プロが教えるわが家の防犯対策術!

皆さんこんにちは、ヘラクレス飼育をしていますが、どーもはっきりしない問題がありますので、詳しい方教えて頂けると嬉しいです。(1)仮に発酵済みの使用最適のマットを今購入した場合、来年では発酵が進みすぎて餌としては使えないのでしょうか?また昨年加水したマットは当然劣化が早くなりますよね?いっぺんに60リットルぐらい買っても結局半分ぐらい残った時はもう捨てて、再度幼虫購入時に再度適したマットを購入した方が無難と思いますが、充分使えるものを捨てるのももったいない。見た目・匂い・手触り・加水した時の手触りとか、で充分使えるマット・餌になるマットと餌にならないマットを見分ける方法ってあるのでしょうか?ある程度粉砕した木が見える荒目なら餌になるとは思いますが、細目の場合、最適状態でも加水すれば土のようになるし、いろいろ試しましたが、個体によっては最適マットでも死ぬし、人によっては、よく去年のマットでも使えるけど大きくならないとか?加水して1年たつともう土と同じ状態だから栄養がなく幼虫は生きれないとか?確かに庭の土では幼虫は育たないですし。それとも何年たったマットでも成虫の大きさは変われど、餌にならずに死ぬということはないのでしょうか?(2)発酵済みの腐葉土なら加水してもガスでないし、大きくなるならこちのほうが、危険は少なくなると思いますけど、腐葉土で大型が出ることってあるのでしょうか?大型小型はともかく餌にならないマットで幼虫を殺したくありません。お忙しいところ宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

(1)仮に発酵済みの使用最適のマットを今購入した場合、来年では発酵が進みすぎて餌としては使えないのでしょうか?



「発酵済み」と呼んでいますが、正確には「発酵中」マットです。袋に入って空気に触れない状態なら、来年でも使えます。発酵している状態だと、雑菌が繁殖しないので、腐敗することはありません。(発酵と腐敗は同じ現象ですが、人の役に立つものを発酵、人の役に立たないものを腐敗と呼び分けています)有用な菌が勢力を持っている状態が発酵で、雑菌が増殖した状態を腐敗と呼びます。発酵中のマットは、色が茶色っぽいものが多く、腐敗すると黒くなるのでわかります。最初から黒い色のマットは、腐敗すると更に黒くなりますが、わかりにくいです。間違いなく発酵中のものは、発酵臭がしています。発酵が進みすぎるということはありません。あまりにも長期だと母体が分解して土になります。

>また昨年加水したマットは当然劣化が早くなりますよね?
加水して攪拌することにより、空気に触れ、雑菌が入り込んで、発酵から腐敗へと転じますので、劣化します。もちろん来シーズンには使えません

>いっぺんに60リットルぐらい買っても結局半分ぐらい残った時はもう捨てて、再度幼虫購入時に再度適したマットを購入した方が無難と思いますが、充分使えるものを捨てるのももったいない。
封を切らなければ相当期間保存できます。色が茶色っぽいものなら、こげ茶色に変色しない限り使えます。
>見た目・匂い・手触り・加水した時の手触りとか、で充分使えるマット・餌になるマットと餌にならないマットを見分ける方法ってあるのでしょうか?

色は茶色っぽいのは大丈夫です。腐敗すると黒くなります。真っ黒い土は要は腐っているのです。上記のとおり袋の口を開けなければ、かなりの期間持ちます。
臭いは封を切ったときに発酵臭がすれば、当然使えますが、逆に発酵が活発だと、熱をもったり幼虫が酸欠になったりしますので、加水して攪拌して発酵が収まってから使います。
腐敗した黒土は、蛹化が近い幼虫を投入する容器の底から5センチくらいに硬く敷くことでワンダリングが避けられます。

