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映画って続けて何本も見たり、全く見なくなったりします。今わりと見てるんですが、もー何見ても「全く面白くない」んですね。
■「ラストサムライ」1.話が「追い詰められるインディアン」あるいは「アーミッシュ」みたいな描かれかたですが最後の侍ってそんなんかあ?2.「美しい日本の侍スピリット」ってあんな浅く描かれたら馬鹿にされてるとしか思えない。もうちょっと賢く描いてくれよ。3.「ちょんまげ切られてドアップで泣く」ってそんあるかあ?
■「ミスティック・リバー」1.散々ひっぱっといて「はやとちり」っていう落ちはやばいでしょ。2.ペンとベーコンて安い「競演」やなあ。「リッジモンド・ハイ」と「フットルース」やで?。3.「スリーパーズ」「アメリカンヒストリーX」に続きまたまた「ほられて心が傷つきました」モノ。もーええわ。知らんがな。おれなんか腸カメラ何回も入れられてるっちゅーねん。
■「ロード・オブ・ザ・リング3部作」1.全部で10時間ですか。そのなかで面白かったのは2分ぐらいでしたね。酒場でのアラゴルンの登場シーンぐらい。話の設定がゆるゆるで見てられない。指輪捨てに「さんざん歩いていく」という絶対的な設定があるのに帰る時鳥で帰ったらあかんやん。ほしたら鳥でいかんかい!。CGの戦争シーンもスターウォーズ2といっしょやん。予告で「トロイ」も同じことやっとった。もおええわ。
■ぼくの感覚がおかしいのでしょうか?期待はずれが続くとまた映画見なくなっちゃうんですよね。
■ここから質問です。「シービスケット」「ラブ・アクチュアリー」「笑う伊衛門」「クラブ進駐軍」なんか「すごく面白そう」と思ってるのですが、上の3例も見る前は「凄く面白そう」と思ってたので、また期待はずれかなと思ってどうしようかと。「ラスト」以下3例の感覚も踏まえた上で見るべきかアドバイスお願いします。

A 回答 (22件中1~10件)

こんばんは…ちゅうかお久しぶりです(っておぼえてます?)。

『エリン・ブロコビッチ』も『トラフィック』も見ずに「ソダーバーグってどやねん!」てなことを言ってた者です。その後『エリン~』見ました。おもろかったっす。

私も『ショート・カッツ』にハマって以来群像劇好きになってしまったせいか、『ラブ・アクチュアリー』はおもろいんちゃうか(疑いつつ)と思ってたクチですので、#4さんの回答に「やっぱりか~」と落胆した一人ですが、もともと映画館に行くつもりはありませんでしたから、落胆もそこそこです。
#4さんへのお礼で、
>ほんと冷静になれば映画館で映画見ることない
>んですよね。ちゃんと公開後評価が出揃ってから
>DVDで見るのが怪我する確立は低い。
と書かれてますが、まさにその通り。映画館で見るから損得勘定が生まれるのだと思います。
私も映画はそこそこ見てる方だと思いますが、実は昨年見た約200本のうちで恥ずかしながら映画館で見たものは0本です。レンタルも0。ではどうやって見ているのかというと、テレビ(しかも地上波のみ)です。深夜に放送されるものを録画(しかも3倍速)して見てます。地上波=吹き替えと思われがちですが、深夜は字幕も多いですよ。それに、私は圧倒的に字幕派ですが、一回なら吹き替えで見たって大差ないと割り切ってます。吹き替えで見ておもしろければ、もう一度レンタルで字幕版を見たり、そのうちDVDを買えばいいことですし、所詮21時台に放送される娯楽大作なら吹き替えと字幕の違いも意味無いようなもんですしね(という割り切り)。この方式だと見たい作品が後回しになってしまいますが、それもいいじゃないですか、メモっておいていつか見れば。そのぶん、まったく聞いたこともなかった作品や、見たいのにビデオ・DVDすら発売・レンタルされていない作品などが見られるというメリットもあります。
で、何が言いたいのかというと、とにかく映画は数見てなんぼってことです。映画館で見ることも大切ですが、少なくとも「映画館で初日とかにみると知人との話題になる」ってのは付随してくるメリットであって、それ自体が映画の目的ではないですよね。公開中の話題作を見るのもいいですけど、それよりも古かろうが新しかろうがメジャーだろうがマイナーだろうが、数多く見ることの方が意味があるのでは? それに、ここ数年の作品でMONKEYMONKEYさんのアンテナにひっかからなかった名作・傑作・秀作も数多くあったろうと思います。それを悔やむより、そして見た作品のデキを嘆くより、とにかく見られる作品を見まくりましょうよ。もちろん映画館で見られるのがベストですが、そうでなくても数打ちゃ当たりますよ。
ちなみに、テレビ放送以外に図書館って手もあります。先日シドニー・ルメット監督の『質屋』(64年)を借りてきたんですが、これがもう最高。図書館所蔵のビデオって、数は少ないですがとりあえず金をかけずに見られるから、失敗しても時間的な損はあっても金銭的な意味で損はないですからね~。
もちろん、MONKEYMONKEYさんならこんなこと言わなくてもわかってると思いますが、他人の評価は他人の評価、別に気にしないのが一番です。例えば、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』は評判も上々ですし、MONKEYMONKEYさんもお気に入りなようですが、私としてはあまり感心しなかった。というのも、爺さんたちの人生も、それを語る本人たちも、彼らの演奏も最高なのに、まともに演奏を最初から最後までキッチリ見せてないじゃないですか。ヴェンダース本人がインタビュアーとして出てこないのは正解だと思いますが、それでもいろんなもんを挟みすぎで、彼らの音楽を世界に紹介するはずなのにじっくり聞ける状態がほとんどないのは致命的だと感じました。「こんなもん音楽を愛する人間が作ったとは思えん!」ってことで、残った感想は「彼らを再発見したライ・クーダーと映画化して誉められたヴィム・ヴェンダースのええとこ取りやな~」ってことくらいです。だからといって、素晴らしいと思った人が間違ってるとも、私が間違ってるとも思いません(ヒネクレてるとは思いますが)。人それぞれに考え方・見方があり、映画を見る姿勢も違えば見たときの精神状態なんかも影響するってことです。みんなが同じ作品を大絶賛/大批判する方が気持ち悪いことでしょう。
もうひとつ例えれば、『L.A・コンフィデンシャル』はよかったと思うのですが、絶賛するほど感動も感心もしなかった。これは、私がジェームズ・エルロイのLA暗黒史四部作の二作目まで読んだところで、三作目の『LA~』にかなりの期待してるところで映画化作品を見たからでしょう(本に関しても古本&図書館専門なのでまだ読んでません)。だからどうってこともない。もう一度読後に見てみるつもりです。ちなみに、四部作の一作目『ブラック・ダリア』の映画化が現在進行中だそうです。もひとつちなみに、エルロイのロイド・ホプキンズ三部作(まだ一作目『血まみれの月』しか読んでませんが)もむちゃむちゃおもろいっすよ。
しかし、『壬生義士伝』もハズレですか。相米慎二の『お引っ越し』と森崎東の『ラブ・レター』(岩井俊二のとは別物)で中井貴一のうまさに今更ながら感心したもんで、今更ながらかなり期待してたんですが…。
『冒険者たち』はいいっすよ! 私からもオススメします。『アバウト・ア・ボーイ』は同原作者ニック・ホーンビィの『ハイ・フィデリティ』がおもろかったんで原作を読む予定ですが、映画も結構期待してます。
ついでに、『ショート・カッツ』のような群像劇がお好きなら、『エドワード・ヤンの恋愛時代』(原題:獨立時代 A Confucian Confusion/1994年/台湾/エドワード・ヤン監督)をオススメしときます。

