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昔から高圧と低圧の接地を同一極にするのは良くないと言われています。(禁止はされていません。)理由は高圧が地絡した場合、高圧が低圧機器に回り込み低圧機器が破壊(又は人が感電)するからと言われていますが私は理解出来ません。高圧と低圧の関係は図のとおりであり高圧が地絡すれば接地極付近(高圧機器、低圧機器を含む)の電位が上昇しますが低圧機器と大地間(又は低圧機器筐体と電線間)に異常電圧が発生することは無いと思いますがどうでしょうか?

「高圧と低圧の接地を同一極にすれば何が問題」の質問画像

A 回答 (2件)

初めに


A種接地とある部分ですが、高圧と低圧の変圧器になるので、B種接地ではないかと思います。

結論として単独接地と共用接地または統合接地との比較になります。

どちらにもメリット、デメリットがあります。

添付図面の場合は共用接地または統合接地と呼ばれます。
おっしゃる通り、機器間の電圧差がなくなります。
ですので、落雷時に機器全体が同じ電位になるので、機器間で電位差ができません。

そのかわり、接地線間に抵抗がありませんから
低圧の地絡事故時に低圧側の地絡電流が大きくなってしまいます。
単独接地の図を書かれて、接地抵抗をそれぞれに追記して地絡した時を考えてもらえば、わかるかと思います。

ですので、落雷等に対して機器間の電圧差をなくすほうがよいのか、低圧の地絡電流に対して地絡電流の大きさを制限するほうがいいのか どちらがいいのかを検討して接地方式を選択する必要があります。
ただし、低圧の地絡電流を制限するように制限抵抗を入れることもできます。

参考URL:http://denkinyumon.web.fc2.com/hatsudensouhaiden …
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

>A種接地とある部分ですが、高圧と低圧の変圧器になるので、B種接地ではないかと思います。
B種は低圧側の一端子の接地なのでこの場合A種が正解です。(変圧器ケースアース)

>ですので、落雷等に対して機器間の電圧差をなくすほうがよいのか、低圧の地絡電流に対して地絡電流の大きさを制限するほうがいいのか どちらがいいのかを検討して接地方式を選択する必要があります。

納得です。

お礼日時:2012/12/01 08:32

接地極の電圧が上昇すれば低圧側の接地線の電圧も上昇します。


接地用の電線の抵抗値はかなり低いため少しくらい電流が流れても数~数十V程度しか電圧降下はありません。ですので接地極の電圧が数百V程度となってしまうとそのほとんどの電圧がほかの部分にも波及します。
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この回答へのお礼

回答有難うございます。

お礼日時:2012/12/01 08:33

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