>個体によっては最適マットでも死ぬし、
色々な条件があるので、マットだけが原因とも言えませんが、封を切った直後のマットにいきなり幼虫を投入すると死ぬ場合も多いです。
>人によっては、よく去年のマットでも使えるけど大きくならないとか?
封を切って空気に触れたものは、腐敗に転じて栄養がなくなるので大きくなりません。
>加水して1年たつともう土と同じ状態だから栄養がなく幼虫は生きれないとか?
そのとおりだと思います。死ぬことはなくても大きくはなりません。生命維持が精一杯となります。
>確かに庭の土では幼虫は育たないですし。それとも何年たったマットでも成虫の大きさは変われど、餌にならずに死ぬということはないのでしょうか?
腐敗したマットの場合は、生命維持が精一杯で大きくはなりませんが、たいていの場合死ぬことも少ないです。昨年大きな成虫が羽化したからと、そのマットをそのまま使うと、幼虫が大きく育ちません。ヘラクレスの場合も、最後に交換したマットではほとんど食べずに蛹になりますが、食べていないからといって、次世代の幼虫を投入することはありません。まず大きくなりません。この最後の蛹化用マットを「捨てマット」と呼びますが、食べてないのに捨てる他はないという意味です。
(2)発酵済みの腐葉土なら加水してもガスでないし、大きくなるならこちのほうが、危険は少なくなると思いますけど、腐葉土で大型が出ることってあるのでしょうか?
私は、腐葉土系は使わないのでわかりませんが、菌床廃材系のほうがよいと思います。
高級マットは例外なく後者ですし、腐葉土系でも大型が出るのなら、市販されていてもよさそうなものです。日本カブトはともかく、大型狙いのヘラクレス飼育なら、それなりの高級マットが必要だと思います。
ヘラクレスマットに加水して、いわゆる「ガス抜き」をきちんとやれば、そう危険でもないと思います。「ガス抜き」が不完全で、幼虫がマット表面に出てきて、発見が遅れると、そのときは死ななくてもその後の成長が望めなくなります。発酵しているマットの封を切って、加水攪拌して好気性菌が勢力を増したあたりで幼虫が投入されるのがベストだと思います。

結論的には、発酵マットは、封を切らない限りは相当期間使えます。
封を切って空気に触れると、雑菌の増殖による劣化が激しくなり、短期間で腐敗し、ただの黒土になります。
昨年使ったマットは、食べていなくても今年は使えません。使えるが大型は出ません。
多分、腐葉土系は大きくならないと思います。大型狙いなら、高級マットをしっかりガス抜きして使うのがベストだと思います。

下記のサイトが参考になるかもしれません。
http://www.doraneko.co.jp/QandA.htm
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この回答へのお礼

こんいちは、ご多忙のところ詳しく教えて頂き本当に有難うございます。昆虫飼育といえども本当に奥が深く複雑で難しいです。TAC-TABさんは、いろんな方面で活躍しているようで凄い方ですね。自分は以前リードギターでした。若いころはバンド凝ってました。80年代ロックの頃です。今はアコギの音色と国産オオクワ・ヘラヘラと最近ダイビング始めました。TAC-TABさんは昆虫・麻雀・音楽と、何でもやる以上全て極める方ですね。もしかして凝り性のB?自分はそのタイプですから、でもTAC-TABの域までは到底届きません。自宅内でのヘラヘラは本当につらいです。良い状態のマットからは匂いもすればコバエが湧くし、コバエが湧けばマットが劣化し総取換えだし、コバエが出ない旨いマットなんかないし、食卓にコバエが来れば家族から総攻撃!是非、ヘラクレスの飼育本出してください。お待ちしています。TAC-TAB
さんはヘラクレス飼育してますか?コバエ対策とか、飼育容器の大きさとか、お勧めマットとかうまく育てるノウハウを教えて頂けると嬉しいです。ちなみに自分は自分の楽しみとして飼育している程度です。宜しくお願い致します。

お礼日時:2012/11/27 12:04

>(1)そうすると、オオクワの場合はヘラクレスのように、オスメスの飼育瓶を隣り合わせにしていても、オスはメスの成長に影響されることなく小さい成虫になったりすることはないということでしょうか?