なんだかとっちらかってしまい、何が言いたかったんだかよくわからなくなりましたが、要するにこういうことです。
●数打ちゃ当たるからとにかくいっぱい見ましょう。
●映画館で全部見るわけにもいかないならレンタルで、あるいはテレビや図書館って手もありますよ。
●世間の評価は所詮そんだけのもんです。気にしない気にしない。
あとひとつ付け加えるなら
● 期待はずれ・駄作・失敗作からも学ぶとこはある!
てなとこでしょうか。時間的・金銭的に損した記憶が消えるわけではありませんが、くだらない映画を見たことによって、「映画としてはくだらんけど、描かれたあの人物はおもろいな」「あの女優は今後に期待できそう」「原作はおもろいんかも」「ダメな脚本とはこういうことか」「あの俳優の出演作は要注意やな」「この監督の作品は避けよう」「このタイプの宣伝には気をつけよう」「あの評論家は信用ならんな」「こういうのが世間の好みか」などなど、得るものもそれなりにあるのでは?

長いわりに結局はたいして目新しくもない回答ですんません。それから、質問文にある作品は上記の理由で見てないので何とも言えません。ごめんなさい。
ちなみに、今夜はMBSでエリック・ロメールの『O侯爵夫人』を放送(字幕)するので、もちろん録画する予定です。全国的にはやってへんのかな?
ほな。

この回答への補足

お久しぶりでございます。もう半年以上前ですね。前回も素敵な文章を頂きましたが、今回はちょっと僕的に...なんと言っていいかわからないですが「素敵すぎます」。迷える子羊が偉大な師匠にお言葉を頂いたという感じで、何回も読み直してしまいました。
まずは凄いスタイルで映画をごらんになられている。ちょっと衝撃です。「映画は映画館で見ないとカウントしてはならない」という声は昔からよく聞いてきました。僕はそういう言葉に「あ、そうね」とは思うものの、村上春樹の
「20年以上以前の小説しか読まない」というセリフに納得すると何がダメって映画を封切り時に映画館でみることじゃないかとも思ってました。村上の言いたいのは一時的にはやってるものではなくて20年という歳月が経ってもなおよしとされるものが本物という理屈ですね。
まあ、20年も待ってられないのでそうなると半年後のDVDって事になるんですが、地上はオンリーで200本というのは目からうろこ。ものすごい盲点。凄いです。初めて聞きましたそんな荒業!。
何が凄いって僕ら迷える子羊は「悟った」つもりになっていたが、結局「面白い映画を事前に選ぶ事ができる」という思い上がりから全く逃れられていなかったわけです。普段「映画なんてものの当たり外れは当たり前なんだよ」なんて嘯いていた自分が間違っていました。zapgunさんの方式はつまり完全にいい映画との出会いを「運を天にまかせている」わけです。口コミもなにもないわけです。なんか人にいいといわれて見た映画の方が面白い確率が高い気がしてしまっていたのですが、実際は趣味が違えばむしろ障害となるわけですもんね。狙い撃ちも無差別攻撃も面白い映画に当たる確率は変わらない。
「数見てなんぼ」を言い切るのも凄い。まじでそうです。もう全くおっしゃるとおりボケたアンテナにひっかからずどれだけ素敵な映画を素通りしてきたかわかりません。なぜわからないのか。見てないからわからない。

ちょっとその「地上波方式」真剣に検討してみます。今ヨメとこの件について真剣に話し合ってきました(笑)。めちゃめちゃ納得していました。1.大画面というが、離れてみる映画館と近くでみるTVは見た目の画格は同じだ。2.家だと他人を気にしなくていい。3。LOTRの1・2をDVDで、3を映画館で見ましたが、個人的には迫力とかに決定的な違いを感じません。正直。4.どうも振り返ると、選んで見た映画とたまたま見た映画のヒット率が変わらないような気がする。目がふしあな。

