、1匹目と2匹目の子豚は狼に食べられてしまいますが、3匹目の子豚は煙突からおちてきて熱湯鍋で煮られた狼を食べてしまうのですけど、日本のお話しでは、なぜか子豚も狼も死にません。
死なないどころか、最後に狼も反省して、みんな仲良く友だちになりました・・・という絵本まででてます。

ある絵本作家は、日本はとにかく話を曖昧にして、みんな仲良く・・・という同じメッセージばかりにしたがる。
だが・・現実はどうなっているのだ・・・と言ってました。

こどもに、子豚を食べている(または狼を食べている)グロイ場面を見せる必要はもちろんないですけど、「食べられてしまいました」と言葉だけで伝えれば充分で、メッセージそのものを変えてしまうようなやり方には反対だ・・と言ってました。

質問文を読んでいて感じたことは、この絵本のお話のことでした。
血がでている場面とか、詳細な描写は不要ですけど、「恐ろしい戦争が本当にあって、そのことを忘れてはいけないよ」、というメッセージは伝えて良い・・・というか、伝えるべきことだと思いますが。
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幼稚園で戦争映画の本を見せながらの戦争の話を年長の子どもに聞かせること】をどう思われるかお聞きしたい



適当なこととは思いません
特に気になったのは、過去に日本人が良くないことをした負のことを、今は記憶に残らなくてもいいから、将来ふと思い返してほしい、と言われる点です
園長先生は、自分では普通の考えを話していると思いますが
子供に対して、ある劣等感を植え付ける気持ちを疑います
今、世界で多くの戦争が実際に行われています、日本の常識とは違いますが
戦争自体は悪いことでは無いと言うのが世界の評価です、
戦争のことを教えるのは、小学校高学年、あるいは中学生になってからが適当と思います
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最近は、そう言う現実から目を背けて違う世界の話のようにしちゃうのが多い中で


とても良い教育方針だと思うけど?

テレビの中や映画の世界の様に、自分はオッケーで悪者だけが記号の様に死んじゃうのが戦争という
歪な理解をされるよりも、現実は辛い怖い酷い出来事なんだという理解は必要だと思うけどね

>学校で歴史を学ぶまでは、愛情たっぷりで、あなたは大切で大事な子よ。というだけではいけないのでしょうか?

愛情は大事。でも愛情と無菌培養は違うという事を理解すべきでないのか?
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Q1,命の大切さや、平和を望む子に育てるために、恐怖は必要でしょうか?



必要だと思います。

平和という言葉は、戦争という言葉とセットになっています。
そして、戦争は当事者にとって恐怖そのものです。


結論から言いますと、恐怖を理解せずに、平和を望む。命を尊む。相手の気持ちになる。ということはできないのだと思います。


例えば、平和について話をする際に、戦争の話をせずに語ることはできません。原子爆弾で溶けた人たちの、それまでの平和な生活、落ちた後の地獄、恐怖、悲しみを語らずに、原子爆弾について何か語れるでしょうか。ガス室で処分された人たち、一人ひとりの人生への想像を避けて、2次大戦のことを語れるでしょうか。僕はそれは嘘だと思います。


相手の気持ちを知るには、実際に相手の気持ちを想像する必要があります。


相手の気持ちを想像するときに、嫌な気持ちになることはあります。恐怖を覚えることもあります。
そういう恐怖があるからこそ、相手にはしないでおこう。という気持ちになるのだと思います。


言い換えると、痛みや恐怖を知らない子は、残虐性を持つということです。
歴史が物語っていますが、戦争の怖さは、相手の痛みや恐怖に敏感になることにあると思います。


「平和」というワードは覚えれば、言葉は理解できるとは思いますが、それが現実味を持って自分の体にしみこみ、それを実践する気概を持つことは、相手の痛みを想像しなければできません。


そういう教育的効果を、園長先生は期待されたのだとおもいますし、賛同される保護者の方も、そういうことなのかな、とも思います。


Q2,幼稚園で戦争映画の本を見せながらの戦争の話を年長の子どもに聞かせることをどう思われるか

その程度によるとはおもいますが、いいと思います。すぐに小学生になれば、もっと現実性を帯びた形で、恐怖は発生するからです。例えば、「いじめ」です。


小学生に入ると、「いじめ」はかならず発生します。
人間は集団になれば、かならず多数派が一部の少数派に対して「いじめ」をします。
その際に、お子さんが加害者あるいは、被害者になる可能性は十分あるとおもいます。


ある意味想像するしかない、戦争の世界よりも、当事者にとっては、えぐいものだと思います。


その時、人間に暗い部分があるのだ、ということを知っていれば、いじめられている子の気持ちが少しでもわかるのではないか、と思います。


少なくとも、いじめる側に行かないようにする、相手の気持ちを理解してあげられる子に育つ効果は、あるような気がします。


もちろん、現実の暗い部分を、未熟すぎる幼稚園児に見せると、世の中を悲観したり、絶望したりするのではないか?という意見もわかります。


いきなり、イスラームの一部の過激派による公開処刑や、チベットの僧侶の焼身自殺を動画で見せたり、少女がレイプされている映像を見せたりするのは、僕も反対です。刺激が強すぎると思います。


つまり、程度の問題も、この問題を考える上での重要な要素になります。

今回
>園長先生が本の中の軍艦の写真
>本の中の銃で撃たれる瞬間ののけぞった兵士の写真
>園長先生の父親(元海軍・傷痍軍人)の遺影

くらいの資料なら、十分校長先生もそういうトラウマを植えない程度に配慮して、命の大切さを教えいるのだな、と思うし、いい面は多いのではないか、と思います。



まとめますと、人の暗い部分を知って、同時に人の素晴らしいところも知ることが、僕は健全だという印象を受けます。片方が抜けおちると、どこか歪です。


僕は、園長先生はそういうことについて、触れたかったのかな、とは思いますし、よいことだと思います。

そのあとに、人の素晴らしさも教えてあげることが、お子さんの情操にさらによい効果を与えるのではないでしょうか。


これを書いていて、僕の両親のことを考え、感謝しました。


お子さんのご健康をお祈り申し上げます。
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素晴らしいじゃないですか?。

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