アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

下図のように傾いた閲覧台に、3冊の等しい本が2[cm],2[cm],a[cm]ずつずらして載せてある。台の傾きは、tanθ=3/4で、各本の長さは20[cm],厚さは4[cm],重さは0.5[kg重]である。本が転倒するaの値の範囲を示せ。

(解答)
図のように座標軸Ox,Oyをとると、3冊の本の重心は、xG=(20-a)/3,yG=6となる。「本が転倒するためには、共通の重心が、O点を通る鉛直線より左側にあればよい。よって、xG/yG=(20-a)/18<tanθ=3/4」

「~」の説明が分かりません。 「共通の重心」が何を示すのか、なぜ上記のような計算式になるのか、教えてください。

※添付画像が削除されました。

A 回答 (1件)

1番上の本は2番目の本が転倒しない限り転倒しません。

1番目の本の重心位置が2番目の本の上にあるからです(静止摩擦係数は十分に大きいというのはこの問題の前提)。

1番目と2番目の本の全体は,3番目の本が転倒しない限り転倒しません。2冊全体の重心が3番目の本の上にあるからですね?

同様に3冊の本の全体は,その重心がO点を通る鉛直線の右にあるときには転倒しません。重力のモーメントが右回りだからです。3冊が転倒するということは,重力のモーメントが左回りになり,斜面のささえが効かなくなるということです。

>なぜ上記のような計算式になるのか、

1番上の本の重心
x1 = -4-a+10 = 6-a
2番目の本の重心
x2 = -4+10 = 6
3番目の本の重心
x3 = -2+10 = 8
全体の重心は1冊の質量をmとして
xG = (mx1 + mx2 + mx3)/(m + m + m)
= (x1 + x2 + x3)/3
= (20 - a)/3

yG = 6 は自明でしょう。

>xG/yG=(20-a)/18<tanθ=3/4」

全体の重心がO点を通る鉛直線上にあるときを考えて下さい。そのとき,
xG/yG = tanθ
となることが読み取れれば,
xG/yG < tanθ

「重心が、O点を通る鉛直線より左側」
にある場合を式で表現したものであることがおわかりでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/12/04 22:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!