「期待はずれから学ぶことある」の章もありがたいお言葉です。この章の趣旨からすると今回の「ラスサム」「ロード」は僕は十分に楽しめたことになりますね。さまざまな発見をした。無論感動したいんですが、感動するなんて楽しみのうちの一つにすぎないという発想ですね。
つづきは解答欄で。「LA」などの話を。

補足日時:2004/02/16 01:37
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この回答へのお礼

解答欄ではなくてお礼欄でした。
「ブエナ」の批判は凄い角度です(笑)。僕はあまり音楽は聞けてるといいきれるほど自信がないので、普通に「いい曲だなあ、これを紹介したライ・クーダーえらい」と思いました。ほんっと普通。でも、そういわれるとなるほどと思う。音楽をぶったぎるのを「ささいな事」ととる人と「それが本質」ととらえる人がいる。僕も「ラストサムライ」は「侍は美しい」と言われれば言われる程腹がたってくるんですね(笑)。好きな人に「いい人なんだけど」と言われてるようで。むしろ「日本人は汚い」といわれたほうがうれしいですね。別にナショナリストではないんですが、最低限歴史に沿って描くのが礼儀だと。或いはエッセンスとして完全に噛み砕いてファンタジーにできればアリですが、あの描き方だと「リアル」を目指しているところがあり、やはり「誤解」だと思えます。監督やトムが「これはエンターテインメントです」と言ってくれればOKですが、結構「真の日本を描きました」的なことを言ってたと思う。
「LA」もそうですねー、映画史上のベスト10に入るようなほどのもんじゃあないですね。ぼくも。よく出来てるという程度。でもそれだけでもめったにないんですよ。よく出来てるのほどは「刑事ジョンブック」と同じぐらい(落ちも同じでしたが)。あー今考えるとジョンブックととても似た映画だなあ。一旦糸が切れかけたがハリソンフォードが観光客をどついてばれる。LAも「ロロトマシ」で糸が復活する。刑事ジョンブックが奇麗事吐いて終わるのに対してLAが感心なのは最後の締めくくり方が一ひねりあり、したたかに生きていくと予感させること。あれはいい。ライクーダーの嫌いさはよくわかりましたが、LAがだめだった(期待以下だった)ところはどこですか?中井のその2本は見てないですが、彼ってうまいんですか!?僕は壬生義士伝で「こんな大根はいない」とぐらい思ったもので(笑)。原作で感心したのは「東北人をかっこよく描いていた」ところでしたが、中井はこれを「おしん」の登場人物のように演じていた。原作では「守銭奴」として描かれているのですが、中井のは心美しき東北人。ラストサムライ。まあ、原作も最初だけかっこよくて、最後美しきバカになるんですけどね。あれがわからん。

お礼日時:2004/02/17 02:33

初めまして(^^)


ラストサムライを観て泣いてしまった、kokurikoです(笑
あなたの文章を読んでいて、最初は批判的な方だなぁと思ってしまいましたが、でも映画を観ることを趣味としていて様々な映画に触れているからこそ、つっこみがいが
あるのだなぁと思いました。私の場合、昔から集中力が
なくて、映画を観たり、本を読んだりするのが苦手なタイプなので、逆に興味を抱いた物語やお話の世界に触れるのは、新鮮なのです。だから、何を観ても新しく面白く感じてしまいますが、見慣れたり極めたりしてしまうと
ボロが出てしまうかもしれないですねぇ・・
でも、こんな私ですら、ロード・オブ・ざ・リングは
寝ていまいました(><)だって長すぎるんですもん。
最初から興味がなかった話で母親と観ていましたが、
二人とも気が付いたら夜が明けていましたよ。
こんな時、淀川長治さんが生きてらっしゃったら
肯定的に面白く説明してくださるんだろうなぁと
思いました。つっこむことが出来るより、何でも肯定的に
考える方が難しいですものね。最近、私が興味がある映画は韓国映画です。私は韓国に対して抵抗がありますが、
周りの友達が良いって言うから観ようかと思います。
あ・・なんだか質問に答えられなくてごめんなさい。
そんなに映画観てないから・・でも、ちょっと
コメントをしたくて来ました。
ではでは、さよなら!さよなら!さよなら!

この回答への補足

遅くなってすみません。質問が自分でしといてあまりにヘビーな展開になってしまって、どう閉めたらいいのかわからず、ついそのまま・・・。ではありがとうございました。最近ほぼ映画見てないのです。

補足日時:2005/06/18 23:48
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どうもこんにちは。


質問者さんが何歳かはわかりませんが、
映画をたくさん見ていくと、
革命的に面白いのは、そうそう無い、
ということにそろそろ
気付いた方が良いのではないかと思います。
直接的な回答でなくてすみません。
気を悪くしないでくださいね。助言でした。
それでもよいなら、見ればいいし、と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そのとおりですね。

あと、僕がなんとなく疑問に思うのは
「タイタニック」や「千と千尋」の評価は世間と同じだったのに、ここ最近ズレている事に対してです。どちらとも「革命的に面白かった」わけではありませんが、世間と評価が一致していた。