クワガタの場合は、3年以上も生きるので、羽化ズレの心配はないので、オスとメスが申し合わせて蛹になることはありません。クワガタはまずメスが羽化して、その羽化ラッシュが終わったあたりからオスの羽化が始まります。
ヘラクレスは基本は1シーズンの寿命なので、オスメスが羽化ズレすると子孫が残せないので、同期させているのだと思います。

(2)コバエの卵は加水することによって、2週間以上前かなり前の卵が羽化するということはありえず、産卵後の卵は2週間すると必ず一生を終えるということですね?

コバエのライフサイクルは、卵から幼虫・蛹・成虫・交尾・産卵・死亡で二週間です。その間に交尾できなかったら、産卵しないまま死亡して一生が終わります。コバエは土中では交尾できないので、クワガタやカブトの蛹室にまで出てきて交尾しますが、密封された袋の中では交尾ができないので、仮にその中に卵があったとしても、1代限りということです。二週間はギリギリですが、三週間後には撲滅状態になります。ただし、袋の中にコバエが飛び交うことのできる程度の空間があれば累代繁殖します。

(3)ガス抜きのため加水撹拌したマットを容器に詰め2週間ほど置く時も容器は密封するということですね、密封するとガスが出ていけない気もするのですが、2週間後に密封ビニールを撮ればその瞬間に上に溜まったガスが出るということでよろしいでしょうか?

俗に「ガス抜き」と呼んでいますが、マットを寝かすということで、加水攪拌することで、空気が取り込まれ、菌の働きが活発になり、発熱したりするので、この収まりを待つということです。
寝かすのは「密封」というより、「密閉」状態ということですが、これはコバエの侵入を阻止するためです。バケツなどの容器に7~8割の分量見当で、加水攪拌したマットを詰めてビニールで覆っておきます。この状態で1週間ほど置くと臭いが生臭く変わるので、必要に応じて使います。封を切ったときにすでに生臭い臭いがする場合は、有用な発酵菌が死滅している可能性もあるので、封を切ったときにはウンコの臭いが強いものがよいのです。それを寝かせて幼虫を投入し、マットが劣化しきるまでに食い尽くしてくれるのが理想であるわけです。

(4)マット交換で蛹を出したことないとはすごく不思議です。TAC-TABさんはどのようにして容器内の幼虫が蛹化し始めているのか分かるのですか?すごく不思議です。

マット交換は割りに早い目で、フンがマット表面に2~3ヶ見えたら交換しますが、全量を交換することはありません、手で表面から三分の二ほどを出して、寝かしてあったマットを補充するだけです。蛹室の屋根=土まんじゅうに行き当たることもありますが、そのときは出したマットを埋め戻します。たいていは、飼育容器を持ち上げて底を見ると蛹室内が見えたり、小判型にマットが濡れたように変色しているので蛹室があることがわかります。
飼育容器の底に蛹室らしきものが見えたら、3ヶ月は安静におきます。羽化したら底から黒い成虫が見えることもありますし、カリカリとかガサゴソというような音が聞こえるときもあります。
別に羽化したからといいって掘り出すこともしません。放置しておくと自力でマットの表面に出てきます。
今までに1回だけ蛹室の天井を壊したことがありますが、中には前蛹状態の幼虫がいました。全壊ではなかったので、落下した土片をピンセットで除去して樹皮を天井として蛹室にフタをして埋め戻しました。数ヵ月後には小型のオスながらちゃんと羽化して自力で出てきました。

>京都昆虫店のどのマットでしょうか?種類が複数あり特定できませんでした。。何度も本当にすいません

下記のマットです。1袋だと900円くらいだったと思います。

オオクワ京都昆虫館のカブトムシ飼育熟成マット1箱(10L×5袋入り)
「M-50 05」 3200円
http://ookuwa-kyoto.com/index.php?main_page=prod …

