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昔、大学の授業で「終結恐怖」という単語が出てきました。

読んで字のごとく、「終わってしまうことへの恐れ」であり、
同時に「連続することの希望」のような感情・思想と関連があった、ような気がします。


しかし、今一度「終結恐怖」という言葉について学びなおしたいです。

どんな意味なのか、誰が唱えた言葉なのか、研究論文などはあるのか、知りたいです。

Googleなどで単純に検索しても、有益な情報は得られませんでした。
卒業した大学の司書にレファレンスを頼むのも考えましたが、
仕事上あまり時間が取れないので、
専門家の方や現在学生の方、識者のご意見が欲しいです。


ちなみに大学ではフランス文学を専攻しており、
その授業もフランス系の何かの授業だった気がするので、
フランスの偉人が唱えた言葉かもしれません。

なお、この言葉に対する個人的な意見ではなく、明確な回答を要望しますm(_ _)m
よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

終末恐怖の記憶違いではないのでしょうか?


もしそうであれば、キリスト教の終末論にもとづく心象を指します。おそらく、ルネサンスの意義におけるそれを教わったのではないかと思います。仏文で触れる機会といえば、ルネサンスか19世紀末ではないでしょうか。
キリスト教の終末論には、予言契約の成就や、歴史の成就(民族が長く繁栄し死後も救われる)、個人の生の成就といったさまざまな解釈が存在します。
終末恐怖が文化や芸術における表象に爆発的に表出するポイントに、次のことが挙げられます。
過去を発掘検証することにより現在時や民族を時間的にも空間的にも相対化する機会を得て、過度に自省的に自己中心化し、
歴史認識のなかで主体性が浮き上がってくるため、時は満ちたというムードが蔓延すること。
それから、ペストやスペイン風邪の流行など大量の死が身近になっていること。

終末論をテーマにしたものではありませんが、下地として十分に備えているので一応挙げますと、近年の論文では京大の博士請求論文でサントリー学芸賞を取った「ルネサンスの図像における奇跡・分身・予言」が面白かったです。

"終結"でよろしいのでしたらごめんなさい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「終末恐怖」ですか。
ん~。
確かに記憶違いのような気もしなくもないですね。

とはいえ、終末論にも興味がわきました。

>時は満ちたというムードが蔓延すること。
そんなイメージなんですね。
ふむふむ。

勉強になります。

教えてくださった論文も機会があれば読んでみます。

お礼日時:2012/12/25 16:37

教父たちの哲学を教父哲学と言います。

ギリシャ哲学でキリスト教思想を説明してます。
この教父たちが集まった状態を 集結教父 と言います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

・・・ソレ、ほんとですか^^;?
(ググっても出てこなかったので)

一応参考にしときます。

お礼日時:2012/12/21 11:48

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