最近は僕が「全然だめ」と思うもので世間で高い評価というのが連発でびびったという感じです。

つまり、元々評価がずれていたら「たくさんみたからつまらなくなった」と言えますが急に変わった気がするのでどうしようかなと思ってる次第です(笑)。

全く気を悪くとかしません。
感情的でない限りストレートに話して頂いた方がもちろんありがたいです。

どちらかというと、「見て楽しみたい」という欲望よりも、「みんなと共感したい」という方が強いかもしれません。

お礼日時:2004/02/28 12:30

こんにちわ。

僕は、それほど話題作や大作をあまり観ません。また、皆が良かったという話題作を観ても、どこがっていうこともしばしばです。「タイタニック」後編をテレビで見ましたが、皆が騒ぐほど面白いとは思いませんでした。「半落ち」原作しか読んでませんが、どこが感動のラストか、僕には、さっぱり分かりませんでした。また、最近観たアル・パチーノ主演の「リクルート」は、途中までハラハラさせられましたが、最後まで観ると、ちょっとガックリきました。CIA物ですが、どうしても「ミッション・インポッシブル」と比べてしまい、前者のほうがストーリーや小道具の使い方が見劣りします。ただ、僕は、腹が立ったり、もう映画を観るのを止めようとは思いません。なぜなら、自分の嗅覚で選んだ作品ですし、アル・パチーノは好きですし、それなりに楽しめましたし、他に、良かったと思える作品が沢山あるからです。テレビドラマや映画を見始めた頃には、そう思いましたが。ただ、全てがつまらないという作品を立て続けに観ると、そう思ってしまいますが。例えば、デビット・リンチ監督の「イライザー・ヘッド」。また、MONKEYMONKEYさんの書かれている感想も読んでません。なぜなら、ほとんど、これから観ようと思う作品ばかりですから。ただ、常に水準以上を作りつづけるクリント・イースッドウッドの作品までもが否定されているのは、ちょと、ビックリです。ラスト・サムライに関しては、番宣を見る限りや批評を読む限りでは、ちょっと時代考証が、なってないのかなあとも思います。ただ、真田ひろゆきが監督に、「本当は、この時代では、こうですよ」というと、監督(エドワード・ズイックでしたっけ?)は「いや、エンタテーメントは、これでいいんだ」というふうに答えていたらしいです。MONKEYMONKEYさんみたいに、辛口の方には、雑誌「映画芸術」お薦めします。「Wの悲劇」「遠雷」「新宿鮫」などの脚本家、荒井晴彦が、編集者をやっており、ラスト・サムライについて西邊進が、否定的な見解を述べていたと思います。(出だししか読んでませんが)ただ、「映画芸術」は、季刊(年4回出版)で、都市の大きな書店でしか扱っていません。僕的には、この雑誌は、映画を楽しむという観点から、少しずれており、参考にはしますが、あまりあてにはしてません。特に、その年のベスト10など。むしろワースト10を参考にしてます。この雑誌は、明かに脚本や時代考証重視です。
#11の方も書かれてますが、映画は、ストーリーだけでしょうか?確かに、脚本は、映画の基礎だと思いますが、映画音楽、カメラワーク、編集、カット割り、キャスティング、役者の演技力、作品のテーマ、演出力、表現力また、どんな画を撮ってるかもも重要ではないでしょうか?
さて、本題ですが、私のお薦めは
・ゴットファーザー
・ワンス・ア・ポンナ・アメリカ
・ミラーズ・クロッシング
MONKEYMONKEYさんは、沢山、映画をごらんになっているみたいですから、既に、観ていらっしゃるかもしれませんが。これらの映画は、全てギャング映画です。ただ、アプローチの仕方やタイプは違いますが、全て「これぞ映画だという醍醐味」があります。これらの作品が、面白くないという事であれば、僕は、他に、お薦めする自信がありません。以下の推薦作品は、無視してください。
「ショート・カット」のようなショートストーリーが好きなら、「ミステリー・トレイン」「ナイト・オン・ザ・プラネット」をお薦めします。いずれも、ジム・ジャームッシュ監督です。
また、北野武の監督作品もお薦めします。ただ、最近の作品「Dolls」「ブラザー」は、史上ワーストに、入りますが。僕のお気に入りは、「その男、強暴につき」「ソナチネ」「3X4=X」「HANABI」「キッズ・リターン」です。それと、青山真治監督「チンピラ」(川島透のチンピラとは、無関係)また、寺山修司の「田園に死す」の表現力には、ビックリです。
それから、同じような趣味の映画を好きな友人を持ちたいというなら、必ず現われるでしょう。僕は、30歳半ばですが、今まで3人いました。ネット上では、1人います。これを少ないと思うかとかは別ですけど。幸運なことに、今の会社に、そのうちの1人がいます。ちょくちょく仕事が終わってから映画談義に花をさかせてます。

この回答への補足

ありがとうございます。
前半は僕と違って寛大な(?)方なのかなと思いましたが、後半の映画のタイトルを見ると僕とそっくりです(笑)。僕も「ゴッドファーザー」がもっとも面白い映画ではないかと思います。正に「これぞ映画という醍醐味」という言葉でいいと思います。いつもナンバー1に「フレンチコネクション」を挙げるのですが、あれはセミドキュメンタリータッチなのでちょっと異端。ゴッドファーザーは王道。とにかくコッポラは凄い。「地獄の黙示録」「ワン・フロム・ザ・ハート」「ランブル・フィッシュ」「カンバセーション盗聴」あたりはもう掛け値ナシに面白い。王様です。やっぱりこだわりますが「ディティール」がいいのです。「ゴッドファーザー」のアルパチーノが2人を暗殺するシーンなんて史上最高といってもいいほど面白いシーンですが、あそこなんか丁寧にディティールを描いてるからあれだけ緊迫する。あそこはほんとに面白いなあ。観客はこれから彼がする行為をあらかじめ細かく説明されてるから。拳銃をトイレの貯水の裏に入れるって事まで。
イーストウッドが評価高いのは知ってます。ただたまたま僕は彼の代表作を見ていない。でもミスティックリバーは誰が見てもちょっとひどいと思います。
僕も責任は自分の嗅覚にあると思ってます。だから腹立つのです(笑)。
エドワード・ズウィックはそんな事ぬかしてたんですか?やっぱりな。一番日本をバカにした映画だと思うけどなあ。みんな「ブラック・レイン」の時はえらい文句言ってたのに。寛容になったものだ。
「映画芸術」という雑誌があるのですね。ちゃんと批判している。しかし、僕は別にサークルを作りたいわけではありません。むしろ万人と共感したい。
「ゴッドファーザー」とくらべ僕は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」はちょっと落ちます。ギャングがあんなセンチでいられるか?というところに根本的疑問を感じてしまって。「ミラーズクロッシング」は公開の時に見て感銘を受けたことは覚えていますが、内容は忘れてしまいました。ジム・ジャームッシュもちろん好きです。でも、オムニバスならタランティーノに軍配があがります。ジャームッシュは「ダウン・バイ・ロー」「ストレンジャー・パラダイス」こそ好きです。北野評も全く同じです。
同じような趣味の人はいます。でもどっちかっていうと万人と共感したいので万人がLOTRを本心で楽しんでいるならその「コツ」を知りたいと思うしだいです(本音はまじで?と思っている)。