なお、2年前までは、エアコンを年中昼夜つけっぱなしにして、オオクワ京都のママさんも、「ウチの店よりすごい!」と言ってくれたほどですが、節電が言われるようになってからは、人間の生活の都合で冷暖房を入れています。案外何事も起こりません。
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この回答へのお礼

TAC-TABさん、こんにちは何度もお答えいただき迷惑と思いますが本当に助かります。(1)確かにこの方法だと蛹室を壊すことなくマット交換できますね。要するに分からない時は蛹室があるかもしれない前提にてゆっくりマットを取っていくということですね!でも容器隅に蛹室を作り始めた場合角曲がりの可能性が出るとおもうのでうが、TAC-TABさんの場合そんなことはないですか?又幼虫は何日ぐらいで蛹室完成させるのでしょうか?(2)マット発酵の件ですが、マットって製造者は加水しながら発酵させた物を製品として販売していると思うのですが、購入者がまた更に加水しなくても届いたマットが落ち着いていたらそのまま使った方が劣化が進まないし早いと思うのですが、十分な水分を含んでいたマットが届いても更に加水した方がいいのでしょうか?それとマットって発酵時にかなり高温になると思いますけど、それで大切な菌は死なないのでしょうか?メーカーによっては弊社のマットは発酵後に高熱処理しているので、コバエとか害虫の卵はいませんというところがあります。そこは有名なショップで大型産出の実績もあります。本当発酵の仕組みは分かりずらいです。マットが落ち着いた状態ってその時大切な菌はどうなっているのでしょうか?死んでいる?活発?その時も発酵中であれば熱があると思うのですけど?熱が無いってことは発酵中ではなく発酵済み?でも又加水撹拌すると発酵して発熱する。TAC-TABさんはどのように理解していますか?いつもすいません。都合のいい時よろしくお願いいたします。

お礼日時:2012/11/30 12:41

>(1)容器を密封にてコバエから遮断した場合でも、もともと購入のマットに、コバエの幼虫や卵が必ず入っていてそれが羽化し容器内がすごい状態になります。



購入したマットにコバエの幼虫や卵が入っていることはほとんどありません。
コバエのライフサイクルは14日ほどなので、封を切っていないマットであれば、幼虫が袋の中で羽化しても飛ぶこともできず、交尾することも出来ません。少なくともメーカーの工場で包装してから14日以上経ったものであれば、コバエの卵や幼虫はいません。まれに居るとすれば、マットの袋に空気抜きの小さな穴があり、販売店の店頭で、その穴からコバエが入り込んで産卵する場合です。その場合も羽化した成虫はマットから出ることが出来ず、交尾できないので、1代で終わりです。購入後14日を経たマットで密封状態の場合、その中にはコバエの卵も幼虫も居ません。袋の中の空間部分にコバエの成虫がブンブン飛び回っているというのなら別ですが、成虫が見当たらないのに幼虫や卵だけがそのまま何週間も生きているということはありえません。

すごい状態になるのは、加水攪拌作業の最中にプ~ンと飛んできた一匹のメスが卵を産みつけたものと思われます。コバエ用のスプレーを前日に使わない限り、マットの匂いを嗅ぎ付けて、必ずコバエが寄ってきますが、作業者はそれに気がつかない場合が多いのだと思います。

>そうするとマット交換する必要が出るし、この対策として購入したマットを夏とかに外に出し、高温にして全ての卵を死滅させ使っています。こうすると、マットからのコバエ発生はほぼなくなりましたが、TAC-TABさんの見解からすると無菌状態だからマット自体は腐ってなくても栄養がないマットで生態が大きくならないということになってしまうのでしょうか?

