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・見るだけで食欲をそそる 様子を書いた俳句
・料理 に関して書かれた俳句

など、食に関して書かれた俳句をご存知でしたら、教えてください。

又は、著名人による名言でも構いません。

宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

「美しき 緑走れり 夏料理」 


「ままごとの 飯もおさいも 土筆かな」
星野立子

なんかいかがでしょう。
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なにげない日常の暮らしを切り取ったような表現の中に、食欲をそそる食べ物の旨さや食事の暖かさ・楽しさが感じられる昔の句をいくつか挙げます。



醤油もて目ざしぬらすや燠の上 (松永重頼)

飯あふぐかゝ(嬶)が馳走や夕涼み (松尾芭蕉)

鎌倉を生きて出でけむ初鰹    (松尾芭蕉)

三椀の雑煮かゆるや長者ぶり(与謝蕪村)

薬喰隣の亭主箸持参   (与謝蕪村)

河豚好む家や猫までふくと汁   (高井几董)

納豆汁必くるゝ隣あり     (高井几董)

なお最初の句の「燠」(おき)の字は、手元にあった岩波書店の日本古典文学体系の「近世俳句俳文集」では、「火偏+唐」(糖の字の米が火)になっていました。諸橋の大漢和辞典には「埋み火」の意味がある字として掲載されていましたが、私のパソコンでは出せませんでした。
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まあご存知と思いますが



湯豆腐やいのちのはてのうすあかり        久保田万太郎

これがベストワンでしょうか


              尾崎放哉
めしたべにおりるわが足音
かたい梨子をかじつて議論してゐる
漬物桶に塩ふれと母は産んだか
蜜柑を焼いて喰ふ小供と二人で居る
両手をいれものにして木の実をもらふ     (たぶんままごとだと思います)
ふところの焼芋のあたたかさである
底がぬけた柄杓で水を呑まうとした
雀がさわぐお堂で朝の粥腹をへらして居る
節分の豆をだまつてたべて居る
夕飯たべてなほ陽をめぐまれてゐる

             山頭火
しみじみ食べる飯ばかりの飯である
ここまでを来し水飲んで去る 
藪から鍋へ筍いっぽん
飲みたい水が音たててゐた
飯のうまさが青い青い空 

柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺          正岡子規


                東京オリンピック、マラソン銅メダリスト円谷幸吉の遺書
父上様母上様 三日とろろ美味しうございました。干し柿 もちも美味しうございました。
敏雄兄姉上様 おすし美味しうございました。
勝美兄姉上様 ブドウ酒 リンゴ美味しうございました。
巌兄姉上様 しそめし 南ばんづけ美味しうございました。
喜久造兄姉上様 ブドウ液 養命酒美味しうございました。又いつも洗濯ありがとうございました。
幸造兄姉上様 往復車に便乗さして戴き有難とうございました。モンゴいか美味しうございました。
正男兄姉上様お気を煩わして大変申し訳ありませんでした。
幸雄君、秀雄君、幹雄君、敏子ちゃん、ひで子ちゃん、
良介君、敬久君、みよ子ちゃん、ゆき江ちゃん、
光江ちゃん、彰君、芳幸君、恵子ちゃん、
幸栄君、裕ちゃん、キーちゃん、正嗣君、
立派な人になってください。
父上様母上様 幸吉は、もうすっかり疲れ切ってしまって走れません。
何卒 お許し下さい。
気が休まる事なく御苦労、御心配をお掛け致し申し訳ありません。
幸吉は父母上様の側で暮しとうございました。
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shirokuma_pinoさん、こんにちは。



有名俳人ではないかもしれませんが…

「起き出でて 宵の鮓(すし) 食う男かな」 坂本四方太(しほうた)
「雑煮ぞと 引き起こされし 旅寝かな」 斎部路通(いんべ ろつう)

ちょっと違いますが、
「押し鮓に 借らばや汝(なれ)が 石頭」 谷 活東(かっとう)

俳句ではありませんが、
「酒は来る 肴(さかな)は何か 萵苣(ちしゃ)の葉
  萵苣の葉を 酢和(すわ)にあへては 御肴」   『田植草紙』から
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