補足日時:2004/02/20 02:01
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こんばんは。

なんやえらく持ち上げられて(本気っすか?)、どないしてええんやらオタオタしての再登場です。そんなに驚かれるとは、逆にビックラぶっこきました。それに、達観したようにえらそうなことを書いた自分に冷や汗タラタラです。たぶんMONKEYMONKEYさんは同年代だと思われますし、映画を見る視線の鋭さみたいなもんも私が断然負けてると思いますよ。#16のnikuboさんのように2万本も見てるかたがおられる中、私ごときが数をどうこう言うのもいかがなもんかっちゅう話ですよ。

私の必殺地上波映画見まくり作戦は、転職の狭間のプラプラ期に「それでも映画がみたいんや~!」て発想で始めたのがクセになり、今でも金銭的余裕がないこともあって続けてるだけです。私だって余裕があれば映画館&DVD(プレイヤーがない!)で見ますよ。つまり私のは単なるケチケチ大作戦です。負け惜しみを言えば、地上波でもヨーロッパ映画や中国系映画はもちろん、イラン映画や韓国映画もそれぞれ二桁は見られたし、タジキスタン・イスラエル・エジプト・タイ・ベトナムなどの映画も少数ながら見られるんやぞ~てなとこですかね。今現在、読売TVが火曜深夜の枠でヒッチコック初期のイギリス時代の作品なんか何週か連続でやってくれてますしね(さっき『第3逃亡者』を見終えたところです)。それでも、最近はNHKが映画をBSに移したせいで教育TVの「シネマフロンティア(旧「アジア映画劇場」)」も「世界名作劇場」(どちらも月イチ企画)もなくなり、サンTV(わかります?)の「火曜洋画劇場」(B級が多いが山城新伍の辛口解説は◎)も終わり、読売TVの「水曜亜細亜電影」は妙にVシネ確率が高くなり(もっと台湾・香港・中国映画を!)、TV局まかせの邪道をオススメしてる場合でもないですね。

>完全にいい映画との出会いを「運を天にまかせている」わけです。
>口コミもなにもないわけです。」
そんな悟りの境地なわけないじゃないっすか! 友人との映画談義、テレ東系「SHOWBIZ COUNTDOWN」のチェック、ネットでいろんな意見を見たり、といろいろしてますよ。それがレンタルや映画館に直結しないだけで、見たい作品のリストまで作ったりもしてます(早速#18のkonkon0421さんオススメのセドリック・クラピシュ監督作がリスト入りしました!)。そんなことばかりやってるせいで、いつのまにかリストが1000に近づいて一向に減らないのは困りもんですが。そのぶん、リストにある作品が放送された後に作品名を削除する時、特にリストからの消し忘れが何本かたまってるのに気付いて削除した時の「やったった感」はかなりのもんですけどね(村上春樹が言うところの「小確幸」)。

あまり横道にそれるとマズいので質問内容に戻りますが、やはり性格は影響してるようですね。私の場合は#11のpathrila-wadiさんの「何でもそれなりに楽しめてしまうタイプ」に近いわりに重箱の隅をつついてヤイヤイ言うのですが、呑気なのか「だから映画はダメだ/失望した」という発想に繋がりません。もしかすると「運を天にまかせる」どころか、上記の「見たい映画リスト」のおかげで「あれも見てないのに」が1000近くも集まるとさすがに「見たい欲望」がおさまらないだけかも。

「期待はずれ・駄作・失敗作からも学ぶとこはある!」なんて書きましたが、正直私もそんなに「学んで」るかどうか。違う意味で楽しむことはできるんじゃないか、てなことを感じただけで。そこで、「あの映画はここがダメだ!」を書き出してみるのはどうでしょう(実際質問文に書かれてますよね)? 私は日記代わりに映画感想を極私的に書いてますが(人に見せられるシロモノじゃない)、そこにオモックソぶちまけるのです。
例えば、ブルース・ウィリスとリチャード・ギアが共演した『ジャッカル』は史上最低の駄作だと思うのですが(極私的意見)、その理由は以下の通り。
・変装の天才ジャッカルの素顔を見た者はないと言われつつ、ズラ+眼鏡+付け髭の三点セットの使い回しで、ガキのスパイセットかっちゅうねん。テレビでの本編放送後、ナビゲーターの坂上みきに「いくら変装してもブルース・ウィリスはブルース・ウィリスでしたね」と半笑いで指摘される始末。『セイント』でのヴァル・キルマーの方がコミカルなぶん数倍マシ。
・武器のテストで「3ミリの誤差がある」と言いながら明らかに50センチ以上のズレが。武器製作者を殺したついでにデカい武器を運ぶ車までぶっ壊してええんかな~。その男に設計図の始末を指示したのに、殺害後自分が設計図を残すとか、完璧なはずのプロ中のプロが証拠を残しまくり、行き当たりばったりに殺しまくり、綿密な計画はどこへ?
・追う側も相手の完璧さを恐れるくせに簡単に行き先を当てる都合良さ。敵の凄さをことさら強調するけど、どう見てもFBI内部の原因で失敗するばかり。
・ラスト近くで、何百人もの捜査員を導入して逐一連絡をとりながらなぜかすんなり1対1になったり、ネタバレ回避するとまだまだ書き足りひんくらいにアホ炸裂!
フレデリック・フォーサイス作『ジャッカルの日』の二度目の映画化のはずが、原作とは別物としてフォーサイスが名前を出すのを拒否したって話にも納得。原作と73年の映画化作品のどちらも冷たい緊張感が印象的な傑作なのに、それをめちゃめちゃにしたこの作品がいかにひどいか……スターを起用しただけに、ヘタに大金をかけただけに、そしてアホを狙ってないだけにタチが悪い。
てなことを書き記すだけでも多少はスッキリしますし、ある程度頭の中に残るので会話のネタとしても使えます。友人が反論してきても、それはそれでああだこうだ言い合うのも映画の楽しみでしょう。相手が盲目的なファンとかだとマズいことになりますが、いちいち個人の意見に怒り狂うような人なら友人になってへんっちゅう話ですからね。