マットは、購入したままの密封状態で、外に出されるのでしょうか?
封を切って外に出すと、コバエの温床になります。過去の質問の回答に、「マットのガス抜きは、マットを新聞紙に広げて太陽光線を当てる」という信じられないものがありました。コバエの養殖をするようなものです。
電子レンジなどで加熱すると、コバエの卵も幼虫も死滅しますが、有用な菌も死滅するので、しばらくすると色が真っ黒になり、ただの土になり、幼虫は大きくなりません。

まず、コバエ用のスプレーを使うことで、マット交換作業中のコバエの侵入を遮断することです。過去の回答では、「飼育容器を密閉しても意味が無い。マットの中に既に卵があるからだ。」というすごいものもありました。容器を密閉しないと、すべての飼育容器にコバエが伝染繁殖してしまいます。一個ずつ密閉してあれば、伝染することもなく、コバエが発生しても最小の被害で済みますし、コバエが飼育容器から外に出て室内を飛び回ることもありません。

>加水撹拌したマットを外に広げてガス抜きすると、カラカラになりまた加水してガス抜きして、ハエは卵産むし、もう限界!

気が変になりそうです。外に広げてガス抜きすると、コバエが卵を産み放題です。
ガス抜きは、コバエの居ない部屋で加水攪拌して容器に詰め、匂いが消えるまでそのまま置いておきます。二週間ほど放置するとたいてい大丈夫です。

>ああすればこうなるし本当難しい。
よくお考えください。ヘラクレスの飼育者が全員そのような苦労をしているというようなことがあり得るでしょうか? 昔ならともかく、今現在コバエに悩まされている人はいないと思います。私のところの飼育室にも台所にも一匹のコバエもいません。もちろん飼育容器内にもいません。

(2)幼虫はお互い雌雄確認をしているということになると、オオクワでも菌糸瓶を一緒にすると小さいオスになるのでしょうか?

クワガタは超音波は出しません。クワガタの幼虫は牙をすり合わせることで音を出し合って、お互いが不必要に近づかないようにしています。クワガタもカブトもそれぞれに交信の方法を持っていて、お互いの生活領域を侵さないようにしています。幼虫達は実にうまく空間をシェアして各々の蛹室を作ります。
ただし、クワガタの幼虫は住まいの朽木が手狭になるとやむなく共食いします。

(3)オスメスの幼虫の判別やっても今一つわかりずらくて、そのうち噛まれます。TAC-TABさんの簡単な見分け方ありますでしょうか。

簡単というより、普通の方法で、おなかの末節の様子でわかります。メスはツルンとしていて、オスは節目がハッキリしてややくぼんでいます。またオスは頭が大きくて獰猛な顔をしています。体重が60グラムを超えていれば九分九厘オスです。

>やはり軍手してますか?かまれるのが恐怖です。
素手ですが噛まれたことはありません。ヘラクレスの幼虫って噛みますかね?オスメス判別は、マットの表面に転がすと、やがて体を伸ばしておなかを見せてくれます。
コーカサスの幼虫は指に激しく噛み付きます。指をよけると自分のケツを噛み破ります。
コーカサスの場合は、まず割り箸に噛み付かせてから幼虫をつまみます。首のあたりをつまむと指をかまれることはないですが、そのかわりに自分のケツに噛み付きます。ヘラクレスにも応用できると思います。まず割り箸に噛み付かせてから幼虫をつかんでください。

(4)万が一マット交換の時に蛹が出てきたとき、どのような人工蛹室を作り管理していますか?やはりオアシスですか?

マット交換で蛹が出てきたことはありませんので、人工蛹室を使ったことはありません。
オアシスをくり抜いた人工蛹室が市販されていますが、結構高価ですね。

>TAC-TABさんのヘラはほとんど150越えなんでしょうね?羨ましい!自分なんて成虫にするのにいまだに失敗の連続です。

そんなことはありません。140は普通に出ますが、150はなかなか難しいです。
何代か累代飼育して、興味も薄れて見るのもめんどうくさくなったころに大きいのが出ます。
恥ずかしい話ですが、最初の頃は、観察過剰で、たくさんんの幼虫を死なせました。20頭くらい居た幼虫のうち、羽化したのはメス一頭というときもありました。ヘラクレスは卵から羽化まで2年かかるので、2系列の幼虫を飼っています。遇数年に活動する系統と、奇数年に活動する系統です。しかし、中には3年掛かって羽化するものもいます。
成虫は近所の子供たちにプレゼントしています。
飼育容器が大きくなり、高級マットを使うというだけで、日本のカブトムシと同じように飼っていれば自然に羽化してきます。
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この回答へのお礼

