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最近古典文学に興味が出てきました。
源氏物語とか古事記とかそのへんです。
図書館に行ってみましたが、本も分厚く、言葉もわかりにくくてイマイチ読みにくくて。
で、現代語(できれば口語)的な翻訳をした、古典初心者でも読みやすいものは、どこからか出ていないでしょうか。

A 回答 (7件)

こんにちは。


源氏物語や古事記は田辺聖子さんの現代語訳が発売されています。
田辺聖子の古事記 集英社文庫
新源氏物語(3巻)新潮文庫
読みやすいので入門編には丁度良いのでは?
変わり種としては、
まろ、ん?―大掴源氏物語 小泉 吉宏 著
というマンガもあります。当時の風習についての簡単な解説もあって面白く読めますよ。
それでは。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handl …
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この回答へのお礼

文庫ですと、持ち歩いてちょっとずつ読むのにいいですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 09:52

すみません、きっとこの回答は長くなります……



本題の前に注:
「日本の古典を読みやすく」という観点で本を捜した場合、
→より学問的なもの(学者による訳と解説)
→より小説的なもの(小説家による訳)
二つに分かれ、前者と後者は別の物だと思います。
前者はよく知りません(^_^;)。お求めになっているのは後者でよろしいですか?よろしくなくても主に後者についてしか回答できませんが……

わたしは古典に関しては「田辺聖子さんに育ててもらった」(←言いすぎ?(^o^))人間ですので、軒並み田辺さんで攻めます。

源氏物語→「新源氏物語上中下」+「霧深き宇治の恋上下」(新潮文庫)

今昔物語→「田辺聖子の今昔物語」(角川文庫)

「竹取物語・伊勢物語」(集英社文庫)

以上三点は原文を生かしたつくりになっていると思います。

枕草子→「むかし・あけぼの上下」(角川文庫)

落窪物語→「舞え舞え蝸牛」(文春文庫)

以上二点はかなり”小説”です。「舞え舞え蝸牛」なんかすごく面白いと思うので、ぜひお薦めしたいところなんですけどね。

それから田辺さんが書いた「古川柳」についてのエッセイも面白いです。
「古川柳おちぼひろい」(講談社文庫)
「武玉川・とくとく清水」(岩波新書)

そして、ふっふっふ、いいことを教えてあげましょう。(←すっごく偉そう(^_^;))
田辺聖子さんは新潮文庫から「文車日記」という本を出していますが、この本は古典のきっかけに、とてもいいですよ!
内容は「彼女が愛する古典」についての短いエッセイです。数えた限りでは67編、かぶる作品もありますが、
「ようまあこんなに並べたな~」といいたくなるくらい
好きなものを集めた本です。
文章から彼女の愛がよくわかって……わたしは何度読み返したかわかりません。文もきれいです。いい本です。お薦めです。(わかったっちゅうねん(^_^;))
似たような内容の本を、田辺さんは他にも何冊も出しておられますが(「花はらはら人ちりぢり」角川文庫、「古典の森へ」集英社文庫など)、「文車日記」に詰まった愛には及びません。

さて方向を変えまして、今度は学者系統で、けっこう読みやすいよというもの。

「更級日記上下」(講談社学術文庫)
「とりかへばや 中世王朝物語全集12」(笠間書院)
「堤中納言物語全訳注」(講談社学術文庫)

いや、実はわたしも半年くらい前に「そういえば古典好きのような顔しているけど、実はあんまり読んでないなあ」ということに気付き、この辺りを読んでみたのです。この三つは面白かったのでお薦めです。ちなみに図書館で借りました。

ここまで長々と語って来て、何を今更という感もありますが、わたしが「源氏物語」で一番愛着があるのは、実は田辺訳ではなくて与謝野訳なのです。
与謝野訳こそ、わたしを源氏物語にハマらせてくれた本ですから。

やー、やっぱり長くなってしまいました(^_^;)。
こんな回答を読むのも大変だと思いますが、カンベンしてください。
では良い古典体験を。
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この回答へのお礼

学問ではなく、エンターティメントを読みたいので、堅苦しい訳は却下です。^^
瀬戸内寂聴さん、田辺聖子さんは、何度も名前が出ていますね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 10:04

角川文庫のビギナーズクラシックというシリーズが、


安くて、いろいろ出ていていいのではないかと思います。

「源氏物語」「古事記」「蜻蛉日記」
「竹取物語」「徒然草」など・・・。

ルビの付いた本文と、口語訳が並んで出ているので、大変わかりやすいです。
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この回答へのお礼

そういうシリーズがあるのですか。安いならそれのほうがいいです^^;
いろいろ揃っていそうですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 10:00

源氏物語なら、一番のオススメは瀬戸内寂聴さんの訳でしょう!



とっても読みやすいです。
一度図書館で探してみてください。
寂聴さんのものならきっとあると思うのですが…。

今はお寺の尼さんをされていますが、その講話もとてもわかりやすくて大人気なのだそうです。
そんな方が訳した本ですから、初心者なんて関係なく楽しめると思いますよ。

参考URL:http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=30877526
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この回答へのお礼

瀬戸内寂聴さんは、お名前は存じていますが、著書は読んだことないのです。
試してみます。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 09:59

こんにちは。


橋本治による「桃尻語訳 枕草子」をお勧めします。
河出書房新社から、文庫版が3巻組で出ています。
参考URLのとおり、かなりブッ飛んだ訳ですが、本文以外にもわかりやすい解説文があり、なぜこんな訳にしたのかの説明もあります。
ご参考になれば幸いです。

参考URL:http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=28382263
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この回答へのお礼

現代語というより、「イマ風」ってことですね。
これはこれでおもしろそうです。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 09:57

 源氏物語なら、まんがの「あさきゆめみし」がいいと思います。

かつての受験生のバイブルでしたし。
 まんがで描かれているだけでなく、短歌の解説などもかかれています。
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この回答へのお礼

「あさきゆめみし」は名前は聞いたことはありますが、「受験生のバイブル」ですか!
わかりやすいといえば、マンガが一番ですしね。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 09:55

おはようございます!



源氏物語ならば、最近のものだと田辺聖子女史や林真理子女史、瀬戸内 寂聴尼が訳をつけてますよ。それだと読みこなしやすいかもしれませんね。そこからワン・ステップ上がって中級編になると、与謝野晶子・谷崎潤一郎訳などに読み進んでも良いかもしれませんね。
それぞれの心の機微を、それぞれの観点から訳してあるから、大まかな流れは同じでも、全く別のお話として楽しめます。

古事記でしたら、オススメは
板坂 寿一著の「やさしく読み解くはじめての古事記―平易な現代語訳で読み進む神と人の壮大な物語」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4537023 …
でしょうか。祖父が神職なので、古事記やそう言った神代に関する書籍は目にすることが多いですが、これは初心者の方でも非常に読みやすいと思いますよ。こう言う類は話の内容を端折ることが多いですけど、全体的にまとめた造りになっているので、古事記の全体像が掴み易いと思います。

私個人としては、出来れば「和泉式部日記」を是非ご一読いただきたいですね。平安版与謝野晶子のような激しい恋情を綴った日記ですが、彼女の生き様には女としてちょっとだけ、羨ましい気もします(苦笑)

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

「和泉式部日記」ですか。
まずはメジャーどころから始めてみますが、楽しみです。
ありがとうございます。

お礼日時:2004/02/18 09:54

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