中井貴一についてですが、よく考えると演技はうまいというよりも無難。たまたまその二作品に感銘を受けたので、作品選びがうまい人なんじゃなかろうかと思ってしまったんでしょうね。
『お引越し』は主演の田畑智子にぶっ飛びました。まともに演技を見たことなかった女優ですが、当時の子役としての演技は絶品。女優として認識してなかった桜田淳子も極自然。二人とくらべ中井貴一は関西弁に違和感があるものの普通ですかね。ひっくり返るほど絶妙なセリフ(すべて田畑智子)がいくつかあったんでかなり好きな作品になってしまいました。
『ラブ・レター』は中井貴一主演で、真面目一辺倒なイメージとはちょい違うタイプの演技に納得しましたが、つっこまれるとたいした演技でもないて気もしてきて…演技どうこうより物語の力みたいなもんに後頭部をドツかれた感じの作品ですね。久しぶりに声を出してダダ泣きしちまいましたよ(こんなこと書くのはケツの穴おっぴろげて凝視されるくらい恥ずかしいっすね)。冷静に考えると、『壬生義士伝』を見なければと思えるほど中井貴一に感心したわけじゃなかったってのが真実でしょうね。私の感想なんてそんなもんですよ。人に見せるわけでもない感想を書いていても、他人の意見に左右されたり他人の表現を無意識に借用することもしょっちゅうですし。中井氏は単に二作品に共通した俳優だっただけのようです…トホホ。
『L.A.コンフィデンシャル』については、別にダメだったわけではなく、エルロイのファンとして原作がすごいに決まってるからまともに映画化すればいい映画になるに決まってるやんってのが頭にあって入り込めなかったような感じですかね(つまり自分の問題)。そのうち原作を読む予定ですし、映画も再度見るつもりなんでいまんとこは意見を控えておきます。すんません。

そんなわけで、えらく長くなって他の方々に迷惑になってはイカンので(ってもう充分長いか…)、このあたりにしときます。ほなほな。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
うーんそういわれるとなんとなく大阪の方が深夜映画が充実しているような気がします。ヒッチコックの連夜なんて東京ではないやろな。相変わらずおもんない名倉とかのバラエティとかやってる。
映画リストはいいですよね。僕もたまに思い立って作って(凄く時間がかかる。その間に何本か映画見れる)それ持ってビデオ屋に行ったりしました。リストを一つずつ消しこむのは楽しいです。あーそう言えば高校ぐらいまでは映画館に関しては見た映画をノートにつけてたものです。ほんで勝手にベストテンとかやってた。
しかし、私はハリウッド映画しかほとんど見てないですね。その他の国のは世界的に有名なものだけ。よくわからないんですよね。一発「おもろい!」というのを見たらはまるのでしょう。冒険してチャレンジするも大概よくわからんのに当たってまたハリウッド映画に戻る。
「ジャッカルの日」でもやはり「デティール」の違いか?と思いました。リアルでした。足をぺったりおって縛ってはずしてしびれて必死でさすってたり。

お礼日時:2004/02/20 01:23

こんにちは。


以前なんどか投稿させて頂いたことがあります。相変わらず大盛況ですね~。
既に良回答出揃っているので、出しゃばる隙はないのですが(と謙遜してみせておいて)やっぱり言う。ハリウッド映画の愚痴を言う。「ラブ・アクチュアリー」今度の土曜日に行くつもりだったけど、ここみてやめたから言う。

仏の映画監督でセドリック・クラピシュという人がおりまして、この人は80年代に米国留学して映画を勉強している。その理由が「80年代の仏映画は低迷していたから」だと。で80年代のアメリカ映画は確かに今見ても傑作が多い。
ただ人間でも政治でも文化でも、成熟すれば同時に腐敗が始まるわけで、アメリカ映画は今その腐敗の時期なんだと思います。
映画ビジネスとしてのルールが前面に出てしまった。とにかく客を多く呼べる映画が良い映画。となると
1)客を呼べるビッグネームのスター(演技力不問)を使う
2)客を呼べる派手な仕掛け(CG・火薬など)を使う
3)内容はできるだけ万人受け、決して偏っては駄目
4)1と2をやると金がかかる、だから絶対コケてはまずい。だから大宣伝。
5)大宣伝やると金がかかる、だから絶対コケてはまずい。→1)に戻る。
という、これはもう超大駄作スパイラルとでもいうしかないです。
もっとも問題は3でしょう。浅く広くでお話を練らないんだから。スターの名前と火薬量とCGに頼り切りなんだから。その意味では「超怠惰作」かも。
さんざん金をかける割に手を抜いているのが映画音楽。最近は主題歌のほうがメインだからでしょうか?でも一昔前の名画と言われるものは、テーマ曲の頭を聞いただけで分かっちゃうのが多い。(アラビアのロレンス、風と共に去りぬ、スティング、ゴッドファーザー他多数)これは時代性なのかなあ。
とにかく、今がんがん客引きを頑張っている映画というのは「偏屈な映画好き」のためには作ってないです。特に映画観たいわけでもない万人ための映画。
万人向けの娯楽映画が悪いなんて言わない。ただ、その娯楽性の質が悪いのが増えてきたのは確か。正反対に、芸術性・精神性一辺倒の嫌みな映画というのもあるわけで(日本映画)、両者がうまく混ざった幸福な映画というのは、ほんとに稀少ですね。
とりあえず私は大宣伝しているハリウッド映画は地上波登場まで観ません。基本的にミニシアター系、スカパーで聞いたことのない映画がかかる時は国籍問いません。
まあ現状嘆いてばかりでもしょうがないです。かといって今のアメリカ映画が昔に比べて100%悪いかというとそうでもない。古い「名画」を観ていると今の価値観に合わない、こっちの情報量増えて智恵がついちゃって素直に感心できないこともある。(白人しか出てこないとか、女が弱くて馬鹿ばっかりとか。時代の違い・・・)