TAC-TABさん遅い時間に回答頂き本当に有難うございます。とても勉強になります。再度確認をさせてください。(1)そうすると、オオクワの場合はヘラクレスのように、オスメスの飼育瓶を隣り合わせにしていても、オスはメスの成長に影響されることなく小さい成虫になったりすることはないということでしょうか?(2)コバエの卵は加水することによって、2週間以上前かなり前の卵が羽化するということはありえず、産卵後の卵は2週間すると必ず一生を終えるということですね?(3)ガス抜きのため加水撹拌したマットを容器に詰め2週間ほど置く時も容器は密封するということですね、密封するとガスが出ていけない気もするのですが、2週間後に密封ビニールを撮ればその瞬間に上に溜まったガスが出るということでよろしいでしょうか?(4)マット交換で蛹を出したことないとはすごく不思議です。TAC-TABさんはどのようにして容器内の幼虫が蛹化し始めているのか分かるのですか?すごく不思議です。TAC-TABさんでさえ150は難しいということは、やっぱい奥が深いですね!でも140が平均とは凄い!自分の夢は160越えを1度でいいから見たいです。やはりキーは温度管理と思います。1年中エアコンにて温度管理すれば、密封による温度急上昇により死ぬこともないし、コバエも抑えられるのだと思いますTAC-TABさんの使用されているマットを試したいのですが、京都昆虫店のどのマットでしょうか?種類が複数あり特定できmせんでした。。何度も本当にすいません。

お礼日時:2012/11/29 09:56

>TAC-TABさんはヘラクレス飼育してますか?コバエ対策とか、飼育容器の大きさとか、お勧めマットとかうまく育てるノウハウを教えて頂けると嬉しいです。

ちなみに自分は自分の楽しみとして飼育している程度です。宜しくお願い致します。

色々ほめていただきありがとうございます。血液型はO型です。凝り性で、興味を持ったものには時間も金も惜しまずに深みにハマります。
ヘラクレスは大好きですから、もちろん飼育しています。今は成虫が1ペアと、来シーズンに羽化する幼虫30頭くらいいます。コバエはまったくいません。
コバエの除去は昔は大変でしたが、今は「コバエがいなくなるスプレー」や、「おたすけベープ」という、コバエに対する特効薬があり、これを飼育室にワンプッシュでスプレーするとコバエはまったくいなくなります。
コバエ増殖の対策ですが、飼育容器は完全密閉すること。コバエの出入りを一切遮断します。
私のところではすべて個室なので、コバエが伝染しないように気をつけています。飼育容器は、メスはコバエシャッターの小、オスはコバエシャッターの中が基本ですが、プラケース大や特大も大型VIP幼虫用に使っています。プラケースは、本体とフタの間に新聞紙を挟んでパッキンにして更にビニールでフタを覆って輪ゴムでとめます。空気の出入りは気にしなくても大丈夫です。そもそも幼虫は土中にいて、ほとんど酸素を摂取しません。
マット交換のときは、前述のコバエ用のスプレーを使って部屋の中のコバエを撲滅させ、次の日に交換します。スプレーの直後だと、幼虫にも効力を発揮する可能性もあるからです。
プラケース中でも、14ミリまでは羽化してきます。
無造作に飼っても12ミリくらいは普通に出てきます。
15ミリ超を狙うのなら、プラケース大以上が好ましいと思います。
プラケース中の場合は、対角線にうまく蛹室を作りますが、大型の場合は羽化不全率が高いです。
もちろん衣料ケースなどに多頭飼育でもOKですが、メスとオスの幼虫をいっしょに飼うと、メスに合わせてオスも蛹になるので、12センチくらいの小型のオスしか得られません。しかし、次世代の繁殖には、羽化ズレがなくて好都合です。
一方、個室飼育でメスとオスの飼育容器を離して置くと、オスはマイペースでエサを食べて大型になります。メスの羽化後6ヶ月くらいにずれるので、ペアにすることはできません。
個室飼育しても、オスとメスの容器が隣り合わせだと、オスはメスに合わせて蛹になります。
幼虫は頭から超音波を発して交信していると言われています。超音波のおかげで、多頭飼育でも他人の蛹室を壊さずに、うまくよけて自分の蛹室を作るというわけです。
室温は、本来は23度を保つのが好ましいのですが、冬場は飼育容器をタンスの上などの比較的暖かいところに置けば寒さで死ぬようなことはありません。
私も、東北の地震までは、24時間温度管理をしていましたが、それ以後は節電をいわれるので、成り行きで常温で飼っています。ヘラクレスに限らず、どの虫も案外平気です。
私の使うマットは、「オオクワ京都昆虫館」さんの無印のものです。10リットルで900円くらいですが、6袋まとめて買うと600円になります。封を切るとかなり発酵臭(ウンコ臭)がしますので、加水攪拌して、オンコのニオイが、池や川の生臭い水のニオイに変わったら幼虫を投入します。マットを扱うときも、コバエの進入には注意をはらい、一匹でも寄ってきたら作業中止です。