あとzupgunさんの「数をこなせ」はまったくもって大賛成。仏映画・アジアものは、ハリウッド映画のように喉ごしがよくないのは確かです。が、ある程度数をこなして「物語の文体」というか「クセ」に慣れたら面白いのは無限に。前出のクラピシュの映画は、仏映画にしてはあくがなくてとっつきやすい。クラピシュ以外でも、低迷期を脱したのかなんだか分かりませんが、最近は本当に面白いのが多い。お友達から大量に借りるそうですが、楽しみですね~。
一つお勧めが。「ショウ・ミー・ラブ」
かの「タイタニック」が社会現象のように世界を席巻した同じ年に、スウェーデンでは興行成績1位。10代の女の子が主人公の地味~なお話、でもとても瑞々しくて可愛らしい。この映画が「タイタニック」を抜いて1位だったということで、私は個人的にスウェーデン恐るべしと思ってます。

蛇足ですが、斉藤美奈子という気鋭の文芸評論家の著作に、「趣味は読書」というのがあります。この人が分類する読書人の内訳というのが、そっくりそのまま映画観賞人に当てはまって面白い。ここで説明すると長くなるし、気に障る人もいると思うので是非書店で冒頭の所だけでも読んでみてください。読了するだけの価値もあります。
ちなみに私の分類は「頼まれてもないのに書評を書きたがる読書原理主義者」になっちまいました。

回答になってないうえに収拾がつかない文章を長々と。失礼致しました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
「類似映画」などでです。「ラブ・アクチュアリー」やめるんですか?(私はまだちょっと未練がのこる)スパイラル全くもってそうですね。超駄作スパイラル。
ただ、僕の疑問はいたって簡単で「自分はそんなに賢いか?そんな事はない」って事なんです。普通に生きていてそんな事感じないし、いたって自分は「平均的」だと思ってるんですね。だから「万人向け映画」は、賢い人は知らんけど「僕は絶対楽しめるはず」なんですね。「スターウォーズ」も「マトリックス」も「ジョーズ」も面白かったんですから実際。
それから「ヒット映画」というと「低レベルな」ってイメージがありますが、
そんな事はないんですね。
「千と千尋」「もののけ姫」「マトリックス」を「万人」はちゃんと支持したではないか。
感動した映画は?という質問には「ニュー・シネマ・パラダイス」「ショーシャンクの空に」を万人が挙げるが実際いい映画ではないか。
だから万人が自分よりバカとは決して思わない。それから批判としての「子供向け」という言葉もあまり使わない方がいいかもしれない。大人だったら「いい眼」を持ってるのか?「千と千尋」は子供だって支持した。
「無難な映画」というのも批判としては使いたくない。だって「難(おかしなとこ)」はできるだけない方がいいもの。なんかチャレンジングでさえあればいいというのは間違っている。
「レザボアドッグス」のセリフで「ディティールが重要なんだ。ディティールがしっかりしていれば、全体がいいかげんでも人はだまされるものだ」というのがある。おとり捜査官のキャラ作りでのひとこまであるが、これが正しいなら映画もディティールがしっかりしている映画こそいい映画なのではないか。
それから大作病みたいなのは理由が分かりましたが、では、「ミスティック・リバー」みたいなのはどうなんでしょう。CG使ってないのに。
という事で至って平均的な男である私が「LOTR」「ラスサム」「ミスティック」を楽しめなくて驚いた次第なわけです。

音楽の話全くそうですね。音楽はその映画の「格」を決めるといっても過言ではない。スターウォーズがジョン・ウイリアムスじゃなくて電子音みたいなのだったらおもちゃ映画になっていた。

お礼日時:2004/02/19 15:56

再び#5の者です。

「飛びついて」言うてごめんね(^^ゞおまけに、質問の答え書き忘れたし。
「シービスケット」について。私的に原作が面白かったので、映画も観に行きました。登場人物や馬のキャラ、時代背景、レースに至るまでの様々な苦難などを把握した上で「あー、良かった、良かった」でした。映画だけでは、単純なサクセスストーリーに映ってしまうかも。と、言うわけで残念ながらMONKEYMONKEYさんにはお薦めできません。
余談ですが「嗤う伊右衛門」の字が「笑う」になっているだけで、コメディーっぽく感じてしまうのが可笑しい(^○^)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。シービスケットも原作あるんですね。実際にあった話でしたっけ?うーんそう聞くと全く見る気なくなりました(笑)。僕はそういう系統ではコッポラの「タッカー」がよかったですね。車社会の初期にフォードとかに対抗してオリジナルで車を作って度肝を抜いた男。これは単純な成功ストーリーではないんですよね。僕は成功しない映画が好きなんですね。なぜかというと成功することによってその夢や問題が完結してしまうからです。いいとこまでいくけど成功しなかったらそれは「夢」のままでありつづける。或いは「問題」のままでありつづける。本当の楽しみは映画館を出てからなんです。映画館を一歩でた時に「夢」を見つづけられたり「問題」を認識したりできる。それが映画の良さ。「アメリカングラフィティ」はブロンドのいとしのキミと結ばれないし、フレンチコネクションやトラフィックやミシシッピーバーニングは結局麻薬問題を解決できていない。「次はキミの番だ!」と言ってくれてるような気がする映画が好きです。そう考えた瞬間、映画は「現実逃避の道具」から一歩抜け出すような気がする。

お礼日時:2004/02/19 02:05

う~ん。


最近の映画はこれでもか、これでもかって趣向を凝らしたものが多いのですが・・・。
結末を思い出せない映画のなんと多いことか・・・。
ひとつは年のせいか、2万本近く観て記憶容量を超えたせいか定かではありません。
で結局何を言いたいのか自分でもよく分かりません。
色んな映画が氾濫しちゃって、かなり感覚が鈍くなってるのは確かです。
妖星ゴラスの時代が懐かしい・・・。
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この回答へのお礼

でた!妖星ゴラス。
遅いじゃないですか(笑)。nikuboさん。
いやあ、おもろいとかおもろないとかじゃなくて
「思い出せない」ときた(笑)。
まじでね。同感です。
どうせ忘れるんだからいいじゃんって事は最大の真実かもしれません。メメントですからね我々は。
淀川長冶も覚えてるのは最初の10年ぐらいであとの70年は全然覚えてない風でした。そういえば。見ては忘れるの評論家人生。晩年までなんやーゆーたら「駅馬車」言うてましたからね。
TVの洋画劇場で「戦メリ」の「前説」で、最初からストーリーしゃべり出して、坂本がキスして最後にたけしがアップでメリークリスマス言うんですね~、って最後まで言うてはった(笑)。おいおい、今から見るっちゅーねん。こけました。あれが懐かしい・・・。

お礼日時:2004/02/17 02:45

こんにちは。



>ぼくの感覚がおかしいのでしょうか?

とのことですが、全然おかしくないです。

期待してたのにツマらなかった、これは文句たれてもいいと思いますよ。

でも、ハズレ映画をつかまされるのも映画人生の中の一環だとわたしは思ってます。
だから、映画を見たくなくなるなんてもったいないと思います。

わたしはクソ映画をボロクソにけなすのも、楽しみのひとつにしてます(笑)

あるビデオ屋さんの、ビデオ紹介の冊子の編集者さんが、こういった「ひどい映画はひどい!」というスタンスで批評を書いていました。
それに対して、酷評された映画のファンの人は、「なんてひどいことを書くんだ!」と抗議文を出していました。
やっぱりその抗議文の中でも、「そんな意地の悪い見方しかできないなんておかしい」みたいなことが書かれてましたね。

でも、わたしは違うと思います。
自分がクダラナイと思ったら、それを素直に言っていいと思います。
感覚がおかしいなんて誰も決められません。

質問者さんは、普通ですよ。

これからも、どんどん予告などで、「この映画面白そう!」と感じてください。
そして、結果裏切られるかもしれない。
期待以上かもしれない。
それは人それぞれの感覚なのでどう転ぶかわかりませんが…
だめだったら「次こそは!」でいいじゃないですか?(^^♪

なので、ご質問の作品はどれも見てほしいです。
…わたしはどの作品も見てないので、具体的なアドバイスができませんが。

以上、『ミスティック・リバー』に大落胆した女からでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
映画3連続アウトだともう「二度と映画は見ない」と誓いますね。毎度(笑)。
予告にだまされてもOKというスタンスですか。予告はどっちもありますからね。つまらん映画を面白くみせる手腕と面白い映画をしっかり面白く見せる手腕と。後者なら見逃したくないです。
その編集者さんはまるで私なわけですね。

以前、森田芳光監督の2時間ドラマがあって、東京人の岩城コウイチが大阪のうどん屋に入っていきなり「まずい」といって箸を置いて店をでるんですね。連れの大阪人の女の子が「店の人に悪いじゃない」というと「いやいや、いいのいいの。こういうまずい店にはまずかったよという意思表示のためにわざと残してあげないと、いつまでも気付かないから店の人にとってもいいとなのよ」という。結局この「まずい」という感覚は後で東京人と大阪人の味覚の違いだったと説明されるんですが、それはともかく態度としては岩城の態度はある意味OKだとおもいました。もちろん「悪い映画でもいい面を見つけよう」という態度も同様にもちあわせるべきですが。相反しますが「いわなきゃ気付かない」という効果も捨てがたい。
僕は「好き」といわれて感動したこともあるが、「あんたはここがダメだ!」と真剣に言われて感動したことも何度もある。

お礼日時:2004/02/17 01:52

ラストサムライ2時間寝てました。



ちなみに映画を見た後、パンフレットを必ず買いますが

買いませんでした。

ローリン、ただただ腰が痛くなっただけが感想でした。

宣伝がよすぎる時、大体期待くずされた。

でもみないと分からないし・・・

シービスケットはみた友達(男性)は、泣いたといってました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
2時間寝たとはダメですね(笑)。
僕は「ダンテズ・ピーク」で寝て驚かれました。火山大爆破で寝るなよ。
シービスは泣いたですか。あやしいな。ラスサムの評価高い人も大概「泣いたよ」というんです。
ところで映画って2つの楽しみがあって、
一つは個人的にどう感じるか。
もちろんこれはずっと言われている「感性」の問題で「よかった」「わるかった」と。
もう一つはやはり他人と「共感」できるかどうかという事。これを捨てれば話は早いんです。前者だけに特化していればいい。でも、どうもそれだけではいやなんですよね。映画のよさって「共感」じゃないですか。みんなが楽しいという映画を自分も楽しめたらそら楽しいし、又、誰もいいと言わない映画なんだけど、いいなあと思ってて、それを同感する人が現れた時の感動!。これはあるでしょう。必ず共感はできない。だからこそ共感できた時の喜びもでかいというもんです。
アメリカはまだニューズウィークとかがしっかり(たぶん?)ダメな時はダメとか言ったりしてるからいいですよね。その辺フェアだなと思う。日本でそんな雑誌あるか?

お礼日時:2004/02/17 01:38

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