私はオオクワ京都さんのヘビーユーザーで、菌糸ビンを一番多く買うお客と言えば私のことです(笑)。多分個人なら京都で一番菌糸ビンを使っていると思います。

とりあえずは、上記のコバエ専用スプレーをドラッグストアで買ってきて早速使ってください。ただし、飼育容器は密閉されていないと、昆虫にも効果が現れます。
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この回答へのお礼

TAC-TABさんこんにちは、なるほどのご教授有難うございます。恐縮ながらさらに質問させてください?(1)容器を密封にてコバエから遮断した場合でも、もともと購入のマットに、コバエの幼虫や卵が必ず入っていてそれが羽化し容器内がすごい状態になります。そうするとマット交換する必要が出るし、この対策として購入したマットを夏とかに外に出し、高温にして全ての卵を死滅させ使っています。こうすると、マットからのコバエ発生はほぼなくなりましたが、TAC-TABさんの見解からすると無菌状態だからマット自体は腐ってなくても栄養がないマットで生態が大きくならないということになってしまうのでしょうか?自分も以前ビニールで容器密封したことがあります。容器内はやはり既存の卵が羽化しすごい状態になりました。それでマット全交換の繰り返しでもう無理!とかマットのガス抜きが甘かったみたいで、マット高温、幼虫酸欠とか、夏場容器内が高温になり幼虫全滅とかもう無理!って感じになりました。ああすればこうなるし本当難しい。加水撹拌したマットを外に広げてガス抜きすると、カラカラになりまた加水してガス抜きして、ハエは卵産むし、もう限界!(2)幼虫はお互い雌雄確認をしているということになると、オオクワでも菌糸瓶を一緒にすると小さいオスになるのでしょうか?(3)オスメスの幼虫の判別やっても今一つわかりずらくて、そのうち噛まれます。TAC-TABさんの簡単な見分け方ありますでしょうか。やはり軍手してますか?かまれるのが恐怖です。(4)万が一マット交換の時に蛹が出てきたとき、どのような人雇用質を作り管理していますか?やはりオアシスですか?PS.TAC-TABさんのヘラはほとんど150越えなんでしょうね?羨ましい!自分なんて成虫にするのにいまだに失敗の連続です。ご多忙でしょうから都合のいい時に教えてください。宜しくお願い致します。

お礼日時:2012/11/28 10:43

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